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心と心のコミュニケーション
副校長 吉原 勝
副校長として中村養護学校に着任して1年が過ぎました。重度重複の養護学校勤務が初めてでコミュニケーションが十分にとれるか心配だった1年前より自然に接するようになっている自分に気がつきました。子どもたちと接すると何となくいいたいことが少しみえてきたなと思うようになってきた。この頃に1冊の本に出会いました。
その本の題名は竹内一郎著者『人は見た目が9割』です。単純に題名からして軽い本かなと思いながら売れている本ということで早速購入し読んでみました。読んでみたらなるほどと感じることがたくさんあり関心するばかりでした。そのなかで、アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士は人が他人から受け取る情報の研究結果として
○顔の表情が55%
○声の質(高低)、大きさ、 テンポが38%
○話す言葉の内容が7%
という報告をしています。私はこの結果に大変興味をいだきました。私たちはついついコミュニケーションの『主役』は言葉だと思いがちですがこの結果から話す言葉は7%にすぎず93%が顔の表情や声の質が『主役』になっているのです。日常生活で思い出すといろいろありますね。例えば、自分では感じていないのですが、暗い顔していると『今日は元気ないね』、『疲れている』、また、明るい表情や明るい声で挨拶していると『何かいいことあった』などいっぱいあります。学校に来ている子どもたちも、担任の先生がちょっとした表情、声の変化にきづき計温すると熱があるなど様々な表情・仕草でコミュニケーションが図れていることが日常多くみられます。クラスの子どもたちが1年目、2年目、3年目となると子どもとコミュニケーションがとれやすくなることがわかります。
私たち、こどもたちとのコミュニケーションでは、93%の非言語コミュニケーションをどう受け取れるかが大切になることに気づかされました。子どもたちと接しないとその変化に気づかないでしょう。そして、もう一つ大切なことは、『心』です。コミュニケーションが成り立つには相互の信頼関係、つまりはハート ツ ハート ではないでしょうか。