東高校ESD企画 第1弾   3年生全員でのワークショップ

学びの意義は?
今年度のESD企画第1弾として、3年生全員でワークショップを行いました。講師は、福田訓久さん(メディア総合研究所)。

あらかじめ、配布された付箋に将来自分がなりたい職業を書いて、体育館に集合します。

福田さんの軽い自己紹介のあと、早速導入から。スライドには「人は人中田は田中」。生徒の顔には???のマークが浮かんでいます。
ほぼ全員が「ひとはひと、なかたはたなか」と読んでいるようです。福田さんのお話しの面白さにどんどん引き込まれていきます。
グランドルールの説明の後、5から6人の班に別れます。福田さんの醸し出す穏やかな空気にリラックスして寝転がる生徒も。でも、表情は真剣です!
付箋にどんどん「学校で学んでいること」を書き出していきます。それぞれがどんどん書いていくので、ものすごい数の付箋ができています。 「数学」「日本史」などとともに「ひととの付き合い方」「成功への道」「忍耐」「恋」などユニークなものも。
福田さんの声掛けで、その付箋たちをどんどん分類していきます。その話し合いは真剣そのもの!
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。最後のスライドは、最初のスライドの答え合わせ。「人は人中、田は田中」 (ひとはひとなか、たはたなか。人は大勢の中でもまれるのが良く、田んぼは他の田んぼで囲まれている方が良いという意味) なんですね!なるほど!みんなでワークショップを行うことで気持ちを一つにできた今だからこそ、深く納得できる言葉です。

ワークショップ後の生徒の感想で多かったものは「楽しかった!」「時間が足りなかった。もっとやりたい」。 高校生の永遠のテーマである「学びの意義」について、みんなで協力して考えることができたことが、充実感へとつながったようです。

今回の講師の福田さんには7月11日実施予定の「東高校 ESD day」のメイン講師もお願いしています。 また、ともに学びの時間が取れることを楽しみにしています。