たるまちだより 5月
 
 平成20年5月9日
 横浜市立樽町中学校
 校長 川松恭治

 
私の通勤途中に鶴見総持寺があります。この時期境内の木々は、常緑樹の深緑と若葉の新緑とが混在し、見慣れた景色のはすが新鮮さを感じ歩いています。また、道の途中、斜面から吹き上げる風も心地よく感じ、鳥のさえずりとあわせ新しい生命を迎え、元気になっていく自然界から毎日「パワー」をもらっているような気がします。校内では玄関前に5月らしく「兜」の飾りが、中庭には保護者の皆様から提供いただいた「鯉のぼり」が元気に泳いでいます。ときどき風のいたずらでロープに絡まり「鯉の滝登り」ならぬ「鯉の横泳ぎ」となる鯉もいますが、季節感や日本の歳時記を知るきっかけになると思います。

 4月26日(土)は授業参観・保護者説明会・部活動保護者会に大勢の方々のご来校をいただきありがとうございました。学校のようすをご覧いただきましたが、子ども達の健やかな成長を家庭と地域と学校が協力し支援していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 さて、地域訪問がおわり、これから1年は自然教室、2年は産業福祉体験、3年は修学旅行の本格的な準備にはいります。夏休み前の大きな行事で、学ぶ場を教室の外に移しますが、学習する「ねらい」を一人一人が理解することが大切です。
 目的地では教室で体験できない”学び”があります。今までの学習を基に、確かめたり、発展させるきっかけにしたり、応用したり、発見したりします。そのような体験の積み重ねが一人一人の世界を広くしていくことにつながります。日本には「かわいい子には旅をさせろ」ということわざがあります。子どもはかわいいからつい甘やかしてしまう、世の中を経験することは大切である。転じて「狭い世界ばかりを見ているのでなく、視野を広げることが大切である」ことの例えです。自分にとって「当たり前」のことでも、場所によっては違うことがよくあります。
 2年生の産業福祉体験学習は今注目されている「キャリア教育」のひとつです。少子高齢社会となり価値観が多様化し雇用形態も多様化する現在、社会の仕組みや正しい勤労観や職業観をもつことや主体的に自分の将来を考え、決定できる力を持つことは大切なことです。そこで、さまざまな職業を知り、その職業の社会の中での役割や貢献を身を持って体験します。私たちは一般的に職業の「表」しか見ることができませんが、このときだけは「なか」から見て、聞いて、体験してきます。この体験を通し「勤労の尊さを知り、将来の自分にあった職業について考える」ことをねらいとしています。一口に職業と言っても、免許制度や資格が必要なものから関係機関に申請が必要なものまで色々あります。この学習にあたって周辺地域の方々のご協力があって体験場所が確保されています。生徒数にあった体験場所を確保することは大変ですが、地域の方々のご理解を得ながら7月4日の本番に向け進めています。
<美術部作成の看板 師岡小へ>
 樽町中の美術部が師岡小学校から”師岡小の畑の看板”の作成を依頼されていましたが、この度完成し5月7日晴天のもと師岡小の畑に設置されました。この看板は、昨年1年の児童が原画を考え、美術部の生徒が完成させました。師岡小学校の校長先生をはじめ、2年の児童と一緒に平野副校長先生・黒瀬先生引率で美術部の生徒が参加し「除幕式」が行われました。「にじいろばたけ」の看板をみるたびに樽中生の作品であることを思い出してください。そして大切に見守ってください。
 

 <樽中生・頑張っていますコーナー>
 ☆ 港北区区制70周年ロゴマークに樽中生の作品が採用!
  標記ロゴマークに応募した本校生徒の作品が最優秀・優秀・佳作と3人も入選しました。このうち最優秀作品は今後区の70周年行事関連に使われますのご承知ください。
 最優秀  3年 作品内容「新幹線とビル群」
 優秀作  3年 作品内容「梅と北が未来に上がる」
 佳  作   3年 作品内容「梅と北と明るい未来」
 ☆ 野球部 港北区大会3位
  柔道部 男子団体市新人戦ベスト8・県新人戦ベスト16
        女子団体市新人戦ベスト10・県新人戦出場
  バスケット部女子 東部ブロック優勝 市大会へ
  剣道部 第36回港北区剣道大会
      3年男子 個人の部優勝
      2年女子 個人の部準優勝
 ☆ 陸上部 県選手権大会で女子400mリレーでチームベスト
 
 
 <中間テスト>
 今月末の29日・30日の両日中間テストが予定されています。1年生にとって中学に入って初めての定期テストです。そもそも”定期テスト”とはなんでしょう。試験勉強いつからはじめたらよいのか等々、初めての経験にはとかく不安もつきものです。でも4月からの学習内容を復習しておくことが近道です。毎日の授業を大切にすることに気づいてください。