| 「芝生君」プロジェクトの活動 |
| [芝生の面積] 4,800u | [校地面積] 6,690u | ||||
| [芝生の種類] 改良ノシバ(みやこ) | |||||
| [工法] 張芝 | |||||
| [工事期間] 平成15年6月〜平成15年9月 | |||||
| 校庭の芝生化の募集が市内公立中学校にあり、横浜市内公立 | |||||
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小中学校約500校のうち、 | ||||
| 応募した学校は9校、このうち2校が、選ばれることになるのですが、 | |||||
| 従前からの根岸中学校と地域との協力関係及び、根岸中学校の | |||||
| 芝生に対する考えが高く評価され、校庭の芝生化が実現することに | |||||
| なりました。「芝生君」プロジェクトをつくり、校庭の利用の | |||||
| 活性化を図るともに、芝生ボランティアの登録も行い、それぞれの | |||||
| 組織が責任を持ちながら「真の協働」で行うことをめざして | |||||
| 活動しています。 | |||||
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| 現在の根岸中学校は、線路沿いに位置し、教室の窓から見える景色が、JRの防音壁、高速道路と工場の煙突だけしか見えません。駅近くにあるため、行き来する人々により生じるごみが路上をよごしたり、路上駐車の車が歩道に乗り上げ、登校する生徒たちは、雨の日などかさをすぼめてやっと歩道を歩くことができるという状態です。毎日の登下校をそういう環境のもと過ごしてきています。 | |||
| 【校庭に芝生が…】 | |||
| 平成15年夏、校庭の芝生化が実現しました。 | |||
| 芝生化以前の状態(平成15年撮影) | |||
| (2)校庭の芝生化に伴う「真の協働」をめざして〜校庭の芝生化に対する学校としての考え | |||
| @生徒達への教育的効果…青々とした校庭を学校を含めた町中で手入れし、利用を活性化し、 | |||
| そして、利用した人たちは、環境の整備を心がけ、例えば、ゴミの処理、草の一本でも抜くなど心がけ、 まち全体の環境への意識の高揚につながればさらによいことです。 |
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| A情緒の面での効果…手入れが行き届けば行き届くほど、芝が生き生きしてくることを日々実感 | |||
| することは、情緒の面でも必要なことです。 | |||
| B真の協働…校庭の芝生化に伴い、芝生の手入れを生徒、教職員、学校開放利用団体、地域の | |||
| 方々が、それぞれの組織が責任を持ちながら、真の協働で行うことにより、自分たちのため | |||
| に様々な人々が関わり支えてくれているのだという実感を生徒達が持つことができます。 | |||
| Cまちの環境づくり…「新日本石油」は《GREEN FACTORY人と石油と緑の美しい関係》を、 | |||
| 「東京電力」は《環境と電気》をそれぞれスローガンにしています。『根岸づくり懇話会』 | |||
| にも、両社に入っていただいているので、助言や協力を得ながら、ともに、まちの環境づ | |||
| くりに役に立っていくという、地域社会への貢献も考えられます。 | |||
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| (注:○印…校内の取り組み、□印…地域への発信) |
| (4)「芝生君」プロジェクト誕生! |
| 保護者や地域、地元企業が関わる「『芝生君』プロジェクト」をつくり、それぞれの組 織が責任を持ちながら、「真の協働」で行うことを めざして活動しはじめました。 |
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| 〔芝生君プロジェクトのボランティア活動、自主的に芝刈り、草むしり、枯れ芝とり等の活動を〕 | ||
| (5)みどりの絨毯(じゅうたん)!(現在の報告) | |||
| 校庭が芝生化されて、今年で5年目になりました。 青々としたみどりの絨毯が癒しになったり、四季を感 じることができたりというメリットの部分と、手入れ の労力や養生等のデメリットの部分をいつもかかえて います。平成15年秋には、植えたばかりの芝生だった にもかかわらず使いすぎてしまい、芝生のダメージが ひどく、危機的な状態に陥ってしまいました。急遽、 平成16年冬から春にかけて養生期間に入らざるを得なくなりました。この間、特に、野球部や学校開放利用団体には大変迷惑をかけしました。この時 のダメージは相当厳しいものでした。夏までには、芝が生えてくるのかが心配でした。特によ く使う部分(中央部の部分)がすり減ったままでした。二年目の平成16年秋から17年春にかけて は、コミュニティの館長さんが、早めに、学校開放利体に養生期間に入ってもらえるようにし たこともあり、一年前ほどの状態にはなりませんでした。 | ![]() |
