平成19年12月20日
 中川西中学校だより    12月号
 横浜市立中川西中学校
                http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/jhs/nakagawanishi/index.htm
  「立冬から年の瀬を迎えて」     校長  新倉 栄
 
 暦の上では霜月から師走へと月日が過ぎてゆき、早いもので今年も残り1ヶ月となりました。テレビCMからクリスマス関連の曲が流れ、街はイルミネーションで光り輝き、そろそろベートーベンの第九交響曲が聞こえてくる時期になりました。東京では先月18日に木枯らし1号が吹いてから、急に街の風景も冬の装いに変わり、毎年のことですが師走の声を聞くと何となくせかされるような、また、今年は何かやり残したことがないか少々不安になったり、家の掃除かたづけがまだ終わってないなどで、気がせいたりしてくるのが何とも不思議です。
 12月は大人や子どもにとっても様々な行事が予定されているのではないでしょうか。
初旬には中学校近辺の小学校では「もちつき」が行われ、子どもたちは楽しそうに杵をかついで餅をつき、大人達は朝からお手伝いに大奮闘の様子でした。22日は二十四節季の冬至ですが、古来からゆず湯に入りカボチャを食べて無病息災を願ったり、24日はなぜだか子どもたちが楽しみにしているクリスマスイブのケーキとプレゼント、28日はお勤めの方たちが待ち望んでいる御用納め、でも月日に関係なく毎日が忙しい方たちも31日は大晦日を迎えて、この1年を振り返りつつ年越しそばを食するなど、日本には様々な習わしが定着し生活の中にとけ込んでいますね。
 
    「全国学力・学習状況調査の課題と今後の改善について」
 今年の4月24日(火)に実施された、「全国学力・学習状況調査」の結果が10月24日に公表されるとともに、本校にも届きました。今回の全国学力・学習状況調査は、従来行われている横浜市学習状況調査などとは、調査内容や目的が異なるところがあります。 
 今回は調査結果を分析し、本校の課題と今後の改善案についてお知らせ致します。
 なお、今回の調査により測定できるのは学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の一側面にすぎません。この調査結果に一喜一憂することなく、児童生徒一人ひとりの力をつけることに、引き続き取り組んでまいります。
 地域・保護者のみなさまには、本調査の趣旨を十分に理解した受け止め方をしていただけるようお願いいたします。
      全国学力・学習状況調査の概要 (文部科学省資料より)
1,背景    
 ○学校教育の現状や課題について十分に把握する必要性。
 ○国際学力調査の結果にみる学力や学習意欲の低下傾向。
 ○義務教育の質を保証する仕組みの構築の要請。
2,調査の目的 
 ○全国的な義務教育の機会均等と水準向上のため、児童生徒の学力・学習状況を把握・分  析することにより、教育の結果を検証し、改善を図る。
 ○各教育委員会、学校等が全国的な状況との関係において、自らの教育の結果を把握し、  改善を図る。
3,調査対象  
 ○小学校第6学年、中学校第3学年
4,調査内容  
 ○教科に関する調査(国語A・B、数学A・B)
  A;主として「知識」に関する問題
    ・身につけておかなければ後の学年の学習内容に影響を及ぼす内容。
    ・実生活において不可欠であり、常に活用できるようになっていることが望ましい     知識、技能など。
  B;主として「活用」に関する問題
    ・知識、技能を実生活の様々な場面に活用する力。
    ・様々な課題解決のための構想を立て、実践し、評価改善する力等。
 ○生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
  「児童生徒に対する調査」;学習の意欲、方法、環境と生活の諸側面等に関する調査。
   (例)・国語の勉強は好きですか。
      ・授業の内容はどの程度わかりますか。
      ・一日にテレビを見る時間、読書をする時間、勉強時間の状況など。
  「学校に対する調査」;指導方法に関する取り組みやじんてき、物的な教育条件の整備            状況、児童生徒の体力や運動能力の全体的な状況等に関する調査。
   (例)・授業の合間や放課後における補充的指導の状況、学校における教育の情報化       の進行状況など。
5,調査の活用  
 ○調査の概要に示したとおり、今回の調査の目的は学校と学校を比較したり、集団の中の  個人の順位を求めたり、個人と個人を比較するものではありません。したがって、本校  では平均値等の数値データを示さず、学習内容(調査内容)で示すことといたします。
6,全国学力・学習状況調査結果
数学A問題(主として知識に関する問題について)
 ○優れている点として
  ◇数と式
   ・文字式の意味を、具体的な事象の中で読み取ることができる。
   ・等式を目的に合うように変形することができる。
  ◇数量関係
   ・比例のグラフから式を求めることができる。
   ・反比例の関係を表す表から、表中の値を求めることができる。
   ・二つの数量の関係が一次関数になることを理解している。
   ・速さの求め方を理解している。
   ・グラフから速さを求めることができる。
 ○改善を要する点として
  ◇図形
   ・空間での直線と直線の位置関係(ねじれの位置)について。
   ・円柱が長方形の回転により構成されていることについて。
   ・底面が合同で高さが等しい円柱と円錐の体積の関係について。
   ・記号を用いて表された辺の位置関係や相等関係の意味について。
  ◇数量関係
   ・樹形図や表などを利用して、場合の数を求めること。
   ・反比例の関係を表すグラフの特徴を理解している。
 ○具体的な改善案 
   立体的なものを具体的に見せるなど指導に工夫する。
   ・日常生活に即した問題を取り入れ、樹形図なども多く取り入れる。
   ・グラフの作成などの作業を授業に取り入れる。
 
