最近取り組んだこと、考えたこと!
□ 子どもギャラリー(仮称です。名称募集中!)
不摂生から体調を崩し、2週間ほど子どもたちの前に顔を出さず、校長室で養生(謹慎)していました。することが無いといろいろ考えるもので、子どもたちに囲まれて仕事をしたいと思い始め、実行に移しました。壁の賞状などは全て外し、ロッカーも移動し、子どもたちの生活や学習の様子が分かるように写真を掲示してもらいました。作品展示を始め、自由に使える子どもたちのギャラリーの誕生です。来校者への学校紹介としても利用できるので一石二鳥です。
□ 批判するから、良さを見つけるへ
いつの時代でも人は他人の悪口や批判は上手だが褒めることは少ないといわれています。自分を含め誰もがみんなを批判している、そうした負の連鎖を断ち切るには、まず自分から人の良さを見つけて褒めることが大切です。
誰かの良さを見つけることでその相手は自信をもつ。自信ある人は他人の足を引っ張るようなことはせずに、ほかの人の良さを引き出してくれる。つまり、自分がほかの人を評価することは自分の良さを引き出す環境作りとなり、結果として自分も評価されるようになり、さらに伸びるという論理です。始めてみませんか、身近な人を褒めることから!
□ 子どもに感謝する
私事ですが、教え子の親から1年前に亡くしたお子さんについての文集が贈られてきました。私も少し寄稿させてもらいました。また、時を同じくして子どもについて書かれた学校だよりを読みました。文集と学校だよりから、当時を思い出しながら考えたことを書いてみます。
子どもの成長を振り返ってみるとき、誕生の時からその育ちを支えてきた親の苦労は並大抵のことではなかったと思います。しかし同時に、子どもから大きな喜びも与えてもらっていたのです。人の子は、全く無防備な何もできない状態で生まれてきます。親は、その無力な赤ちゃんにお乳などを与え、おむつを替え、全力で育てます。赤ちゃんも親と同じように必死になって、親にしがみつき生きようとしていたのです。子は親にすがり、親は子に応えてきたのです。弱々しかった子どももだんだんに力をつけてくると、その過程で親は子に求め、子は親に応えようとします。
個性が異なる子どもの成長には、それぞれ一人ひとりに違いがあります。しかし、 親にとっては我が子は世界一の子どもであり、子どもにとっても自分の親は世界一の親であることに違いはありません。
「育児は育自」ということばを聞いたことがあると思います。子どもを育てていたのに、気づいてみると自分を育てていた、自分が育ててもらっていたということを表しています。子育てを通して幸せになるのは、子どもたちだけではないのです。親も、子どものおかげで幸せなれるのです。そして、その心を、また子どもたちに返していくのです。教育にも同じように「教育は共育」ということばがあります。親も教職員も、ともに貴重な経験を積む機会に恵まれた、幸せな人間ということでしょう。子どもに感謝したいと思います。
修学旅行(中学部)と中村地区大運動会に参加して!
□ 素晴らしい秋空のもとディズニーランドで思い出作りをしてきました!
修学旅行の様子は学部の通信などで報告があると思いますので、ちょっと違った観点からの報告をします。行楽日和だったこともあり、大勢の入場者がいましたが、そのほとんどの人が「笑顔」でした。年齢、国籍なども様々な集団ですが、不思議なほど誰もが穏やかで「笑顔」です。夢を実現するディズニーランドの魔法なのか、園内で記念撮影をしているキャラクターの力なのでしょうか。気づいたのは、全てのスタッフの笑顔です。仕事をしたり応答したりする時にも笑顔です。そんな笑顔に接するとこちらも自然に笑顔が移るようです。ある病院では、笑うことを治療に取り入れ効果を上げているそうです。学校に戻っても同じように、笑顔を広げ、子どもも教職員も保護者も笑顔にしたいと思いました。
□ 中村地区大運動会の一コマから
19日(日)に中村小学校の校庭で、大運動会が開催されました。私の地区では、もう運動会は行われていません。子どもの数が減り、参加する大人も少なく、町内によっては人を集めることができないからだそうです。それに比べ、この地区は健在です。平楽中学校吹奏楽部や和太鼓、地域健康体操教室の演技なども取り入れ、賑わっていました。 大玉送りでは、就学前の子どもが保護者に時々助けられながら、自分の背丈より大きい大玉を嬉しそうに押していました。年配の方は転ばないように気をつけながら押していました。となりの白組とは差がついていました。次の走者にタッチすると、自然に拍手がわき、その方は嬉しそうにおじぎをしていました。小学生は気持ちが勝つのでしょう大玉より自分の身体が先にってしまい、ちょっと空回りしていました。ゴールすると大人たちが声をかけます。どんなことばだったのかは分かりませんが、その子はうなずいていました。
放送や用具の準備などは平楽中の生徒も担当していました。可愛い着ぐるみを担当した生徒もいました。みんなの前で準備体操をしていると1歳過ぎぐらいの子がお母さんと一緒にそばに寄っていき、そっと手を伸ばしていました。握手をしてもらって嬉しそうでした。きっと中に入っていた男子生徒も笑顔だったに違いありません。
勝ち負けにかかわらず、参加賞を本部前にもらいに行きます。中学生が渡します。年配のご婦人が「ありがとう」といって受け取りました。中学生はハッとした顔をしていました。
人には優しく、席は譲り合いましょうなどという標語も大切です。教育という場で人権意識を育てていくことも大切です。そうした取り組みとともに、子どもと大人、老人
ではそれぞれが違うということ、そして人は年をとり、体力的には衰えるが智恵を身につけることなど、マナーや当たり前の対応といった常識を目の当たりにできるこの大運動会は実に大きな働きをしていると思いました。参加者がそれぞれ、その人らしく参加し、互いにたたえ合うそうした背中を見て育つ子どもたちは幸せだと思いました。
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