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横浜市立北綱島特別支援学校(旧校名:北綱島養護学校)ネット分校 ― 本校の特色(1.訪問教育 2.交流教育 3.給食指導


●−1 訪問指導

 本校は、重度の重複障害のある児童生徒が多く在籍している。健康上の理由等で通学できない児童生徒のために、教師が家庭に訪問して支援を行う訪問教育を行っている。

 @訪問教育対象の児童生徒全員を通級クラス所属として連絡や支援を行っている。
 A体調の良い時や、学校行事の際等では登校する機会を設けている。(その場合は所属の通級クラスに参加して活動する。)
 B体調や移動手段等の状況が整った場合は、訪問教育対象の児童生徒同士の合同授業を行っている。


●−2 交流教育

 本校の児童生徒にとって、いろいろな人との関わりや、多くの人が参加する場面の経験はとても貴重な機会である。その中でも交流教育場面は、他校や地域の人々と関わる機会を継続的に設定することで社会的経験を積み重ねることができるため、本校で重視している支援である。本校の目標『一人ひとりの子どもが、地域の一員として毎日の生活を楽しめるように支援します。』にある通り、地域で充実した生活をおくれるよう、併設校を含め地域の学校や人々との交流を重視している。また、交流教育を行う場合は、お互いを「分かり合う」ふれあいとともに、「共に楽しむ」ふれあいができるよう配慮することが大切である。
 北綱島小学校との交流場面では、併設されている利点を生かすこと、そして双方の児童にとって心に残る経験となるよう配慮することを中心にしながら、下記のような交流教育活動を行っている。また、併設校との交流場面以外でも以下のように、地域で、「分かり合う」「共に楽しむ」場面が用意できるよう、年間計画が立てられている。

1.北綱島小学校との交流(→北綱島小学校のホームページ
 @あそび交流(中休み時間の交流)
 Aなかよし学級交流(学級相互の交流)
 Bともだち交流(本校の個々の児童生徒と小学校のクラスの交流等)

2.居住地の小学校・中学校との交流
 本校に在籍のお子さんが、自分の居住地域の学校に通う子どもたちと、一緒に行事に参加したり、授業を受けたりという活動を通して、地域で共に生きる子どもたちと出会い、交流を深める取り組みです。
じめにご希望がない場合でも、居住地校からの行事のお誘いなどがあったときは連絡いたします。

3.他校との交流
 近隣の小学校、中学校からの申し出により、いろいろな形で交流を行います。

4.地域との交流(ふれあい教室、トマト狩り、買い物、地域の諸団体との交流等)
 近隣の農園での体験学習、スーパーや商店での買い物学習・郵便局での体験学習などを行っています。


●−3 給食指導

(1)学校給食のねらい
 重度の障害のある子どもたちの「食べる」という行為は「生きる」ことに直接つながる。学校給食においても生命を維持するための栄養素を確保する大切な場のひとつであるといえる。特に本校の児童生徒に不足しがちである鉄分、ビタミン類、食物繊維等の栄養素を補うためのバランスのとれた食事という意味でも給食の意義は大きい。
 また、給食は「食べる」という総合的動作を学習する場であると同時に、「楽しく食べる」ことにより心のふれあいや要求の表現など、人とのコミュニケーションを学習し情緒面の成長も期待できる場でもある。特に本校の場合はその日の健康状態や心理状態が把握でき、一日の学校生活の中でも最も深く長く児童生徒と関わる時間であり、毎日継続した指導ができる重要な学習活動と考える。

(2)給食指導の目標
@健康の保持、増進
 いろいろな味に慣れ、栄養バランスの良い食事をとることにより、健康の保持、増進をはかる。
A摂食機能の改善と向上  一人ひとりの実態を正しく把握し正常な形で食事ができるよう指導し、その向上をはかる。
B食事動作の獲得
 少しでも介助者の手を離れ、自立動作が獲得できるようにする。そのため自助具をはじめ、姿勢、椅子、食形態等の工夫をして一人ひとりの能力を高める。
C食事に対する意欲的な態度の育成  視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚等の感覚刺激により、食べることへの意欲的な態度を養う。また、食物に対する興味関心を育て、食生活や健康についての理解を深める。
D人間関係の育成  給食時間の言葉かけや会話を通して個々を理解し、児童生徒と教師または児童生徒相互の好ましい人間関係の育成に努める。また、楽しい会食の場を構成し、明るい学校生活を送ることができるようにする。

(3)個別目標
 個々の食事に関する機能や特徴及び留意点などをふまえ、個別目標を設定する。この目標をもとに給食指導個人カード作成し、年間を通して指導にあたる。

(4)給食のきまり
@給食時間
11:45〜12:00(15分)  準備
12:00〜13:00(60分)  食事・歯磨き・後片づけ
13:45下校の日
11:45〜12:00(15分)  準備
12:00〜13:00(60分)  食事・歯磨き・後片づけ
※上記の時程を目安に、各グループの実態に合わせて給食指導にあたる。
※12時を過ぎての遅刻登校の場合は、衛生管理上、給食指導は行わない。

(5)給食指導
活動内容
指導上の留意点 
児童生徒 教師
食事前 ・エプロンを着用する。
・手洗いをする。
・着席する。 
・床にシートを敷く。
・シートの上にテーブルや椅子を準備する。
・テーブルの上を清潔にする。
・手洗い、エプロン着用配膳をする。
・可能な児童生徒は準備の手伝いをさせる。
食事中 ・あいさつをすることで
 食事の始まりを知る。

・楽しい雰囲気の中で正しく食事をする。



・食事の介助にあたる。
・始まりのあいさつをし食事開始を知 らせる中で個々の実態に応じて食事 への心構えをつくらせる。
・必要に応じてBGMを流すなど心身 がリラックスする雰囲気作りに努める。
・意欲を引き出すような 言葉かけを行う。
・嚥下を確認しながら安全な介助を心掛ける。
・体調の変化や、姿勢の崩れなどに留意する。
食事後  ・あいさつをすることで食事の終わりを知る。
・歯磨きをする。
・エプロンを脱ぐ。 
・後片づけをする。

・歯磨きの介助にあたる。 
・可能な児童生徒は後片づけの手伝いをさせる。
・歯磨きが自分でできる児童生徒の仕上げ磨きや点検をする。 

※給食指導中は、給食指導個人カードをテーブルに置いて個々の実態を把握、確認しながら指導にあたる。
※新就学児、転入生は保護者からの調査をもとに一定期間の実態把握をし、その後に給食指導個人カードを作成する。


横浜市立 北綱島特別支援学校(旧校名:北綱島養護学校)

〒223−0053
神奈川県 横浜市 港北区 綱島西 5−14−54
電話 045−545−0126  FAX 045−545−0146

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