トップページ>お知らせ・相談>横もうからのお知らせ>もう学校だより 第21号

横浜市立盲特別支援学校
校長 斎藤 政和
秋まっさかり。様々な体験活動を楽しみたいものです。さて、27日(土)に、笑顔いっぱい、みんなの文化祭・理療祭を開催します。ぜひ来校され、多くの出会いと「ふれあい」で、楽しく秋の1日を過ごしてください。
いま幼児や児童生徒は、後期の学習を行いながら、協力して、その準備をしています。舞台発表や展示する作品の制作、模擬店など、一人ひとりが努力しています。また、PTAや作業所等の模擬店、作品展示、販売など盛りだくさんです。
どうぞ、心ゆくまでお楽しみください。
今年も文化祭・理療祭がおこなわれます。今年のスローガンは、「Let's Enjoy 一人ひとりが Big Smile」です。各学部が発表に向けて練習を重ねています。練習の成果を見ていただけると嬉しいです。舞台発表や作品展示ばかりでなく、専攻科生徒によるあんま・マッサージ実習、視覚障害について理解を深めていただくための展示も用意いたしました。どうぞお気軽においでください。
日時 10月27日(土)9:00〜14:30
発表内容
ステージ発表<体育館>
○幼児・児童・生徒による劇、音楽の発表
展示・模擬店
○各学部で制作した作品
○視覚障害に関する資料の展示
○軽食(サンドイッチ、カレー等)の販売
○作業所など、地域のグループによる出展
その他
○専攻科のデモンストレーション(あんま)9:00〜12:00
携帯電話やテレビのリモコンなどは現在の生活には欠かせませんよね。視覚障害者にとっても、今や携帯電話やリモコンは必需品になっています。ところで、視覚障害者はどのように電話をかけたり、リモコンでチャンネルでテレビのチャンネルを変えるのでしょうか?
番号のところに点字が書いてあるわけではありません。もし、近くに携帯電話やリモコンがあれば、お手にとってご覧下さい。5の数字のところを見て下さい。そこに小さな突起があるのにお気づきでしょうか?中央の5の位置に点などの突起がひとつあるだけで、他のキーの位置を把握して、理解することができます。最初にどこにどのようなキーがあるかを覚える必要はありますが、覚えてしまえば皆さんと同じように携帯電話もリモコンも使いこなすことができます。
皆さんも一度、目をつぶって電話をかけてみてはいかがでしょうか。
専攻科の秋の風物詩〜灸頭鍼(きゅうとうしん)〜
専攻科の授業では、クラスメート同士や、学生と教師でお互いに実技を行い、技術をみがく修練の場があります。秋から冬にかけての楽しみと言えば「灸頭鍼」がこれです。
灸頭鍼とは、読んで字のごとく鍼と灸の技を合わせたもので、鍼の頭に灸をのせたものです。この灸頭鍼は、はり師ときゅう師の技をあわせ持つ者がおこなえる究極の奥義であります。
鍼を腰などの適切な場所・深さに刺す技術と、モグサを柔らかく丸める技術と、体に刺したままの鍼の頭にこのモグサを取り付ける技術と、最後にそこに火をつける技術がいるのです。
視覚に障害があるものにとっては、この火をつけること一つとっても多くの修練が必要なことです。モグサの燃えるときのほのかな香り、体にジーンと広がる温かな熱に、専攻科の秋も深まっていくのです。