〜「丸中だより」
六月号![]() |
校外学習を終えて 五月雨に続き、梅雨でうっとうしい雨が毎日が続いていますが、校庭には淡いブルーの紫陽花やドクダミの白い花が美しく咲いています。自然の神様はどんな季節にも、すばらしいプレゼントを下さるものだと、雨に濡れて生き生きと咲く草花を眺めながら通勤している六月の朝です。 さて、五月の第四週に同時展開で行われた校外学習は、どの学年も事故もなく無事終了することができました。多くの生徒の命を預かっていく校外行事は、先生方にとって生徒たち全員を無事に連れて帰ってくるまで、緊張の連続です。特に今年は直前に鶴見工業高校の沖縄修学旅行での死亡事故があったばかりだったので、「引率の責任」というものの重さをあらためて痛感させられた校外学習となりました。校外学習は生徒たちにとって大きな楽しみで、どうしてもハイな気分、興奮状態になりがち。はしゃぎすぎたり、気が大きくなったりして事故につながることも多いのですが、ご家庭でもしっかりした事前指導をいただいたお陰で、さまざまな成果を持って無事終了することができました。ご家庭のご協力に心から感謝申し上げます。 一年生、海の公園への遠足。班でウォークラリーをしながら現地集合、道に迷ったり、ポイントで出される問題を協力して解いたり、また砂浜では環境学習の実践としてゴミ拾い・・・。初めはきれいなように見えた砂浜が、実は花火など多くのゴミがあることを発見、あらためて美しい環境を守るには、一人ひとりの意識と責任ある行動が大切なことを学びました。入学してまだ十分ではなかった友人関係が、ぐっと深まった事はいうまでもありません。 二年生、西湖根場村への自然教室。普段経験することのない樹海の中での「ナイト ソロ」(一人ひとりがお互い見えない程度に離れた場所で、しばらく森の暗闇を体験する)や、巣から出て夜間行動する姫ネズミを観察するなど、日頃の都会生活ではできない貴重な自然体験をしました。自然の大きさ、そこに生きるさまざまな動植物にふれあえた感動を、ぜひ、将来にわたり自然を守っていこうとする気持ちにつなげていって欲しいと思います。 三年生、奈良京都への修学旅行。世界遺産の数々を目の当たりにして、日本の歴史や文化を肌で感じることができました。生徒たちは東大寺の大仏殿を前に「すげぇー」「でかい!」と圧倒されたり、金閣寺の美しさに言葉を失ったりしていました。「本物」を見て感じるこの素朴な驚き、感動が、きっとこれから自分の国の歴史や文化に対する興味関心、愛情や誇りに育っていくことでしょう。 さまざまな学びを手にして帰校した生徒たちですが、もちろんいいことだけでなく、いくつかの課題も残りました。これらについては今後の学校生活の中で、引き続き指導していきたいと思います。 前期中間テストも終わり、今週末には体育大会です。小学校の体育祭と違ってほとんど練習なしのスポーツデーで、練習を積み上げた演技などをお見せすることはできませんが、全力を尽くして走ったり、クラスの仲間と力を合わせて学年種目に取り組む姿を見ていただきたいと思っています。初めての土曜開催、天気に恵まれ、子どもたちの成長を確認できる一日になりますように・・・。
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