学 年 研 究 部
 

低学年部会 部長 横浜市立立野小学校   外川 典子
中学年部会 部長 横浜市立折本小学校   岡本 利恵
高学年部会 部長 横浜市立子安小学校   宇原 豊


【学年研究部 部会テーマ】
身に付けるべき言語能力を明確にした個に応じた指導の在り方

 社会の変化が急速に進む中、「生きてはたらく国語の力」が望まれて久しくあります。小学校学習指導要領解説では「国語の力の育成が児童のすべての学習や日常の生活に役立ち、その向上に役立つことにならなければならない」と述べられ、また、平成16年12月に公表されたPISA調査の結果からも読解力の低下が懸念されました。国語の果たす役割と重要性が、社会的にもますます注目されるようになってきたといえます。文化の中核であり、あらゆる教科・学問の基礎となる国語力の育成なくして、確かな学力の育成は考えられないといえるでしょう。

 このような現状の中で設定された「確かな言語能力を身に付ける国語科学習の創造」という横浜市国語研究会のテーマを受け、本年度も学年研究部では「身に付けるべき言語能力を明確にした個に応じた指導の在り方」という昨年度までのテーマを継続し、研究に取り組んでいくことにしました。一時期の「活動あって学習なしの国語科」から、指導すべき事柄を明確にし、はっきりと身に付けるべき言語能力がとらえられる「活動あり学習ありの国語科」を創っていきたいという願いが、そこには込められています。
 そのために今年は、昨年度課題研究部がまとめた「豊かな言語活動で確かな国語力を! −言語活動別言語能力系統化−」の系統表なども活用しながら、改めて国語科で身に付けるべき言語能力を明らかにした活動を検討していこうと考えています。そして、それをどのように個に応じて指導していけばよいのか、多くの国語教室で実践されている国語科学習の具体的場面の提示をもとに、研究を進めていくつもりです。

 今後は、以下の予定で部会テーマに迫っていきたいと思います。
6月:各学年部会の指導助言校長先生からテーマに沿ったご講演をいただきます。
7、9、10、2月:部員の先生による実践提案です。
11、12月:授業研究会、およびその指導案検討を行います。
1月:授業に生かせるような実技研修の場を予定しています。

 本年度は、2月末の第二次教育研究大会で、学年研究部会の研究成果を発表することにもなっていますので、ぜひたくさんのご意見、ご助言のもと、より研究を深めていきたいと考えています。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
 
 
 
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