〜「丸中だより」

十二月号

今年の生徒会活動をふり返って
 
 今年も残り少なくなりました。学校では十二日、新しい生徒会の役員を決める選挙があり、それに先だって立ち会い演説会が行われました。どの候補者のスピーチも、丸中をもっとすばらしい学校にしたい、楽しい学校にしたいという思いが伝わって来る熱のこもったもので、友人たちの応援演説もしっかりとして、これなら来年もきっとすばらしい生徒会の活動ができるだろうと大変頼もしく、またうれしく思いました。
「あの学校はいい」と言われる時、それは建物の立派さではなく、教職員や生徒というそこに属する人たちががんばっている、よくやっているということをさしています。そういう意味で今年の丸山台中学校は結構「いい」と言えるのではないでしょうか。たとえばこの生徒会の活動です。今年評価できることは、まず本部役員がいろんなアイデアを出して、それをすぐ実行に移してくれたこと、またその本部からの呼びかけに多くの生徒が応えてすばらしい活動ができたことです。
 まず一番にあげられるのは「あい3Day」の活動でしょう。挨拶ができる丸中生になろうと、週の三日間、生徒会本部役員とボランティアの生徒たちが朝正門に立ち、元気な声であいさつをするという挨拶強化の取り組みで、おかげで自分から挨拶してくれる生徒が増え、うれしい限りです。
 また「アンファーくんの日」(古新聞を集めてお金に換え、タイのダルニー奨学金に送る活動。このお金で学校へ行けるようになったアンファー君の名前をとってこの活動名にしているものです。)の活動では、どれだけの新聞が集まったか、生徒朝会で大きな数字板にしてみんなに見せてくれ、自分たちの活動に実感が持てるようにしてくれました。 さらにジャワ島の大地震があった時には、すぐに本部で校内募金を立ち上げ、二万円を超す募金を集めることができたし、お祭りの時にはヨーヨーの店を出店して、その利益をユニセフに寄付することも実現しました。生徒会本部のたくさんのアイデアと行動力が、みなさんの活動をこれらの国際貢献につなげてくれたのです。
 一方地域ボランティアでは、夏祭りの準備や後かたづけなどの労働ボランティアが光りました。小雨でお祭りがやれるかどうかわからない中で、「雨に濡れながらも丸中の生徒たちがとても良くやってくれた・・・」と地域の方からお礼のことばをいただきました。この他九月の敬老会、初めて生徒たちが参加した地域防災訓練、十一月からの安美委員会による清掃ボランティア(学校の周りの落ち葉掃き)、さらに子どもフォーラムで提案したウォールアートの完成・・・と生徒会の呼びかけで多くのボランティア活動を実施し、地域の方に喜んでいただくことができました。すごいね、丸中生!
 さてこれから始まる冬休み、大掃除や年末の買い物など、若い君たちの力を必要とする仕事がたくさん待っています。いつもは「してもらう」ことの多い家族に、君たちにできるボランティアでお返ししましょう。三年生はいよいよ入試に向けて「天王山」(勝敗を決する分かれ道)ですが「やれるだけのことはやった」と思えるようがんばって下さい。それがきっと君たちの道を拓いてくれます。一年で一番犯罪が多い年末年始ですが安全に、そして家族とともに楽しい、充実した冬休みを過ごして下さい。

(学校長 谷 紀代)