綱中だより 【11月号】

平成18年11月27日発行
横浜市立大綱中学校 校長  鈴木 満

目次
努力し、そして継続していくこと
合唱コンクールを終えて
新しい形の修学旅行にむけて
「大綱中部活動振興会」後期会費の報告
大綱中学校『特別支援教育コーディネーター』の紹介
新1年生の体操着等の変更について




努力し、そして継続していくこと

校長  鈴木 満

 みなさんは、「アルキメデスの原理」とかニュートンの「万有引力の法則」などという言葉を知っていますか。中身は詳しく分らなくてもアルキメデスやニュートンという学者の名前を知っている人は大勢いると思います。
 アルキメデスは王様から「王冠の中に金以外の物が混ざっているかどうか調べよ。」という命令を受けましたが、王冠をけずったり、溶かして調べる訳にはいかないので、考え苦しんでいました。ある日、風呂に入ったときに、ザーッとお湯があふれ出るのを見て、「わかったァ〜。」と叫んで、喜びのあまり裸で飛び出したのだといわれています。王冠の形を変えずに体積を量る方法がひらめいたのです。また、ニュートンは、ある日、庭でリンゴの実が落ちるのを見て、リンゴは落ちたのではなく、地球に引きつけられたことに気付いた、といいます。それが、すべての物に引力があるという「万有引力の法則」の発見につながったのです。
 『意志あるところに道あり。』という格言があります。何かをするときに真剣に取り組めば道が開けてくるという意味ですが、アルキメデスもニュートンも、全力で考え続けていたからこそ解決への道が見つかったのだといえます。
 今、私たちは、欲しい物が簡単に手に入る便利な世の中で生活をしていますが、反面では、数学の問題を何時間も考え続けるような粘り強さがなくなっていないでしょうか。すぐに答えを知りたがったり、難しいと感じると簡単にあきらめてしまうといったことはないでしょうか。たくさんの仕事や宿題をやり終えたときや、苦労して作品を仕上げたときの喜びはみなさんも味わった経験があるでしょう。登る山が高く険しいほど、頂上に立ったときの満足感は大きいといいます。いろいろなことに挑戦し、たとえ困難であっても努力を続け、やりとげた喜びを数多く味わうことが、その人に達成感とともに自信を与え、人間としての中身を豊かに充実させ、よりよい人生を送る力となって身に付くのだと思います。             



合唱コンクールを終えて         合唱コンクール実行委員長 熊谷 康子
 
今年の合唱コンクールは昨年と同じ11月2日に、神奈川県立音楽堂で開催されました。今回は、当日を迎えるまでに生徒たちがどのような日々を送ってきたのかを、少し紹介させていただきます。
 6月から、クラスで選出された実行委員さんを中心に、取り組みがはじまります。まず、最初に選曲です。選曲テープもありますが、兄姉や先輩や担任の先生からのアドバイスなどを参考に、曲の雰囲気や歌詞がクラスにふさわしいか全員で考えていきます。約1ヶ月かけてじっくりと選びます。
 7月に曲が決まると、楽譜を準備していきます。クラスのオリジナルを作ろうと、表紙やスケジュールなど、いろいろな工夫が各クラスで見られます。
夏休み前にテープやMD・CDなどを配布して、少しでも曲に親しんでもらおうと努力をしているクラスもありました。
 夏休みが開けると、朝や放課後は体育祭の練習が始まります。音楽の授業では、合唱の練習が少しずつ進められます。9月から11月2日までは、1年生は約9回、2・3年生は約7回の授業があります。
体育祭が終わると朝練習や放課後練習を始めるクラスがでてきます。3年生は、部活動を引退している人が多いので比較的練習に参加しやすいかもしれませんが、1・2年生は部活動の時間との調整が大変だったと思います。また、朝や放課後の練習に参加しない人がいて困ったり、思ったように歌えなくて悩んだり・・・どのクラスも様々なドラマがあったことと思います。
10月も中旬になると、少しずつ合唱ができあがってきて、他クラスや他学年との交流会などが始まります。本番に向けて人前で歌うことに慣れるため、いろいろな工夫が見られました。 
さて、こうして作り上げられてきた合唱は、やはりどのクラスにとっても最高の想い出となったことと思います。皆さんの感想を聞いてみると、結果にかかわらず「自分たちの演奏が1番だと思う」という声を多く聞きました。また、「このクラスだったからこそ、頑張れた。このクラスで本当に良かった。」という感想からは、クラスの団結がより深まったことが伺えます。体育祭に続いてすぐに合唱コンクールに入るので、相当大変な2ヶ月だったと思います。でも、大変だった分、苦労した分、手に入れたものは大きいのではないでしょうか。毎年この2ヶ月を過ごしている間ずっと「まさに青春まっただ中!」と思わずにはいられません。生徒一人ひとりのこんなに輝いた表情を間近で感じることができて、私たちは本当に充実した2ヶ月でした。合唱という活動を通して、声を合わせ、心を合わせ、「合唱にはクラス全員の力が必要だ。全員がこのクラスになくてはならない存在だ」ということを実感してもらえたらこんなに素晴らしいことはないのではないでしょうか。
大綱中学校の伝統として、是非この素晴らしい合唱を受け継いでいってほしいと思います。
 

