| ネットデイとは |
 | ネットデイとは、学校内にネットを敷設する日のことです。これは、アメリカのシリコンバレーで始まった、ボランティアによる学校の情報化のための校内LANの整備の方法です。 地域にお住まいの情報技術者など、ネットワークや情報技術に知識のある方や、保護者のみなさんにボランティアとして協力をしていただき学校と一緒に校内LANを整備します。
児童生徒が参加する場合もあります。 参考 ネットデイクラブ JAPET(社団法人 日本教育工学振興会) |
| 学校はこのようにボランティアを受け入れます |

| ●共に情報化を進めるパートナー
・あくまで学校と協働で作業をするパートナーとして対応します。 ●ネットデイを機会に継続的に
・ネットデイ以後も交流し、様々な機会を通して継続的な参加の場を提供します。 ●学校が主体となって対応
・敷設で生じた不都合は、学校が主体となって対応しますが、ボランティアに協力していただく場合もあります。 ●ボランティアと学校の分担
・学校が責任をもつ作業と、ボランティアにお願いする作業をあらかじめ整理し、事前に確認します。 |
| 学校は校内LAN整備の計画をたてて準備します |
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普通教室、図書室などの特別教室、オープンスペース等にLANケーブルを敷設することで学校内の情報化が進展し、いつでも必要なときにインターネットを活用した授業ができるようになります。
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| 学校は事前の準備をします ( )内はおよその期間です |
| 1 学校内の体制を準備します(4〜5か月前) |
 | ●校内の共通理解
・学校全体の共通理解をはかります。 ●校内の推進組織をつくります
・学校コーディネーター ネットデイ参加者を募集し、校内をとりまとめます。 ・校内の技術担当 校内のネットワークの把握とセキュリティに配慮します。 (技術コーディネーターをかねる場合もあります。)
・庶務会計担当 部材機材や昼食等の手配をします。 ・地域コーディネーター 地域の代表の方に依頼し地域との窓口になってもらいます。
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| 2 校内での利用計画を立案します |
 | ●活用目的を決定します
・どの教室(学年)で必要か、具体的にどの教科等で利用するかなど目的を明確にしておくと校内LANで結ばれたコンピュータが活用されます。 ・教室やスペースにおく予定のコンピュータの台数も決めておきます。
●配線の計画 ・利用計画をもとに校内の配線計画を作ります。 |
| 3 ボランティアを募集します(約5か月前) |
 | ネットデイを契機に学校・家庭・地域が協力しあう場をつくり、継続的な支援の関係をつくります。
●PTAへの協力を依頼します ・PTAの皆さんに計画を説明し、保護者や地域の方へ協力を依頼します。
●保護者や地域にむけてボランティアの募集をします。 ・学校のWebページに掲載し学校のメールIDでも受け付けます。
●ボランティアにはいろいろな活躍の場があります。 ・なによりも学校を支援して頂ける意欲のある方を歓迎します。
・配線や情報機器の技術・知識のある方がいると助かります。 ・児童・生徒でも参加できる安全な作業もあります。 ・ネットデイ当日の昼食を調理して頂くボランティアも必要です。 |
| 4 具体的な準備(3か月前) |
 | 校内LAN敷設の計画を具体化するために、技術コーディネーターを選びます。
校内のネットワーク利用計画をもとに、準備を進めます。 ●校内LAN技術コーディネータ選出
・工事全体の計画を具体化させます。LAN工事の知識が必要です。 (情報教育課で必要な研修会を計画します。) ● 配線計画に基づいた部材調達
・ケーブル類、機器等の必要な材料・器具の調達をします。 ● 工事箇所下見(校舎平面図、配線図などを用意します。)
・校内のネットワークを理解している教員と技術コーディネーターらによる下見を行います。 (利用計画をふまえて基本計画を立案します。) ・工事分担箇所を切り分け、校舎とボランティアの規模により、1日でできる範囲か2回に分けるか検討します。
● 事前の工事 ・必要な箇所があれば業者委託工事をネットデイの前に行います。
(縦導線の配管や防火壁の貫通配管、100V電源、高所の作業工事など) |
| 5 事前の打ち合わせ(1か月〜2週間前) |
 | ●事前に計画したグループ単位にボランティアを配置します。
・グループは、必要な作業単位に責任者を選任して構成します。 ●事前学習会 ・ネットデイで行われる作業について説明したり、実習します。
●事前打ち合わせ ・実施まえの打ち合わせで作業箇所に対応したグループを編成します。
・グループごとに分担場所を下見し作業手順と必要な道具を確認します。 |
| 6 必要な機材・部品を準備します(基本的な例です) |



