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第2回学校保健委員会

<第2回 学校保健委員会の報告>  議題・・・中学生の生活リズム

 基本的生活習慣のくずれ、特に睡眠リズムの乱れが1日の生活リズム全体を狂わせ生活や学習意欲にまで影響を及ぼしているのではないかと言われています。本校でも、体調不良で保健室に来る生徒に睡眠不足や朝食抜きの生徒が多く気になります。そこで、全校生徒に、睡眠を中心にアンケートをとり、実態を探り、グループワークで、健康な生活を送るための生活リズム表を作成し、話し合いを行いました。

            

1、環境保健委員会から、アンケート発表〜パソコンを使い、パワーポイントで発表〜

             プレゼンテーションはこちらです。

・12時すぎに眠る生徒が全体の30%(63人)いて、多く3年生は特に50〜60%の生徒が12時すぎに眠っている。

・自分の睡眠が十分足りていると答えた生徒はわずか20%と少なかった。

・睡眠不足や疲れで困ったこととして、授業に集中できない、授業中眠いなどがあげられた。

・朝食は78%の人がほとんど毎日食べてきているが、3年生に食べない習慣がついてしまっている人が多い。

・排便については、ほぼ毎日の人が72%いたが、便秘気味の人も30%近くいる。

 

 そこで、3年生環境保健委員から「睡眠のメカニズム」、2年環境保健委員から「朝食は元気の始まり」、1年生環境保健委員から、「排便、運動」について調べた事の発表がありました。(校内に掲示)

 *睡眠の効果は、睡眠の時間、深さ、寝る時刻に左右されます。

  ・睡眠時間を、8〜9時間とると、目覚めがさわやか!

  ・睡眠の働き

     体の疲れをとる

     脳(心)の疲れをとる        

     体を成長させる

     体の抵抗力を高める

  

  ・レム睡眠・・・体を休める眠り、呼吸、循環中枢の活性を高め、疲労回復に関係する。
   ・ノンレム睡眠・・・脳を休める眠り、判断、思考など知的活動に関係がある大脳皮質の活性を高める。成長ホルモンが分泌される。

   

 2、内科校医 岩間先生から〜子どもの夜ふかしを防ごう 早起きのすすめ〜

   *ポイントは、朝の光

    ・早起きをする   ・朝ごはんを食べる   ・朝日をあびる        ・運動する

 ・早寝をする(夜は暗くして眠る)

   

 3、校長先生のお話から

   *人間の生物としての特色を知って、上質の人生を送ってほしい

・人間の生体リズムは25時間らしい。だから、毎日体の中の時計を1時間進ませる必要がある。1日の始まり;早起き+朝食→ウォームアップ 1日の終わり:早寝→クールダウン

・良い睡眠をとれば爽やかに目覚める

・良い食事で良い血液を作ろう

・体を動かして、骨や筋肉の成長を助け、抵抗力をつけよう

 

 4、生徒の感想から

・パソコンなどで発表していて、わかりやすかった。

・発表を聞いていて、楽しかった、いろいろな事がわかって、これからは早く寝るようにしたい。

 5、参加してくださった保護者の方から〜お忙しい中、出席下さりありがとうございました〜

・子ども達がグループごとに内容を調べ、発表してくれてとてもわかりやすかった。意識を変えて、早寝・早起きで健康な体のリズムを作っていきたい。

・生活リズム、本当は人間として大切な事であるのに、まじめに考えていないのが現実です。これを機会にいろいろ調べて考えた事はとても良かった事だと思います。勉強になりました。

 

  

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