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学校教育課程

機械科
 資源小国のわが国では、工業技術の開発・進展は何にも増して重要である。特に機械科を学んだ人々は、 この工業技術の中で広い分野の業務に従事しており、機械工業はすべての産業の基盤であるとさえ言われ ている。そこで機械科では、機械に関する基礎的・基本的な事項を着実に身につけ、その上に新しい知識や 技術を吸収し、変化に対応できる素地を養うことを重点に置いている。
 更に知識偏重に陥らぬよう、実験・実習に充分な時間をあて、将来、工業界のどの分野にも適応し、実践 的技術者として活躍できる人間性豊かな人材の育成につとめている。
電気科
 社会人としての一般教養とともに産業の基盤である電気技術の基本をしっかり身につけ、応用のきく、中 堅技術者の育成を目標とし、実験実習を通して応用力をやしない産業界の広い分野に従事できるようにする。
 卒業すると第二種電気工事士筆記試験が免除され、さらに、通商産業省告示第144号により第三種電気 主任技術者資格が認定されている。
電子科
 電子科では、高度情報化社会に生きるために必要な能力に加え、これらの社会を支える基盤となるインフ ラ技術の基礎を学習することができる。
 情報工学や通信工学に関する科目を系統的に学習している。基礎科目に重点を置くとともに、特にコン ピュ−タ関連の科目では小人数に分けたグル−プ学習を行っている。一人一台のコンピュ−タによる実習を 実施してより実践的な能力を養い、柔軟な問題解決力やコミュニケ−ション能力の育成に力を入れている。
工業化学科
 私たちは、快適な生活を過ごすため、ありとあらゆる化学製品に囲まれて暮らしている。衣服・食品はも ちろんのこと、住居・車・コンピュ−タ−機材・バイオリアクタ−等すべて化学技術の発達に比例して発展 してきた。
 工業化学科はその開発の基礎となる化学知識や技術を学び、化学に関する資格を取得するとともに、今日 のエコロジ−に関する意識の高まりに配慮する観点から、環境の保全に直接関係する学習やその研究の発表 等も行っている。また、卒業生の多くは化学関連企業はもとより他の業種においても目覚ましい活躍をして いる。
建築科
 建築科では、共に力を合わせてつくりあげる「和」の心をもった信頼される人物を育成する「ひとづくり」 を第一の目標としています。そして、生徒ひとりひとりの世界を大切にしながら、建築と人間生活に対する 幅広い視野を持って、問題を発見し解決することのできる技術者の養成に努めている。
 特に設計製図・実験・実習等を通して、実際に体験する中から思考力・想像力・整合力を体得しながら総 合力・創造的精神を育成し、さらに相互協力性や頑張りの精神を培っている。
土木科
 市民の工学(civil engineering)といわれる土木工学は、その技術活動を通して、 我々の生活を豊かに、そして公共の福祉を増進していくものである。
 土木科においては、工学上の立場から、実施に即応した基本的技術の修得、さらに視野の広い人間性豊か な人材の育成に重点をおき、最新設備のもとで教育活動を展開している。
 卒業後は、建設業およびその関連企業、役所等で信頼される実践的技術者として活躍できるように充実し た指導が行なわれている。
設備工業科
 人間生活の快適さを求めて、高層ビルから個人住宅に至るまでの、住環境を豊かにするための、基礎的 知識の修得を目標とする。
 水・空気・熱などに関する基本的なことがらを中心に学習し社会の諸分野において、空気調和(冷暖房)、 給排水・衛生、防災、ソ−ラ−システム、食品冷凍等の諸設備の計画・設計・施工管理・保全・ビル管理な どの業務に従事する技術者を養成して新しい時代に適応できる創造力に富み、責任感の強い、人間性豊かな 生徒の育成につとめている。
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