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学校だより


  

平成16年7月 20日(金)発行

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発行:若葉台西中学校
    校長 田中 明子
横浜市旭区若葉台四丁目34-1
Tel 921-0281 Fax 922-5986


夏休みの学習支援について

生徒に配布した夏休みのしおりの6ページにある通り、夏休み中に各教科の先生が学習支援の日を設定しました。その意図やねらいは次の通りです。
 学校二学期制に移行して、夏休みが前期の途中に位置することになりました。
 夏休みがこれまで通り、学校生活を離れご家庭の計画のもとで、体験的・実践的な広い意味での学習を積む期間という性格であることに変わりありません。
 加えて、前期の学習のまとめの時期が10月上旬になりますので、4月から夏休み前までの習熟状況に応じて、不十分だったところの学び直しや反復練習で理解の定着を図るなど、夏休みを効果的に利用できることになります。
 その応援をするために各教科が学習支援日を設けました。
 各教科の連絡カードや7月の個人面談で、それぞれ自分の学習状況を把握できたでしょうか。夏休み中の自分の課題を見定めたでしょうか。まだの人は7月中に設定された学習支援に参加して、自分が何処から分からなくなっているのか、何が学習の障害になっているのか、先生と一緒に現状分析してみてください。
 8月に設定された学習支援日には、夏休み中に自分なりに学習した中で、分からなかったり、確信が持てないところを、質問しに来たらどうでしょう。夏休みの前半は頑張っていたけれど、途中からだらけてしまったなと思ったら、学習習慣を立て直す意味で参加したらどうでしょう。

いずれにしても、自分で自分の状況を変えていく姿勢が柱になりますが、その手助けは惜しみませんので、その1つとして夏休みの学習支援を活用してください。


学校生活の中での服装について

今年は梅雨明け前から気温の高い日が続きました。本校は教室に陽射しが入るのは夏が過ぎてからで、夏まではカーテンの要らない教室環境です。教室によっては大変風通しが良いのですが、全てではありません。
 登校時にすでに気温が上がり、日中の厳しい暑さが予想される日もたくさんありました。
 そんな中で生徒の服装が問題になりました。学校生活での服装は、(旅行的行事以外は)儀式的行事や服装を正した方が良い場面では標準服着用の指示が出ますが、普段は標準服でも体操着でもどちらでも良いことになっています。多くの生徒が体操着を着ているのが現状です。体が楽だったり、通学路が若葉台内に限定でき、一般道を使わないで済むことにもよるのだろうと推測しますが、他校から転勤してきた当座はその様子を珍しく思ったものです。
 さて、今回課題になったことは、猛暑にもかかわらず体操着の上に長袖のジャージを着ている生徒が少なからずいたことです。熱中症の注意をする中で、水分補給とともに、衣服による調整が必要だとの説明をした後も変わらぬ姿が見られました。保護者の皆様の中にはやきもきしていた方もおられたことと思います。 ジャージ着用の理由は様々あるようですが、健康面を重視して次のようにしましたので、ご家庭でもご協力ください。なお、既に7月7日より生徒に伝えております。

 体操着を学校生活で着用する場合、体操着(指定のTシャツ)のすそをハーフパンツの中に入れる入れないは、どちらでもかまわない。但し、マット運動など授業の内容によっては、安全面から中に入れるよう指示をして徹底させる。標準服のYシャツのすそは外に 出さず、ズボンやスカートの中に入れて着用する。

実態を把握する中で、@ジャージの下に赤やオレンジのTシャツを着ている状況があった、A特に男子にとってはハーフパンツの緩みが足りないデザインなのではないか、B指定のTシャツについては、昨年、透けにくいもう少し厚地のものにならないか探してもらったが、乾きが良くないということで改善できなかった経緯があったが、女子にとって薄さが気になるのかどうかなど、課題があるように思います。
 ところで、上記の指導の後の7月7日以降はジャージ着用者が大幅に減少しました。
 これらに関連してご意見があればお聞かせください。生徒の皆さんも保護者の方もどうぞよろしく。


