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進路から 進路担当 穏やかに新しい年が明けました。学校も2週目から始まり、長い冬休みを過ごした子ども達は嬉しそうに登校してきました。年が改まると、清々しい気持ちになって何事も始めるのにわくわくするものですが、高等部の3年生はちょっと違って複雑です。長い月日を過ごした学校生活もあと少しで終わりと言うことを実感し始め、そして新しい社会に巣立つのは嬉しい反面、不安や寂しさなどが入り混じった複雑な時期なのです。 高等部で進路を担当して2年になりますが、今回は卒業生の進路先がどのように決まるのかお話しをしたいと思います。 高等部に入学すると、まず最初の懇談会で進路の計画などに関しての説明を受け、アンケートに記入してもらいます。アンケートはそれぞれの保護者の考えや経験を知りたく、毎年必ず行っています。そして行事としては、1、2年生は「進路校外活動」(障害者施設や地域活動ホーム等)に数人のグループの単位でスクールバスを使用して出かけます。これはその年度ごとに希望や居住地などを考慮して、行き先を決定します。その他に希望によって「一日体験実習」と言って、1日だけですが教師と一緒に個別の実習を経験することができます。どちらも保護者は午前の時間に見学することができるので、ご自分のお子さんを視野に入れながら進路先を考えられる良い機会だと思います。 3年生は進級するとすぐに、児童相談所のケースワーカーと各区の福祉保健センターのケースワーカーを交えて、個別の進路懇談会を行います。この時までには卒業後のイメージなど大方の考えが固まっていないといけません。そして、具体的に進路先として考えている事業所(障害者施設や地域活動ホーム、作業所等)での実習が始まります。実習が終わると、再びケースワーカーを交えて相手先に感想や希望、思いなどを伝えてから事業所との調整に入ります。希望や思いを伝えるときは、それまで培ったお子さんの学習経験や生活経験を生かして、特徴や好きなこと、どのように生活していきたいかをたくさんアピールしましょう。 横浜市では独自の法人型地域活動ホームを各区に1つ作っていますが(南区ではどんとこい・みなみ)、あと数年でそれも終わります。中村の卒業生の多くは、法人型地域活動ホームと従来からある障害者施設(朋や若草など)に通所しています。 法人型地域活動ホームは設立の歴史が浅いので、重心の子どもたちに慣れていないことが多く、扱いが慎重で丁寧です。けれども重心のいろいろな事を学ぼうと、施設から職員さんや看護師さんが中村に研修に来て一生懸命に子どもたちと関わっています。私たちも地域活動ホームがもっと充実したものになって欲しく、協力しながら応援しています。保護者の方たちはお子さんをよく知っていただくために、自分が住んでいる場所近くの地域活動ホームに登録をして、一時ケアーや余暇活動などを利用しながらお子さんをアピールしていきましょう。そして一緒に地域活動ホームを育てていけると良いですね。 高等部に入ると3年間はあっという間です。高等部に入るまでに、お子さんの卒業後の生活イメージができていると、実習先を選んだり作業を選択したりする場合に、とても明確に答えを出すことができます。それには日々の学校でのお子さんの学習の様子はもちろんのこと、進路に関する情報も知っておくことが大事です。 進路の情報は提供する場がいろいろあるので、機会があれば少しでも情報を仕入れておいて下さい。また、分からないことや知りたいことがあったらどうぞ遠慮をせずに、私たち生き方支援部に尋ねて下さい。 |
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