部活やボランティア
を通して学ぶこと
鈴虫の声やキンモクセイの香りに秋を感じるころとなりました。今年の夏休みは子どもたちをめぐる事件事故が多発し、心配することの多い毎日でしたが、本校の生徒たちは何事もなく、元気に前期後半のスタートを切ることができました。
夏休み中、生徒たちは補習に、部活動に、地域でのボランティアに、よく頑張りました。部活動では、男子バレー部、野球部、サッカー部、水泳クラブが県大会出場を果たす快挙を成し遂げ、その他の部も市大会や地区大会など暑い中、それぞれが最善を尽くして取り組む姿を見せてくれました。休まず練習に参加する、仲間と力を合わせて取り組む、力を出し切った感動や思うようにいかない悔しさを味わう・・・結果だけでなく、これらの「過程」にこそ多くの学びがあり、成長の大きな機会になっていることを、生徒たちの姿を見ながら改めて感じたことでした。
また丸山台自治会の夏祭りでは、ボランティアの生徒たちが大活躍。先生方も一緒に汗を流しました。活動内容は別ページに詳しく報告されていますが、今年は生徒会が出店にも参加し、ヨーヨーで幼い子どもたちに喜んでもらった上、六千七百三十一円の利益をあげ、ユニセフに寄付するという社会貢献にもつなげることができました。何より、幼い子どもたちに優しく声をかけたり、生き生きと働く生徒たちの姿が印象的でした。
九月に入り、丸山台地区敬老会でも吹奏楽部による演奏をはじめ、ボランティアの生徒たちが活躍、地域のみなさまに大変喜んでいただくことができました。
このように、生徒たちがボランティア活動を通して他者の役に立つ経験をすることは、自分に自信を持ったり、生き方について自分の視野を広げていく貴重な機会になることと思います。中には進路に有利になるからという動機でボランティアに参加した人もいるかもしれませんが、動機がどうあれ、誰かの役に立つことができたという体験、「ありがとう」と言われた経験は、きっと損得を越えた深い心の喜びや、自分の生き方について考える機会を与えてくれたにちがいありません。
神戸の震災直後、自分たちも被災しながら学校に押し寄せた人々のために思いつく限りのボランティア活動を行って、みんなに大きな勇気と生きる希望を与えた中学生たちの話を、当時の校長先生だった方から聞く機会がありました。誰より熱心に取り組んだ学校一のやんちゃ少年は、社会人になった今も、仕事をしながら全国各地に飛んでボランティア活動を続けているそうです。まさにボランティア活動が彼の生き方に大きな影響を与えたのだと、深い感銘を受けました。
丸中の生徒会では、年間を通してさまざまなボランティア活動を行っています。ぜひ多くの生徒が参加して、誰かの、何かの役に立てる喜びを体験して欲しいと願っています。
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