部長 横浜市立東品濃小学校 春日 由香
生きてはたらく ことばの力を育てる 読解力
〜「読むこと」と「書くこと」をつなぐ国語科の授業〜 |
「読解」=読むこと。私たちは、日常生活において個人で「読む」という行為を行います。とすると、読んだことによって自分の内面に生まれた「何か」を表出させて、誰かに自分の感想を語るということ自体、特殊な営みなのです。すなわち、あくまでもプライベートな行為である「読むこと」を、意味ある教育的行為にしていくためには、教室で様々な試みや工夫を重ねていく必要があるでしょう。
本年度の課題研究部では、こうした「
読解力」に光を当てて、「読むこと」の内実に迫っていきたい、と考えました。一年目の今年は、特に
「読むこと」と「書くこと」をつなぐことに主眼をおくことにします。具体的には、「書く」活動を通して、より深くより広く「読む」授業のプランを提案していきます。また、「読む」ことによって「書く」活動が広がり、再び「読む」ことに戻ってくる授業。或いは、「生活」に対する問題意識から出発した言語活動を組み入れて、「メディアリテラシー」や「目的的な読み」へと発展していく授業などを構想中です。
こうした国語の授業を試みていくことにより、子供たちが「
生きてはたらく ことばの力を育てる 読解力」を獲得できるのではないか、という仮説のもと課題研究部は研究を進めていきます。