◎さつまいもの歴史(れきし)
○中央アメリカおよび南メキシコの熱帯(ねったい)原産(げんさん)です。
日本(にほん)へは、原産地からスペイン、フィリピン、中国(ちゅうごく)、
琉球(りゅうきゅう)を経て1698年に薩摩(さつま)に伝わりました。
○ 琉球(りゅうきゅう)【今のおきなわ県】から薩摩(さつま)【今のかごしま県】に
○ 甘藷(かんしょ)、唐藷(からいも)、琉球藷(りゅうきゅういも)とも言います。
○ 普及(ふきゅう)に関与(かんよ)した人は多いですが、なかでも青木昆陽
○ さつまいもは、栽培(さいばい)が簡単(かんたん)で、やせた土地(とち)や
悪天候(あくてんこう)の中でも育ち、収穫(しゅうかく)が安定(あんてい)
しているので、多く(おおく)の飢え(うえ)と命(いのち)をつないできた優秀
(ゆうしゅう)な野菜(やさい)です。
◎さつまいもの種類(しゅるい)
○ ヒルガオ科(か)の野菜(やさい)です。
○ 熱帯地域(ねったいちいき)の植物(しょくぶつ)なので、日本(にほん)
ではめったに花(はな)がさきませんが、あたたかい地域(ちいき)では
アサガオに似た(にた)花(はな)がさきます。
◎さつまいもの栄養(えいよう)
○ 食べるのは、根の部分(ねのぶぶん)です。
○ 体(からだ)をうごかす力(ちから)や体温(たいおん)を保つ(たもつ)
もとになるでんぷんをたくさんふくんでいます。
○ 体(からだ)の調子(ちょうし)を良く(よく)するカロチンやビタミン
Cなどのビタミン類(るい)もふくんでいます。ビタミンCは、いもるい
では一番(いちばん)多いです。
○おなかの調子(ちょうし)をよくする食物繊維(しょくもつせんい)を
○ 黄色(きいろ)の品種(ひんしゅ)のものは、カロチンをふくみます。
○ 大学芋(だいがくいも)などの家庭料理(かていりょうり)の他(ほか)に
○ 60℃までゆっくりと加熱(かねつ)していくと、さつまいもには
○ さつまいもは、英語(えいご)でsweet potato(スウィートポテト)といいます。