仲尾台中学校
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文部科学省委嘱 学力向上フロンティア事業
仲尾台中学校 平成12年度の取り組み
フロンティア事業

取り組み経過
 平成16年度
 平成15年度
 平成14年度
 平成13年度
 平成12年度
 平成11年度

資料及び紀要

文部科学省
学力向上フロンティア事業


☆3年生数学・理科で少人数指導の実施

 3年生の数学・理科において「少人数指導」を実施しました。これは、現在行っている習熟度別ではなく、単純に一つの学級を二つに分けて実施しました。一学級あたり40名いましたから、二つに分けても20名ずつです。それでも、以前の授業よりは教室内にゆったりとした空間ができ、そうした学習環境が生徒の学習にも良い影響を及ぼしたのか、少人数指導をする前より、生徒の学習への意欲が高まりました。教員側も「空間的なゆとり」の中で、一人ひとりの生徒を「精神的なゆとり」をもってみつめることができるようになりました。何よりも、生徒にとっては「先生が、見てくれているんだ」という安心感があったようです。

数学(3年生)

 学習集団の分け方は、出席番号で機械的に分けた。この少人数指導の取り組みで、生徒は授業の中で十分に質問し、教員から直接指導してもらえる時間が増え、授業への取り組みも大変落ち着き、意欲的が向上した。横浜市診断テストでも成果が上がった(平均点の向上)ことを確認できた。生徒の感想も、「質問がしやすい」「わからないことが恥ずかしくない」「先生から個別に教えてもらえる」と好評だった。教員にとっても、一人ひとりに対応できる時間が増え、つまづいている生徒にも授業の中で十分に指導が行き届くようになった。

理科(3年生)

 1分野の授業で1クラスを二つに分けた。学習集団の分け方は数学と同じ(出席番号で機械的に分けた)であった。週4時間の授業のうち、その半分の2時間をそれぞれ1分野の授業、2分野の授業とし、1分野と2分野の授業を2時間ずつ並行して進めた。1分野の授業の中でも、実験の時は実験室(理科室)の関係で、二つに分けた学習集団を一つもどし実験を行った(TT)。こうした結果、1分野の授業は、2分野の授業に比べて生徒の取り組みに落ち着きが見られた。教員も、生徒一人ひとりへの個別指導できる時間が格段に増え、練習問題や復習に取り組める時間も確保できるようになった。このように、1分野においては普段は二つの学習集団で取り組んでいるが、実験では一つの学習集団になるので、日頃の少人数指導の時から1時間1時間の学習進度を同じにするように、二人の教員による細かい打合せを頻繁に行った。実験のレポートも3年生を担当している教員全員で点検した。

以上の流れをふまえて、13年度からは次のように取り組むこととした。


◎数学・英語・理科の3教科で少人数指導を実施する。
◎習熟度別指導を取り入れる。

・一つのクラスを習熟度別に二つの学習集団に分けること。
・習熟度の学習集団は、学習の主体である生徒本人に選択させること。

「習熟度別」少人数指導への準備

 12年度中から、2年生の生徒・保護者に対し、朝会や学年集会、保護者懇談会、学校だよりなどを通じて、校長および学年主任等から13年度の方針(習熟度別指導)について説明し、その趣旨の理解を促した。これに対し、生徒や保護者からも習熟度別指導への期待が寄せられた。