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もう学校だより 第19号(2007年3月13日(火曜日))

画像:もう学校だより19号

横浜市立盲特別支援学校

校長 斎藤 政和

 元気にスタートを!

卒業式・修了式(幼稚部15日、小〜高等部16日)が近づきました。本年度は、幼稚部から高等部まで37名が卒業・修了します。多くの人々との出会いや喜び、悲しみなど数多くの思い出を胸に、新しいスタートでもあります。忘れてならないことは、様々な方々のご支援を得て、一人ひとりが着実に成長してきたことです。それらの支援に感謝の心をもって進級、卒業してください。また、これまで学んだことを忘れずに生かして、何事にもチャレンジする気持ちをもち、明るく、元気に、たくましく、幸せいっぱいの人生を歩んでください。

さて、3月は、この1年をふりかえり、まとめ(評価)の時期です。特に校内の反省だけでなく、外部(保護者や生徒)の評価が重要です。それらの声を新年度の計画や学校運営に生かしたいと思っています。率直なご意見をお聞かせください。

盲特別支援学校・中学部・冬季施設

中学部では、1,2年生で新潟県湯沢町の『中里スノーウッドスキー場』に行っています。ここでは、いつも常宿にさせていただいている『上越ホテル』に2泊し、雪国でのスキーや雪遊びを体験しています。今年度は1月22日〜24日まで行ってきました。

スキー場では、スキースクールを受講しました。初めてスキーを体験する生徒も多かったのですが、板の付け方、方向の確認からていねいに教わり、すべることの楽しさを味わうことが出来ました。スキー板を『ハの字』に固定する補助具を使ったり、後ろから棒で支えたりといろいろと工夫を凝らしたやり方で滑った生徒もいました。

今年は例年よりも雪が少なく心配しましたが、中学部の生徒がスキーをしている時は、どんどん雪が降ってきて全身で雪を感じることができました。

ホテルでは、おいしいご飯(魚沼コシヒカリ)に舌鼓を打ち、レクリエーションを楽しんだりして充実した3日間を過ごすことができました。

視覚障害者用道路横断帯(エスコートゾーン)

歩道等に敷設してある点字ブロック(視覚障害者用誘導ブロック)は、視覚に障害のある人が一人で外出するときの助けになっています。点字ブロックが大口駅や妙蓮寺駅から盲特別支援学校まで続いていて、それに沿って進むことで迷わず盲特別支援学校にたどり着くことができます。

では、視覚障害の方はどのようにしてひとりで歩行するのでしょうか?

ところがこの点字ブロックが途切れてしまう箇所があります。それは、横断歩道です。視覚障害者にとって、車の行き交う道路を横断することは大変恐ろしく不安なことだと思います。しかし、通行車両の障害になる、騒音を引き起こす等の理由から、横断歩道には点字ブロックがありません。

視覚障害者が安全に横断歩道を渡れるように・・・という声から、まだ、全国でわずか数カ所ですが、視覚障害者用道路横断帯(エスコートゾーン)というものが敷設された横断歩道があります。

エスコートゾーンは、横断歩道の中央部に、足の触覚で認知できる突起を設けて、横断歩道内をまっすぐに進めるようにするものです。点字ブロックと似ていますが、点字ブロックより突起の傾斜部が緩やかになっていることや、突起の並びが横線状になっていること等の違いがあります。これは、車いす利用者の振動を減らす、摩耗しても突起の尖った状態を保つ、進む方向をわかりやすくする等の目的で工夫されているのです。

現在わずかに敷設されているエスコートゾーンですが、激しい車両の走行で突起が摩滅したり破損したりで認識が難しいものもあるようです。修理されないままではかえって危険が生じるかもしれません。耐久性や施工性、視覚障害者の認知しやすさ、車両や車いす利用者やお年寄り等への影響等、様々な観点から優れた材質・ラインの幅・突起の形や並び方等検討されているようです。

また、横浜国立大学では、エスコートラインという道路横断時の誘導設備を考案・開発しています。その特徴は、路面仕上げを従来のアスファルト舗装と違えて白杖でも認知できるようにしていることや路面の凹凸を極小に抑えていることです。大学キャンパス内に数種類のエスコートラインを設置して実証実験をしています。

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