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A横浜市立盲特別支援学校の給食支援目標

毎月の給食目標は、全体目標は共通していますが、各学部目標はそれぞれの発達段階に応じて別々に設定されています。
10月の全体目標は「食べ物の名前や働きを知ろう」です。その各学部目標から、今回は「1.食べ物の栄養について理解する」を選びました。
食欲の秋、ついつい口寂しくなる季節。何気なく口に運んでしまう食べ物ですが、食べ物がなければ人は死にます。命を育み、活動するための糧として、エネルギーとして・・・大量生産、大量消費が当たり前の今こそ、ついつい無感覚になりがちな食の役割の一つ、「栄養の役割」をどう支援していくべきか、段階別に確認していきましょう。

  

幼稚部
1.献立名と食品名を知る。
  (1)給食の献立名を知る。
  (2)献立に使われている
   食品名を知る。
まずはどんな名前の料理がこの世にあるのか、それに使われている食品にはどんなものがあるのか、とか。抽象的な栄養素の概念を知るためには、それだけ豊富な言葉をたくさん覚えていく必要があります。視覚だけに頼り切れない視覚障害児ならなおのこと、味覚・触感・手で持った重み・匂い・そしてそれらに関するたくさんの言葉・・・で、豊かな表現を心の中にためていってもらいたいものです。

小学部
1.献立名と食品名を知る。
  (1)献立名と食品名を確かめ
  ながら食べる。
視覚に障害があると、びっくりするくらい食への関心が低くなります。自分でアイマスクをして食べてみれば、その気持ちがよく分かります。ただおなかを満たすだけ、そんな気持ちになりがちです。
でも、人の心は伝わります。どうぞごはんを食べながら、どんなおいしさか、どんなに彩りがきれいでわくわくするか、雰囲気で伝えましょう。わくわくしながらなら、献立の名前も食品名にも自然と関心が向いていくことでしょう。見えないものを、豊富な言葉とそれに込めた気持ちで伝えていく・・・素敵なことですね。

中学部
2.食品を働きにより三つのグループに分けられることを知る。
  (1)献立に使われている
  食品を三つの働きに分ける。
将来自立していくためにも、栄養管理に関してはしっかり考えていく力を身につけていってほしいと思います。その、考えるために必要な基礎知識ですから、丁寧に確認していってください。学習した知識を放送で伝えることは、知識の共有へとつながりますし再確認する意味で自分の役にも立ちます。大変でしょうが、頑張っていきましょう!

普通科
3.六つの基礎食品群とその働きを知る。
  (2)献立の中に使われている
  食品の栄養素を知り、その組み
  合わせを意識して食べる。
知識は知っているだけでは役に立ちません。健康の自己管理能力を身につけるためには、実践が必要です。でも、言うは易し行うは難し。ついつい頭でっかちになりそうな年齢でもありますね。
 どんなものを食べていけば健康でいられるか。そして、美しく、かっこよくいられるか!?今食べているものが、「自分」を作っている・・・そのあたり・・・どう伝えていくか・・・難しい年頃ですね、本当に。

専攻科
3.六つの基礎食品群とその働きを知る。
  (1)献立の中に使われている
  食品の栄養を考え、その
  組み合わせを意識して食べる。
人の健康に深く関わっていく専攻科だからこそ、栄養に関することにも広く知識を持って下さるといいな、と思っています。
世の中は食教育推進の時代に入りました。患者さんから、身体によい食べ物のことを聞かれることも当たり前となる時代は迫っています。相談を受けた時に、治療に合わせてよい食べ物の話などを答えられたら信頼度アップ間違いなし!!
今からでも、栄養に関してあちこちにアンテナを張ってみてくださいね。







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