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『自 尊 感 情』の 育 成 校長 松ア 紀一 平成18年がもうじき終わろうとしています。この一年、子どもたちにとって、学校や家庭が楽しく安心して豊かに暮らすことができる環境であったのか振り返る時期になりました。 本年度本校では、人権教育の視点から児童生徒の「自尊感情の育成」をテーマに教職員の研修を行いました。「自尊感情」って何だろう?という問いかけに、『自尊感情とは、幸せになるために必要なものではないか』『自尊感情とは、自分は大切にされていると思う感情のことではないか』『自分に自信が持てて、自分を価値あるものと誇れるような感情のこと』『自尊感情とは、自分なんか・・・って思うことの反対の感情』『自分は必要とされていると感じることが、自尊感情につながる』『自尊感情は、ちょっとしたことですぐに壊れてしまう』等々、先生方から様々な意見が出され、その中から、どうしたら「自尊感情」を育てることができるかという話になりました。 児童生徒の多くは家庭や学校生活の中で様々な活動を行っています。活動を通して個性や持てる力が充分に発揮できたり、友だちや先生と一緒に楽しく活動ができたりした時、児童生徒の表情は実に生き生きとしています。学習発表会の時がそうであったように、児童生徒が輝いて見える時、きっと、「やったー!」と達成感や満足感を味わっているのだと思います。同時に、周りの友だちや先生からほめられ、自分が認められたことで大きな自信も育っているのだと思います。 このように自尊感情を育成する上で、児童生徒の良いところを積極的に認め評価することはとても大切なことですが、それ以上に大切なことの一つに、児童生徒の自尊感情の育成を阻害している要因があれば、それを取り除くことが上げられます。 『児童生徒が持っている自尊感情を、我々大人は知らず知らずに傷つけてはいないか?』という問いかけが、教師の中から出されました。早速12月の研修は、クラス毎に、児童生徒を一人選んで、その児童生徒の立場になって学校生活を見直してみようということになりました。また、まだその結果は報告されていませんが、児童生徒の立場に立って、学校生活を一つ一つ吟味することによって新しい発見が生まれ、中村養護学校全体が見直しされるきっかけになればと期待しています. 保護者の皆様、今年一年間、温かなご協力・ご支援ありがとうございました。子どもたちはみな良くがんばったので、たくさんほめてください。 |
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