| ●UTPケーブル(LANケーブル)CAT5e以上推奨
・コネクタ作業を容易にするため芯の銅線のしっかりしたケーブルを選びます。芯線は単線の導線のを選びます。コネクタとあわせます。 ・設置場所やHUB間で予想外に必要になりますので、予定の延長距離より余分に準備しておきます。
・作業の効率化のため作業グループごとに100mずつ準備します。 ・配線系統の識別のために、皮膜の色を分けておく方法もあります。 ●コネクタ(RJ45-CAT5e以上推奨)
・圧着すると再利用できないため、歩留まり50%を予想して必要数の倍は用意しておきます。芯線が単線用のものを選びます。 ●PF管16o 管サドル コンクリートねじ
・PF管は屋外を配線するときに用いるフレキシブルな保護管です。 ( CD管と紹介していましたが、PF管の方が耐火性、耐候性があるので改めて紹介します。)
●金属管16o 管サドル 継ぎ手 コンクリートねじ
・スチール管は屋外を配線するときに用いる保護管です。
専用の折り曲げ工具が必要です。
(耐候性はありますが加工に技術が必要です。)
●ケーブルタイ
・配線の両端につけ接続先を記入しておきます。 ●100BASE-TXスィッチングHUB
・電源一体タイプの方が設置しやすい。ポート数や分岐箇所に応じて必要分用意します。ポートに余裕を持たせ、予備機もあるとよいでしょう。 メンテナンスを考えて設置場所を決めます。
●V-LAN機能付きスィッチングHUB(必要に応じて使用します。)
・マルチプルV-LAN機能を用いて学習用ネットワークをさらに切り分ける場合にもちいます。原則として職員室に設置します。
・光回線接続時に整備されるブロードバンドルータは、学習用、教職員用のネットワークにあらかじめ分離されています。
●カシメ工具(RJ45コネクタ用) ・配線にRJ45コネクタを固定する専用工具です。複数用意した方が作業効率がよいでしょう。貸し出し用に情報教育課で20用意してあります。
●モール(配線カバー)・モールカッター ・モールは露出したケーブルを覆う場合に用います。
・モールカッターはモールの切断加工に使います。 ●情報コンセントボックスまたはローゼット
・壁などに設置しLANケーブルを接続します。 |
| 7 一般的な工具などの例です。(お借りすることもあります。) |
 | ●脚立
・高所の作業に必要(作業箇所に二台必要な場合もあります。) ●電動ドライバードリル
・穴あけの他ドライバーのビットがあれば、ねじの作業にも役立ちます。 ●振動ドリル
・コンクリートへの穴あけに役立ちます。 ●電工ドラム ・電動工具の電源として役立ちます。
●懐中電灯 ・天井裏等の作業に役立ちます。 ●釣り竿
・天井裏の配線に利用します。 ●電気掃除機 ・ほこりや削りくずなどがでるので作業後の清掃に必要です。
●防塵めがね ・天井に向かって作業する場合必要です。 |
| 8 貸出し用工具の一覧です。(学校を通じて情報教育課にお問い合わせください。) |
 
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●ケーブルテスタ
・ケーブル両端のコネクタに接続して導通をテストします。(20セット)
●デジタルケーブルアナライザー
・ケーブル敷設後ケーブルの品質(伝送できる帯域)を確認します。他に、ケーブルの断線、短絡、などトラブルの原因も診断できます。(10セット)
●リンクランナーキット
・ケーブル敷設後の、導通、ping、配線の特定、トラブル診断などに使用します。(10セット)
●カシメ工具(RJ45コネクタ用)
・配線にRJ45コネクタを固定する専用工具です。(20セット)
●ケーブルメッセンジャー(30m)
・配管内などに事前に通してケーブルを引き込みます。(20セット)
●ケーブルキャッチャー(5m、6m)
・天井裏などまっすぐケーブルを引き込むときに使用します。(20セット) |
| 参考資料 |
| | 参考資料スクールネットワーク ▲アライドテレシス |
| | スマートスクール・ジャパン(先駆的なネットデイの具体的事例集)
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| | 「ネットデイの進展に関する調査研究」 ▲JAPET日本教育工学振興会 |
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「校内ネットワーク活用ガイドブック2005」 ▲JAPET
PDFファイル(7.64MB)データダウンロード(右クリックして保存先を指定) |
| | 「ITで築く確かな学力」の6ページにネットデイ関連記載 |
| 参考図書 |
| | ネットデイで学校革命! ▲鈴木敏恵 |
| | Perfect Networker ネットワークの完璧設計ガイド |
| | 学校にLAN入しよう ネットデイ実施マニュアル |
| 写真提供 |
| | 洋光台第一中学校 (平成14年11月実施ネットデイの記録より) |
| 実施事例 |
| | ▲日枝小学校 ネットデイ関連ページ (技術情報を公開しています。) |
| | インターネットつなぎ隊 (PDF資料は再利用の許諾を得てください) |