新治養護学校マニフェスト(中期学校運営計画)

計画期間

平成18年12月1日〜平成23年3月31日

学校教育目標

 

ひとりひとりを大切にした教育を行います。

     具体目標

       みんなの願いを実現するように努めます。

学校経営方針

 

・重度重複障害児教育の充実

・特色ある教育の創造と校内組織の再編成、活性化

・関係諸機関との交流・連携・協力による学校づくり

・医療的ケアに関する確実な安全管理の実施

・危機管理体制の強化

・教職員研修の充実と資質・専門性の向上  

指導の重点

@                個に応じた指導を行います。

A                集団づくりを目指した指導を行います。

B                子どもをとりまく人々との連携をはかります。

C                学校や地域の特色を生かして指導を行います。

D                全教職員の協力のもとに充実した指導を行います。

 

 

 

 

改善の視点

取 組 目 標

個に応じた自立活動の研究は本校として積み上げてきたところですが、教育指導の充実のためにも、これまでの理論と実践を振り返り、再構築する必要がありあます。

     教育課程を再評価し、再構築を目指して検討を行い、23年度には新しい教育課程で教育を展開できるようにします。

     個別の教育支援計画について、児童生徒への教育の根幹として、また、福祉、医療との連携を推進するための基盤として効果的な運用を実施できるようにします。

     自立活動のあり方について、活動内容や指導案の蓄積を進めるとともに、授業研究を進めます。

 

小学校との併設という利点を生かして交流教育を展開していくことは本校の特色の一つであり、これを継続発展していく必要があります。

     新治小学校との自然交流、行事交流、授業交流などを計画的に行っています。本校の財産の一つでもあるこの交流を継続するとともに、小学校との交流委員会を年に3回開催して、共通理解を深め、実りある交流にしていきます。

     小中高等学校との交流も継続するとともに、実施方法を改善していきます。

     居住地校交流の展開は副学籍の運用とともに検討を進めていきます。

豊かな自然や本校の教育に協力していただける地域の方々とのつながりを生かした授業が本校の大きな特色のひとつです。

◎ 豊かな自然と四季の変化を体感できる授業により一層取り組みます。

         季節感を味覚や触覚や嗅覚で感じ取る食に関する指導を全学年で実施します。

         新治の森や梅田川にでかけて自然と触れ合う中で展開する授業を実施します。

         近隣の畑を利用した活動を毎年行います。

障害の重度化、センター的機能へのニーズの高まり等の理由から、職員の専門性の向上が必要になっています。

◎ 職員研修の内容を精選し、より効果的な実施を目指します。

         専門的知識や技能をもった外部講師を積極的に招聘し内容の充実を図ります。

     教職員一人ひとりが子どもの障害の状態を理解し、障害児教育の基礎的力を身につけるよう計画的な研修を実施します。

         基本的な手技や技術の習得を行い、指導技術の向上を目指します。

         初転任の未経験者には、校外の医療機関での研修を受講させます。

         校内の研修会で教職員を講師として、実技研修を行います。

         養護学校の免許取得を奨励・推進をします。

自立・分権・地域参画型の「開かれた学校」が求められています。

     平成17年度から「オープンスクール週間」や「オープンスクールアワー」など学校を開く取り組みを実施しています。来校者の増加のために広報などでも工夫して取り組みます。

     「新治養護の教育懇話会」を平成17年度から開設し、地域、福祉との連携協力をさらに進めるようにします。

     平成16年度から実施している保護者学校評価と平成17年度から実施している職員自己点検を継続し、評価の推移を考察するとともに、ご意見やご感想には組織として責任をもって応えていきます。

安全・確実に医療的ケアが実施されることは、児童生徒が学習するための基本条件になります。

     ヒヤリハット事例報告による安全管理体制を確立するために、研修等を実施していきます。蓄積した事例をもとに要因を考察し、対応策を検討し指導の中に生かしていきます。

         臨床指導医との連携を強化し、より安全な医療的ケア実施を目指します。

         保健室と各学級の連携を強めるため、平成18年度から保健室学級連絡会を実施します。

養護学校におけるさまざまなリスクから子どもを守るのは安全安心な学校づくりが基本条件になります。

     開校当初に比べて倍増している児童生徒数に対応して、安全で快適な学習環境を整備するように努めます。

     安全な施設・設備の点検…毎月の施設設備の安全点検を確実に行い、破損、危険箇所等を把握します。児童生徒の安全に直接関わる箇所については、すぐに対応し補修や改修をします。施設や遊具の使用前使用後には、使用前の安全を確認することを徹底します。

     防災体制の再構築…横浜市盲ろう養護学校防災マニュアルに基づき、防災体制を再構築します。

     防犯・不審者対応…新治小学校と連携して学習時間中常時施錠態勢をとるととともに不審者対応訓練も一部連携して行います。

 

                                                                                             

 

人材育成の考え方

現在職員の年齢構成は、バランスがよく男女比も同性介助の指導ができる比率になっています。引き続き年齢構成のバランスや男女比に、大きな偏りがないように維持していきます。また、職員が重度の肢体不自由の子どもたちに対する教育に、自信と誇りを持てるように意識の改革を図っていきます。

  年齢構成のバランスの良さは、人材育成の面でもメリットがあります。ベテラン職員層はこれまで培ってきた知識や技術を伝え、若手層からは新しい考え方や感覚といった新鮮な風を吹き込んでもらうように、校内で「教え合う」機会を多くつくり、人材育成につなげます。

・校長、副校長が率先してベテラン職員の専門性や得意分野について確認し、校内研修の講師等になる機会を設けることにより、職場内での研修の活性化を図ります。

平成18年度の重点取組項目

         集団学習についての問題点を整理し、新しいあり方に向けて研究を進めます。

         新治養護の教育懇話会を実施します。(11月)

         校門の電磁施錠に伴い、併設小学校と協力して防犯体制を強化します。

         ヒヤリハット事例報告の蓄積とともに検討組織を設置し、事例発生から迅速確実に再発防止が図られるサイクルを確立します。

         安全な医療的ケアを行うために、実施するときに周囲に聞こえるように声を出すことを徹底します。

これまでの取組結果

(平成19年度から記載します)

 

 

まちとともに歩む学校づくり懇話会等(新治養護の教育懇話会)の意見

新治養護学校マニフェストを策定するに当たり、平成17年度に仲丸町内会長へのインタビューから始めた「新治養護の教育懇話会」は平成18年11月25日に会員を正式に委嘱し、組織として開催しました。各会員から貴重なご意見をいただきました。主な意見は次のとおりです。

         新治公園については地域としても気に掛けスロープをつけさせたが、出来上がったものはとても車椅子で使えるものではなかった。今作っている新治里山公園のスロープではそのようなことがないように働きかけてきた。

         バザーなどには地域としても引き続き協力していくが、物品を提供する人への対応は一層丁寧にしてほしい。

         このような会(教育懇話会)はたいへんよい。もっと早く立ち上げるべきだった。

         学校で行っていることについてはどんどん地域に発信してほしい。

 

 

 

    1 この計画は、横浜市教育委員会の定める「学校版マニフェスト(中期学校運営計画)」として策定したものです。 

    2 ◎は重点項目