〜「丸中だより」

七月号

  安全に、充実した夏休みを
                 校長  谷  紀代

前期の前半も今日で終り、いよいよ長い夏休みに入ります。個人面談での話し合いでわかった自分の学習課題、生活の課題をしっかり受け止め、夏休みを利用して克服できるよう努力して欲しいと思います。部活や補習、宿題、塾の夏期講習など、計画は色々あると思いますが、ただ「あるから行く、やる」という主体性のない取り組みでは、ほとんど効果を上げることはできないでしょう。大切なことはなぜそれが必要なのか自分で考え、意識して取り組むということです。そうして初めて部活でも、学習でも、やったことが自分の力になっていくのです。
 先日部活の応援に他校へ行きましたが、正門を入ると渡り廊下の窓から、「昨日の自分を超える」と大書された言葉が目に飛び込んできました。「昨日の自分を超える」という言葉には、生徒たちに「よりよい自分をめざして日々努力して欲しい、成長していって欲しい」という先生方の願い、励まし、熱い思いが伝わってくるようで、心打たれました。毎朝登校してこの言葉を目にするたびに生徒たちはきっと、「今日もまた、昨日より一歩前進した自分になろう」という思いを新たにすることでしょう。みなさんも夏休みを機会に、ぜひ「昨日の自分を超える」にトライしてみませんか。
さて、夏休みはまたみなさんを学校から解放し、たくさんの自由に過ごせる時間を与えてくれるすばらしい人生の贈り物でもあります。自分の興味のあることをさらに深めたり、日頃忙しくできないことに挑戦したり、学習の苦手なところをじっくりとやり直したりなど、自分次第でいくらでも有意義な時間にできると同時に、好奇心に流され、誤った自由の使い方をすると、思わぬ大きな危険に巻き込まれる可能性もあります。
 先日行われた学校・警察連絡協議会でも港南警察署の方から、「喫煙、飲酒(これは薬物への入り口になることが多い)また最近ケータイによって事件に巻き込まれる中学生が増えているので、十分注意するように」との話がありました。保護者のみなさまにはあらためて、子どもにケータイを持たせる上での注意や、約束事を確認していただきたいと思います。特にインターネットにつながったケータイは知らない不特定多数の人とも簡単につながってしまう(ここがインターネットのすばらしいところでもあり、また怖いところです。)ので、好奇心の先に大きな危険が待ちかまえていることをしっかり認識して、賢くケータイを利用して欲しいと思います。
 交通事故、水の事故、その他安全に十分気をつけ、親子の豊かなふれあいと充実した取り組みのある夏休みを過ごしてください。

(学校長 谷 紀代)