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横浜市立北綱島特別支援学校(旧校名:北綱島養護学校)ネット分校 ― 教育課程

子ども、保護者、学校職員の思いと、新しい学校観に基づく本校の教育課程

1 学校教育目標

 本校では、一人ひとりの子どもの個性や特性、障害の状態等を考慮し、個々のニーズに応じた教育課程の編成や多様な指導形態など様々な工夫と配慮を行いながら、「主体的に生きる力」を培う教育を進めている。
 また、新よこはま教育プランの策定を機に、在籍児童生徒のニーズ、保護者のニーズ、学校職員(以下、職員)全体の思いや願いを再確認して、今後の北綱島特別支援学校(旧校名:北綱島養護学校)の教育課程を見直すこととした。また、国や横浜市のプランに盛られた新しい子ども観、新しい学校観等の教育の流れも、その取り組みの中で「共に生きる人々の思い」として、教育課程の指針の中に盛り込んだ。

◎一人ひとりの子どもが、地域の一員として毎日の生活を楽しめるように支援します。
 
・子どもが経験を広げ、個性を生かすことができる生活を大切にします。
・子どもの自己決定への支援を大切にします。
・子どもの出会いや、共に生きる人との生活を大切にします。
・子どもの健康で安全な生活を大切にします。 

<学校教育目標の背景>

※子どもと共に生きる人々とは?
・保護者、家族   ・医療関係者
・他の子ども、保護者  ・福祉関係者・学校職員  ・行政関係者
・併設校の子ども、職員、保護者
・施設関係者 ・地域の人々、機関
・横浜市関係者
 …その他子どもと関わる多くの人々

子どもはこれらの人に支えられたり支えたりする「関係」の中で生活している。これら多くの人々の間で生き生きと楽しく生きていって欲しい。

 子ども自身や、子どもと共に生きていく人々の願いや思いは「安心して」「出会いや、経験を広げ」「人と一緒に」「個性を伸ばし、それを生かしながら」「思いを伝えあって」「主体的に」生きていくことであった。本校ではそのように生きていくことを「楽しく」生きていくと表現する。そして「楽しく」生活できるように支援することを、本校の目標としたい。それらが満たされるために必要なこと(=「ニーズ」)が、学校の行うべき支援であると考えている。

 新よこはま教育プランでも、生涯にわたってたくましく生きていく「生き方の教育」の推進がもとめられ、そのために、様々な教育の質の転換が必要とされている。その中では、子どもを「自ら成長していく存在」「かけがえのない存在」「主体的に生きていく存在」として捉えている。このような子ども観に立って、自分の生き方を切り拓いていこうとする一人ひとりの子どもの主体的な「学び」や「自己実現」を扶けていく新しい学校観が重要視されている。本校でも子どもの健全な成長過程への支援を重視したい。

※健全な成長過程=「自分には良さがある!」と思える肯定的な自己概念
「生きていて楽しいな!」=肯定的な人生観
「自分は受け入れられている、役を果たしている!」=自己存在感・自己有用観を持ち「楽しい!」と成長過程。

2 個別教育計画

 「新よこはま教育プラン」の中で、障害児教育においては「障害のある子ども一人ひとりの教育ニーズや生き方に応じた支援計画を明らかした協力指導を通して、個の教育を一層推進する。」としている。一人ひとりの子どものニーズに応じた支援を計画、実施、評価するために、本校では、これまで行っていた支援を、「3つの支援」として捉え直した。

◎子どもと、子どもと共に生きる人の願いや思いから出発し、個々のニーズに応じた3つの支援を行います。
 
・学習と学校生活の支援
・家庭と地域での活動の支援
・将来への支援

<個別教育計画作成の理念>
 必要な支援を受けながら主体的な生活や豊かな生活を築くためには、基礎・基本の確実な定着を図ると共に、自己決定に基づいた学習を重視することや、将来の自分の生活を見通して自分のやりたいこと、願いなどの教育的ニーズを明らかにして、その教育的ニーズの実現に向けた教育活動を進めることが大切である。
 また、本校の学習活動を進めるためには、学校・家庭・地域・関係機関の連携も重要になり、学校と保護者の相互理解の基に、地域・関係機関など、子どもがかかわる人々からの多様な支援を得ていくことも必要になってくる。「トマト狩り」「キウイ狩り」「芋掘り」「コーラスコンサート」など学校周辺の地域の暖かい支援の基に行われた学習活動も多い。また、子どもの居住地域での交流や隣接する小学校とのふれ合いの中から、相互理解の輪を広げている。
 「生き方の教育」を推進するために、平成14年度から「個別教育計画」を実践し、本校の「3つの支援」の更なる充実を目指して、学校・家庭・関係機関との連携による総合的な支援体制の研究を進める。
 今後は、特別支援教育の理念に従い、従来よりも更に各機関との連携を深め、平成19年度より実施予定である「個別の教育支援計画」の策定の準備を急ぐこととなる。更に、本校への入学や転入、転出、卒業等で他の期間との連携を円滑に進めるため、移行計画を策定し、いっそう本校の支援を充実させていく予定である。

3 具体的な取り組み

 個別の子どもへの支援と地域支援が充実して行われるためには、そのための環境づくりが大切となる。本校ではそれらを「4つの取り組み」として捉え直し、年度毎に具体的な課題を設け、その充実を図ることとした。

◎個々のニーズに応じた3つの支援を行うために本校は次の取り組みをします。
 
・学校生活の環境の整備に努めます。
・子どもと共に生きる人々の連携を図ることに努めます。
・職員は資質と、専門性の向上に努めます。
・家庭や地域社会に開かれた学校づくりに努めます。 

 次の場面で本書を参照し、本校の活動を見直していく際の視点としたい。また、1.〜3.そのものも毎年見直し、本校の指針の確認を行っていくものとする。

・本校の教育活動や全体の取り組みを、保護者に説明し、連携を深める場面。
・本校の教育活動や全体の取り組みを見直し、新たな計画を立てる場面。(学校経営反省時を含む)
・新転任者に対して本校の取り組みを引継ぐ場面。
・日々の教育活動の立案、実施、評価の場面。
・他校、入学転学希望者、関係施設、関係機関その他へ本校を紹介し、理解を深めていただく場面。
・その他。

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横浜市立 北綱島特別支援学校(旧校名:北綱島養護学校)


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