バガスプロジェクト2019
 

 昨年に引き続き、今年の文化祭も「バガスプロジェクト2019」を実施しました。その取組を紹介します。今年度のバガスプロジェクトメンバーは、サスティナブル研究部部員を中心とした有志生徒で構成されました。


 
 

 バガスというのは、サトウキビの搾りかすのことで、それを原料として作られた皿(バガス皿)を文化祭の食品部門の団体に使用してもらい、文化祭の食品販売の際にゴミとしてでる、大量のプラスチック皿や紙皿を削減しようというこの「バガスプロジェクト」。バガス皿は元がサトウキビなので、土に埋めると微生物が分解してくれます。文化祭の翌日、学校の使っていない花壇に使用したバガス皿を埋めました。焼却ゴミとして出すこともないので、文化祭全体のゴミ削減にも役にたっています。

 

 2018年の秋、文化祭の翌日、大量のバガス皿を学校の花壇に埋めました(詳しい様子はこちら)。まずは、4月、本当にバガス皿が分解されているのか、そして、ちょっと大きくなってきたラベンダーの花たちを別の花壇に植え替え、次のバガス皿を埋める準備をしました。土を掘り返してみると、バガス皿は全くありません。あんなに埋めたのに、ちょっと信じられないくらいでした。きっと微生物が頑張ってくれたのでしょう。おまけに、花壇の土がとてもきれいな黒土になってきて、これも驚き!そこで、茄子の苗を植えて、育てることにしました。残念ながら、茄子は多くは収穫できなかったのですが、暑い日も毎日、交代で水やりをしました。

 
    9月、今年も文化祭の翌日、バガス皿を埋めました。昨年の経験があるので、作業がスムーズで、時間も短縮!あっという間に作業は終わりました。来年度は、さらに、食品販売の際に出てくる廃油で石鹸作りに挑戦したい!という目標をたてました。この想いは「バガスプロジェクト2020」へ繋いでいきます!