若葉台の児童生徒の安全に関わるお知らせが

若葉台地区青少年健全育成委員会から出ています。

今年度に入ってから標記に関するお知らせが、何度かご家庭に届いていると思います。近隣や若葉台内の子どもの安全確保のために、これまでも5校間で情報の共有化を図ってきましたが、保護者の皆様にご注意やお願いをする文書についても、若葉台5校に共通することですので、若葉台地区青少年健全育成委員会から出すことになりました。若葉台地区青少年健全育成委員会は東中と西中が1年交代で当番校になって運営しております。16年度は東中が当番です。組織は学校関係からは5校の校長ほか担当の教職員、家庭関係からは5校のPTA会長と校外委員長、地域関係からは連合自治会長はじめ連合や各自治会関係者・少年補導員・体育指導員・青少年指導員・保護司・主任児童委員はじめ若葉台の児童生徒・青少年に関する種々の団体や施設の代表者・旭区役所や旭警察署などからの80名近い方々で構成されています。
 お知らせに関しては、必要に応じて、学校間で協議して出していきます。その折には中学校では直接生徒に指導しますので、お知らせと併せてお子さんとも話しながら、事件事故の防止に努めてください。

 なお、今年度の若葉台地区青少年健全育成委員会の活動テーマは、多数の応募の中から次の作品が優秀賞に選ばれました。豊かな自然環境に恵まれた若葉台で、まちに暮らす人たちが若葉台の新たな風をつくろう。
 その風をお互いに感じながら語り合って、心がつながっている実感のある社会になってほしい。そのような社会にするために、普段の何気ない「あいさつ」から始めようと呼びかけています。「あいさつ」は互いの存在を認め合った証です。恥ずかしがらずに声に出してみましょう。爽やかな心地よい風が流れますよ。

 『 風と話そう、みんなと話そう、あいさつは心と心をつなぐ鍵 』(西中2年生)


 

 平和学習生徒感想文より 学区内の老人会にゲストティーチャーをお願いして実施しました

中央自治会 伊藤さんのお話を聴いて

     特攻隊についてのお話や人間魚雷についてのお話がすごく印象に残りました。伊藤さんが言っていた『平和というのは豊かに暮らす』というのを忘れないようにしたいと思います。

     伊藤さんが15歳でもう戦争に関わっていたことを聞いたりしたのが、印象に残っています。「死ぬ」ということを覚悟しなければならなかったなんて、とても辛いことだと思いました。

とちのき自治会 高岡さんのお話を聴いて

     (印象的だったのは)疎開の時に高岡さんを支えたのが「友達」だったということ。

     東京大空襲の時、空が焼けていてものすごく赤かったと言っていた事がとても印象に残った。

     「平和」って私も簡単に口にしてしまうけれど、本当の平和ってなんだろうと思いました。平等で分かり合って、ちょっとしたことが平和につながるのだと思いました。

ゆりのき自治会 片岡さんのお話を聴いて

     (配給制になり)1日米300gだったのが、だんだん小麦粉やかぼちゃになって、どんどん食べ物が減っていったことが印象に残った。

     片岡さんが家にもどったら、防火用水に『片岡全員無事』と(燃えてできた炭で)書いてあった話。その防火用水に(ボウフラ駆除のため)飼われていた金魚が(代々)子どもを生んで、すごく沢山生きたって言った話が印象深かった。

西自治会 深川さんのお話を聴いて

     核は人間が道具として使える域を超えた物だと教わり、改めて核の恐ろしさが分かった。深川さんのおばさんとおじさんが川に逃げたのに助からなかった話を聞きショックだったし、戦争は想像を絶する恐ろしいことなんだと感じた。

     最低限のマナーが必要だ、法律で決められていないからといって、何をしても良いという訳ではないと言われたのも、印象的でした。

もみじ自治会 小山さんのお話を聴いて

     小山さんのお母さんの5m位後ろに爆弾が落とされ、お母さんの背中におんぶされていた妹さんのお尻に火がついて火傷を負ってしまった。

     戦争は何故やるのかという話を聞いた時、なんだか自然界の生存競争に似ているなと思った。

     今まで戦争について勉強したことがあるけれど、直接話を聞くのとただ調べるのとは全然違い、話を聞く方が戦争の怖さが分かりました。

あかね自治会 寺田さんのお話を聴いて

     就寝の時や起床の時、食事の時間などになったらラッパで知らせると言って、ハーモニカでそれぞれの曲を演奏してくれた。

     寺田さんが(戦争は)大量の人の命を奪い、国にとってはマイナスだと言っていたが、その通りだと思いました。

     戦争の頃の話は祖母からしか聞いていなかったので、当時の男のしていた事が分かって良かった。




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