輝いた中村オリンピック2006          

校 長 松ア 紀一 

 

 みんなが楽しみにしていた中村オリンピックは、雨で予定されていた5月13日には行えませんでしたが、とても良いお天気に恵まれて5月15日に無事終了することができました。中村養護学校(もちろん高等部も含めて)と、中村小学校の交流がいっそう深められたことは大変意義深いものだと改めて思いました。

 

 中村オリンピックを成功させるために、小学校ではJNOA(児童中村オリンピック委員会)を中心に準備が進められ、養護学校の各クラスをJNOAが何回も回りながらスローガンやマスコットのアイデア募集と最終決定に向けての投票を呼びかけてくれました。また朝の職員室に来て、できあがったマスコットの大きな絵を紹介もしてくれました。児童生徒には小学校の廊下に展示して見せてくれていました。競技の「野越え山越え」にはどんな内容なら養護学校も無理なく楽しく参加できるかとか、様々な種目に対して色々考えてくれていました。

私は、小学生が養護学校の友達も楽しく参加できるようにと準備をしている姿や養護学校の校歌を大きな声で一生懸命に練習をしている姿に胸が熱くなると同時に、指導をされている小学校の先生方に感謝の気持ちが湧いてきました。

当日は、小学生や地域の方々に混じって養護学校の児童生徒も、いつも以上に気合いが入っているのが伝わってきました。多くの人たちに囲まれ、晴れやかな雰囲気が会場いっぱいに漂っている中で、自分もその一員であり、主役であることを誰よりも嬉しく感じていたのかもしれません。また、訪問籍で日頃なかなか学校に顔を出すことが難しい児童生徒も、みんなと一緒に参加してくれていたことをとても嬉しく思いました。

 

 最後に中村オリンピックが終わってみんなの下校を校門で見送っているとき、中村小学校のある保護者の方から「養護学校の校長先生、今日はどうもありがとうございました」とお礼を言われました。これは私個人ではなく、中村養護学校全体に言われた言葉だと思います。きっとその方は中村オリンピックの成功と交流場面の美しさが自然に重なり、満ち足りた気持ちから養護学校の代表である私にもお礼を述べられたのだと思います。私は小学校の保護者の方から言われたことに深い意義を感じ、大変感動しとても嬉しくなりました。改めて両校の児童生徒に、「よくやったね!」「ありがとう!」とお礼を言いたくなりました。