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充実した夏休みを終えて
部活動と、生徒会地域ボランティアの活躍
校長 谷 紀代
暑さ寒さも彼岸まで・・・という言葉はどこへやら、猛暑の続いている九月です。地域、保護者の皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。あまりの暑さに、他都市では部活動中の中学生が、熱中症で死亡するなどの事件があったので心配しましたが、丸中の生徒たちは大変元気にこの夏を乗り切り、またにぎやかな学校生活が始まりました。
さて、夏休み中は、各学年で補習授業が行われたり、部活動の集中練習や各種の大会、コンクールなどが行われました。この結果、サッカー部と男子バレー部また水泳部個人が県大会へ出場(横浜市では145校も中学校があるので、県大会まで勝ち進むのは大変なことなのです。快挙!)、吹奏楽部が横浜地区大会で金賞を受賞しました。この他の部も、区大会、市大会で精一杯の活躍を見せてくれました。あの猛暑の中、グランドでも体育館でも汗をしたたらせながらがんばっている生徒たちを見て、このがんばりによって得られるものの大きさをしみじみ思いました。
最近は欲しいものがあれば24時間、いつでもコンビニで手に入れることができ、各家庭でもクーラーがあって快適に過ごすことができたり、知らず知らずのうちに我慢をする力や、努力して何かを手に入れるという力が衰えているように思います。そんな中でこの暑い中、部活や勉強をがんばった人は、技術や学力が向上しただけでなく、集中力や粘り、力を合わせて成し遂げた達成感、深まった友情など、すばらしい宝を得ることができたのだと思います。
一方、生徒会のボランティア活動も丸山台自治会夏祭りで大活躍をしました。
ボランティアに参加した生徒数のべ二百人、出店したヨーヨーの店ではたくさんの小さなお客様を迎え、五万五千百円の収益金を中越沖地震の救援募金に神奈川新聞社を通して寄付することができました。初めて出店した昨年度は手際が悪く、いろいろ失敗もありましたが、今年は昨年の反省が生かされ、ヨーヨーの準備や小さな子どもたちとの対応も実にスムースで、ほとんど先生たちの手を借りずに生徒たちの力でうまくやりとげることができました。「経験」というものがいかに大切か、自信に満ちた表情で活動している生徒たちを見て、大変うれしく、また頼もしく感じたことでした。その他にもあの暑さの中、生徒たちだけでなく先生方も大勢参加してテントを立てたり、提灯を下げたりの準備や後かたづけ、子ども御輿の付き添い、櫓の上で盆踊りを盛り上げる浴衣姿の盆踊り隊、飲食したゴミの分別を呼びかけて会場を回る安美委員会の活躍など、お祭り全般に関わってお手伝いをすることができました。後日、自治会長の平山さんから「丸中は、地域にとってなくてはならない存在です。」というおほめの言葉をいただき、本当にうれしく思いました。
自分たちが地域の役に立ったという事実は生徒たち一人ひとりの自信になり、さらに意欲的に次の活動に関わっていこうとする力を生み出していきます。先日行われた敬老会でも二十名の生徒がボランティアで準備や後かたづけに精を出し、吹奏楽部の演奏でお年寄りの皆様に楽しんでいただくことができました。
まだ一度もボランティアに参加したことのない生徒のみなさん、二九日に行われる子どもフォーラムのゴミ拾い大会に参加してみませんか?
先日の柔道世界選手権大会で、「ヤワラちゃん」こと谷亮子選手が見事な金メダルをとりました。連覇のプレッシャーや子育て中で練習時間の少なさなどのハンディを見事克服しての勝利は、見事としかいいようがありません。自分を甘えかさず、どんな状況になってもあきらめず、目標をしっかり見据えながら集中して取り組むさまに心からの感動を覚えました。彼女の、周りへの感謝やママであることに誇りや喜びを持っているところもステキです。努力をしたからといって、全てが成功するとは限りません。しかし努力をしないでチャンピオンになった人もまたいないのです。
教科の学習、さまざまな行事や特別活動、清掃、学校生活の全ては生徒たちの夢を実現していくためにあります。いろいろな学習や体験を通して自分の個性や適性を知り、将来の夢、仕事や生き方を発見していくのです。授業も行事もボランティアや掃除も面倒くさいからやりたくない、そういって逃げてしまえば何も身につけることができないし、自己発見の大切なチャンスを逃してしまうことになってしまう・・・こんなにもったいないことはありません。「やる気・根気・元気」丸中の3本の木(気)を自分の中にしっかりと育てましょう。その機会は日々丸中の生活の中にあふれています。自分から一歩足を踏み出していろんなことに挑戦してみませんか? 前期の終りが近づいています。ふりかえりをしっかり行い、新たな気持ちで後期のスタートを切りましょう。
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