〜「丸中だより」

七月号

 夏休みを 豊かな時間に
       〜「早寝・早起き・朝ごはん」のススメ
  六月二十四日の体育大会には多くの地域、保護者の方にご来校いただき、生徒たちの活動を応援していただきましたことを心からお礼申し上げます。日頃は忙しいお父さん方の姿も多く見られ、有意義な一日になりました。
 初めての土曜開催ということで不審者の問題や他校生とのトラブルなど、いろいろ心配をしましたが、地域の青少年指導員の方々やサッカー部親父の会のみな様が正門付近や場内をパトロールしてくださり、お陰で職員も係りの仕事に集中でき、生徒たちも落ち着いて競技に取り組むことができました。またもう一つの心配であった熱中症対策は、PTAのお母さん方が冷たい麦茶を大きなクーラーボックスに一杯用意してくださり、生徒たちはいつでも必要な時に水分を取ることができたので、これも誰一人倒れることもなく大会を終えることができました。生徒たちもそれぞれがベストを尽くして取り組み、競技に、応援に、気持ちの良い姿をたくさん見せてくれました。生徒たちはクラスの成績に関係なく、達成感や満足感を感じることができたようです。たくさんのご協力、本当にありがとうございました。
 さて、前期の前半も無事終わり、いよいよ長い夏休みに入ります。大人にとってはうらやましい夏休みですが、子どもたちも日頃の忙しい生活から解放されてほっとできる反面、生活のりズムがこわれやすい日々でもあり、過ごし方によっては八月末からの後半の学校生活に不適応を起こす心配もあります。
 社会の大きな変化とともに子どもたちを取り巻く環境も大きく変わり、コンビニ、レンタルビデオ店、スーパー、ファミレスなどいつまでも過ごせる場所が増えたり、パソコンやケータイは時間を問わず使えるので、ゲームやメール交換など中学生もよほど意識して自分でストップをかけないと簡単に「深夜族」になってしまう危険があります。さらに、インターネットやメールは、使い方によっては犯罪に巻き込まれる危険とも隣り合わせであり、保護者のみな様にはこれらのことを十分に意識して、使う上での約束事などについて子どもと話し合ってほしいと思います。
 「早寝・早起き・朝ごはん」最近よく聞く言葉です。成長ホルモンは就寝中に出ることはよく知られていますが、夜更かしすることでこれが阻害され、また朝早く起きられないことから食欲も起きずハ従って動くエネルギーがない、朝からボーっとしている、物事に取り組む意欲がわいてこない・・・反対に「早寝・早起き・朝ごはん」がきちんとできている子は何事にも積極的に取り組んだり、学習成 績も高いということがいろんな調査からわかってきて、盛んにいわれるようになりました。
 小さな子どもだけでなく中学生も同じです。テレビ視聴やゲームやメールのやりとりなどを夜中に行うことで必一然的に朝は起きられず、朝ごはんも食べられない、勉強もする気が起きない・・・そんな日々が続くと夏休みが終わっても学校生活に戻れない状態になることは容易に想像できます。「早寝・早起き・朝ごはん」が実行できるよう、ご家庭でもぜひご協力いただきたいと願っています。
 生徒のみなさん、部活、読書、旅行、自然にふれること、自由研究、地域のお祭りへの参加、家族や親戚との団らん、友達との時間・・・などなど、ぜひ夏休みでなければできない豊かな時間を過ごし、元気な笑顔で学校に戻ってきてください。
(学校長 谷 紀代)