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| 〔平成19年夏、今年度の校庭〕 | |||
| 手入れですが、「芝生君プロジェクト」としての活動が見事なほどでした。例えば、福祉委員会、緑化委員会が、全校生徒に呼びかけをすると、全校生徒の半数以上が参加してくれます。 しかも自主的に。さわやかな空気の中での草むしりです。これ以外にも、生徒たちは教師たちと一緒に、真夏の暑い中、真冬の寒い中、一生懸命手入れに関わってくれました。芝生に関しては、肥料や目砂まき、病虫害のチェック、芝刈り機の道具の手入れには、専門知識のある管理者を必要とします。平成17年度より4年間「パイオニアスクールよこはま(PSY)」 の事業の参加に伴い、芝生サポーターを採用することができ、芝生の技術面のアドバイスを受けています。平成18,19年度には、摩耗してしまったところを一部張り替えの工事をしたこと もあり、5回目の夏、見違えるほどのよい状態になっています。 | |||
| 「芝生化された校庭」が地域と学校を結ぶ接着効果にもなっていきました。近くの保育園児が毎日裸足になって運動会の練習をしたり、地域のクラブチームのサッカーの試合開場になったりする機会もできました。 | ![]() |
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| 〔地元の小学生のクラブチームの試合の場として〕 | |||
| さらに、生徒会の社会福祉委員会の呼びかけで行う「芝生の雑草取り」のボランティア活動が、保育園、病院、障害者施設等への音楽活動や読み聞かせなどの新らたなボランティアの活動を生みました。 | ![]() |
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また、雨上がりの日に、芝の間にあるえさを啄みに来ているたくさんの椋鳥の姿や、かるがもの親子の姿などは、今までにはなかったことです。怪我を気にすることなく思いっきり体を動かすことができたり、盛夏の校庭の土表面の温度も下がり、体感的な効果や環境への貢献もあります。手入れはとても大変ですが、手入れが行き届けば行き届くほど、芝 生が生き生きしてくることを日々実感することは、情緒の面でも影響を受けていることでしょう。 |
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| (6)維持・管理のための道具について | ||||
| 【芝刈り機】 | ||||
| ◎バロネス芝刈り機(刈り幅76.6cm)…1台 | ||||
| エンジン付きのため、芝刈り能力は大。ただし、扱いにある程度コツが必要。 | ||||
| ◎自走ロータリー(刈り幅53p)…1台 | ||||
| ◎電動芝刈り機…1台 | ||||
| ◎手動式芝刈り機…5台 | ||||
| 家庭の庭でも使われている小型の手動機。扱いも簡単なので、生徒も使用することができます。ただし、使用にあたり、危険もともなうため、充分な注意が必要になります。 | ||||
| 【雑草抜き用具】 | ![]() |
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| ◎雑草ホーク…約100個 | ||||
| (雑草を抜くための小型スコップ) | ||||
| ◎軍手…多数 | ||||
| 【肥 料】 | ||||
| 定期的に撒きます。 | ||||
| 【目 土】 | ||||
| 芝の荒れた箇所に撒き地面を整えます。 | ||||
| 〔専門家による目砂まき(平成17年夏)〕 | ||||
| 【改良した道具】 | ||||
| @台車に乗って芝刈りが出来るようにしました。 | ||||
| 1日かかっていた芝刈りが3時間でできます。 | ||||
| A台車に乗って肥料を散布出来るようにしました。 | ||||
| (7)今後の研究課題 | ||||
| @校庭利用のさらなる工夫と活性化 | ||||
| A地域との真の協働の実現に向けて | ||||
| B刈り取った芝生の処理の問題…ごみゼロへ向けて | ||||
| C新しい形の「まちとともに歩む学校づくり」の実現 | ||||
| 特に、「刈り取った芝生の処理の問題…ごみゼロへ向けて」については、ゴミとして出すのではなく、 | ||||
| 出来る限りリサイクルの方法を考えていきたいと考えていますが、現実は深刻な課題で、引き続き行政、民間とも連携をとっていきたいと考えています。 | ||||