本校では、毎年夏季課題研究のレポートを全校生徒に課しています。
今年度から、1年生のレポートのテーマはSDGs17のゴールから1つ選ぶことになっています。 6月4日のその取り組みの「入門編」が学年集会において開催されました。

1学年の総合学習担当からSDGsの簡単な説明、レポートについての説明がありました。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2015年9月の国連サミットで採択されました。 2030年までの目標達成を目指し、17の目標と169のターゲットから構成されています。

SDGsの17の目標すべてを短い時間で理解するのは不可能なので、本時では、具体例を交えながら、 「17の目標は関連している」ということをメインテーマとしました。
近くの友達と話し合ったりしながら、理解を深めていきます。

さまざまな話題のまとめとして、桶の話題が。桶を作る1枚1枚の板をSDGsの1つ1つの目標に例えた「ドベネックの桶」 (1枚の板がどれだけ長くても、1番短い部分から水が流れ出る)の話を聞くと、本時の具体的な話が頭の中でまとまってきました。

1年生は今後もレポートについての学習を深め、実際に夏休みにはレポートに取り組み、2学期に発表します。 今後の取り組みの中で、みんなの理解がどう深まっていくか楽しみです。
6月の中旬から約1ヵ月間、校内に上智大学よりお借りした、SDGsについてのパネルを掲示しました。 生徒だけではなく、教職員や来校された方にも足を止め、じっくりと読まれる姿を何度か目にしました。