数学B問題(主として活用に関する問題について)
 ○優れている点として
  ◇数と式
   ・物事を発展的に考えることができる。
   ・筋道を立てて考えることができ、数学的な表現を用いて説明することができる。
   ・問題解決の構想を立てて、結果を振り返りながら数学的な表現を用いて説明するこ    とができる。
   ・説明を振り返って考えることができる。
  ◇図形
   ・証明の評価に基づき、改善することができる。
  ◇数量関係
   ・グラフから情報を読み取り、考えを数学的な表現を用いて説明することができる。
 ○改善を要する点として
  ◇数量関係
   ・グラフ場の点の並び方を理想化、単純化してとらえることができる。
 ○具体的な改善案 
   ・グラフの作成などを取り入れ、より多くのグラフに接するようにする。
 
国語A問題(主として知識に関する問題について)
 ○優れている点として
  ◇話すこと 聞くこと   
   ・電話内容のメモは、ほぼすべての生徒ができていた。
  書くこと
   ・グラフから情報を読み取り、文章の結論につながるように書くことについては、相    当数の生徒ができているが、手紙の頭語や主文の書き出しと後付けに対する理解に    問題がある。
  ◇読むこと
   ・文章の読解に関しては相当数の生徒ができていた。
  ◇言語事項
   ・ほとんどの問題で県や全国の平均を上回っていたものの、漢字の読み書きについて    は、7〜8割の正解となっており、他の問題に比べると正答率がやや低い。
    中でも「繁茂」の読みは正答率が高くなかった。これは、日頃あまりなじみのない    言葉のためであろう。
 ○具体的な改善案 
  書くこと
   ・手紙文が今回のテスト語に予定している単元であったことが、正答率の低さにつな    がった思われる。
    しかし、今までに総合の授業とリンクさせる形で、行ってきているので全く知識が    ないわけではない。
    普段の生活の中で正式な手紙を書いたり目にしたりという経験が少ないので単元が    終わったところで、実際に手紙を書くことをして確実に習得させるよう指導の充実    を図る。
  ◇言語事項
   ・漢字の読み書きについて、今までの小テストなどで定着を図ってきたが、なお一層    時間を掛けて練習する機会を持つよう指導の充実を図る。
 
 
 

 
  11月の行事や出来事
 
「祝・ハンドボール部 春の全国大会出場」
 11月23日(土)・24日(日)の両日、西湘地区体育センターにおいてハンドボール部の神奈川県大会が行われました。準々決勝は湘南学園中学校、 準決勝は大和中学校、決勝は金沢中学校と対戦し、日頃の練習の成果を発揮して優勝して、見事に神奈川県第1位の栄冠に輝きました。応援の生徒・保護者・教職員の皆さん、大きな声援を頂き、誠にありがとうございました。                                      
 
 
 
 
(決勝で金沢中学校を破って神奈川県大会で優勝し、来春3月下旬の全国大会出場を決め、喜びにあふれる部員たちと顧問の先生方、応援席の部員や保護者の様子。)
                       
 
 
 
 
「おやじの会見本市」 
 11月17日(土)に横浜市おやじの会見本市が桜木町の本町小学校で行われ、「おやじの会」が活動している横浜市内の小・中・高等学校から十数校がパネリストとして参加して活動報告をしました。中川西中学校の「おやじの会」(無料奉仕活動)からは、佐久間会長が昨年の発足から今年の11月までの取り組みについて、順を追って説明しました。
 メンバーの皆さん方が、夏のTシャツと冬のジャンパーなどをつくり、背中におやじの会のロゴマークを入れて活動していることや、毎月1回の会合と作業、体育祭での綱引きやパン食い競争、中川西町内会わいわい祭での屋台、中川西中学校コスモス祭での各売り場の手伝いとパトロール、校庭花壇の復活作業(学校菜園作り)と大根の種まきから栽培し収穫作業、地域防犯活動、部活動生徒用の物置き棚作り、生徒用ベンチ作りなど盛りだくさんの活動の様子をスライドショウを使って説明しましたので、大変わかりやすく好評でした。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「小中交流日」
 11月28日(水)の全日、中川西中学校区内の五つの小学校(荏田、中川西、都筑、牛久保、すみれが丘)の6年生児童の皆さんが中学校に来て、生徒達の各教科の授業風景や休み時間の学校生活の様子と校舎内外の作りなどを見学しました。
 まず図書室で学校紹介のビデオを見た後、グループに分かれて校舎内外を自由に見て回りました。
3年社会科の租税では「あっ、税金のことだ。」
3年理科の天体では「北極星だよ。」「太陽の動きのことかな。」  
3保健体育の器械体操では「倒立、私もできるかも。」格技場の3年柔道を見て「中学だと柔道をやるんだ。」などの声が聞こえました。
                                         子どもたちにとっては、中学での授業内容は小学校の内容が発展して行われている様子がわかったようで、小学校の先生方には小中学校のカリキュラムの連続性がみていただけ、とても有意義な一日でした。
 約4ヶ月後には公立や私立中学校の新1年生となるにあたって、知りたいことや見ておきたいことなどについて、友達同士で話し合って見学していました。
 また、おいでになった先生方から校舎内外がきれいで、手入れがよく行き届いているとお褒めの言葉を頂きました。
6年生引率の先生方や校長先生方、お忙しい中おいでくださいまして誠にありがとうございました。
来年度は名称を「児童生徒交流日」とし、平成20年10月17日(金)に実施します。
 
                                         
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 PTA保護者様、地域町内会自治会の皆様、今年1年間、学校の行事では様々なことにお力を貸してくださり、誠にありがとうございました。
おかげさまでつつがなく無事に行うことができました。
皆様におかれまして、来年は良き年でありますよう祈念いたします。