「新しい形の修学旅行にむけて」 校長  鈴木 満

 中学校生活3年間の中で、最大の宿泊行事である修学旅行は「安全・安心、快適に」そして、「充実した内容で豊かに、より経済的に」実施できるようにしたいものです。
 修学旅行の実施につきまして、本校では次のような意義や目的をふまえ計画実施してまいりました。

 (1)集団生活の訓練の場として活動する。
 (2)人と人とのふれあいや異文化を体験する。
 (3)今までの学校生活と学習や特別活動を集大成できる場として把握す    る。
 
 これまで、横浜市の修学旅行は、主に新幹線を利用し、目的地は関西や東北方面に限られていました。本校でも長年、古都「京都・奈良」を中心に班別行動学習という形態で実施してまいりました。近年、体験的な学習を中心とした内容や班別行動学習などが修学旅行の定番になっています。修学旅行の目的達成のため、生徒たちに何を学ばせたいか、何をさせたいか、どんなことをしてほしいかなど、計画を立てる必要があります。
 横浜市では、平成17年7月に「修学旅行や自然教室における航空機利用について、平成19年度実施の行事より可とする」と発表しました。これにより、2泊3日という修学旅行の中で、京都や奈良で実施していた関西方面そして東北方面などに加え、その行き先や形態については、修学旅行の選択幅が大きく広がったことになります。そして、19年度には横浜市立中学校の6校で、さっそく航空機を利用した修学旅行が計画されています。
そして本校では、今の中学1年生が3年次、つまり平成20年度の修学旅行から航空機を使った修学旅行を計画いたします。航空機による修学旅行のメリットを生かし、より効果的な成果を上げる工夫をし、よりよい修学旅行を計画していきたいと思っています。雄大な大自然との共生や自然の大切さを知る自然体験。海・山・空・水などを扱ったさまざまな環境問題。また、歴史・文化などの学びや散策、そして、平和の尊さを知る平和学習など、社会に出てからも貴重な体験となります。遠距離の場所、移動時間の短縮、バラエティに富んだ体験学習など実施場所の選択幅も大きく広がってきます。
 生徒にとって一生に一度の中学校での修学旅行です。生徒の意見、保護者の方々、地域の皆様のご意見を伺いながら、本校での新しい形の修学旅行を有意義なものにしていきたいと思っております。

「大綱中部活動振興会」後期会費の報告

会費の御協力をお願いいたしまして、次のように会費を納入していただきました。誠にありがとうございました。この会費は、部活動に関する諸施設・備品等、部活動に対する補助に充当させていただきます。今後とも、本校部活動への御協力と御理解をよろしくお願いいたします。
      (会費納入口数     358口)
      会費額     358,000円

大綱中学校『特別支援教育コーディネーター』の紹介
     
長澤 真理子教諭

本来ならば4月当初にお知らせすべきところを大変に遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

1 コーディネータの主な役割をお知らせいたします。
(1) 推進委員会の中心となり教職員との連絡調整を行います。
(2) 保護者に対する相談窓口となります。
(3) 関係機関との連絡調整が必要になったときの場合の窓口となります。
(4) 学級担任への具体的な支援を行います。
2 推進委員会のメンバーをお知らせいたします。
 校長・副校長・コーディネータ・学年主任・個別支援学級主任・
 障害児理解教育担当・養護教諭・生徒指導専任教諭・
スクールカウンセラー             以上の11名です

新1年生の体操着等の変更について
 在校生の着用しているジャージ・体操着・ハーフパンツは長きにわたって使用されてきましたが、19年度の1年生より変更することを考えております。



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