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本校へ進学を考えているみなさんへ


(はじめに)
この「本校へ進学を考えているみなさんへ」のページには本校を志願する人にとって、とても重要なことが書いてあります。
保護者の方や中学校の先生とも一緒に読んでもらえたらうれしいです。
中学校生活や家庭生活にいかしてほしいことも書いてあります。本文中の下線の部分をクリックし参考にしてみてください。


 本校への進学には、つぎの6点がとても大切です。これをもとに保護者の方や中学校の先生と十分に話し合って、本校のことをよく理解し、志願をしてください。自分を高めようと目標をもって努力できるみなさんを待っています。

●一般の高校とはちがいます
  本校を卒業すると、「特別支援学校高等部の卒業証書」を受けとります。
  本校の教育課程は、高等学校とは異なりますので、「高等学校の卒業証書」ではありません

●療育手帳(愛の手帳)等を使った就労を目指します
  療育手帳は、他の人よりもプラスα (アルファ)の支援を必要としている困難や障害のある人に与えられるものです。
  本校を卒業したら、愛の手帳を与えられている人として就労することが原則となります。
  自分でできることはしっかりと行い、長所を生かしていくことも大切ですし、自分に必要な支援を理解し、
  援助や支援を自分から求められるようになることも大切です。

●自分のからだやこころの健康、
        生活のリズムを保つことが大切です

  本校は 「働くこと」「社会人として自立すること」を目指している学校です
  欠席や遅刻をせずに安定して働き続けられる人になるために、からだやこころの健康に気を付け、安定した生活が
  できるようにしていきましょう。
  学習の状況が思わしくない、作業がうまくできないという理由で進級できないことはありませんが、欠席や遅刻が極端に
  多い場合などには進級できないことがあります。

●「学ぼう」という強い意志をもつことが大切です
  中学校を卒業した後に通う学校は、必ず通わなければならない場所ではありません。
  言い換えると、「学ぼう」という強い意志のある人が通う場所です。
  一生懸命に教科や職業の学習に取り組んで進級、卒業を目指していきましょう。

●「働こう」という強い意志をもつことが大切です
  学習のおよそ1/3が職業の授業です。卒業後に「働く」ことを目指す学校ですから、「働こう」という気持ちを強くもつことが大切です。
  体力や気持ちの面で、とても厳しい時もあると思いますが、「働いて生活していくこと」「社会人として自立していくこ
  と」を目指していきましょう



●ルールやマナーを守り、自分も周りの人も大切に
        できる 「大人」を目指していきます
  自立した社会人として生活していくためには、社会のルールやマナーを知り生活できることが大切です。
  特に、自分も周りの人も大切にできることはとても大切です
  学校では自分や人を傷つける言動については厳しく指導します
  失敗や過ちもあるでしょうが、素敵な「大人」に成長することを目指して、一緒に頑張っていきましょう。
 
 以上の6点をしっかり理解し、確認して、本校を志願していただくことを願っています。

※よくある質問「学力(学習面)が心配です」
 上記の6点では学力のことは触れていません。もちろん教科の学習や理解の力が高いことも大切ですが、基礎的な学力(小学校中~高学年程度)が身に付いていれば、本校の教育課程や社会での基本的な生活で大きく困ることは少ないと思います。「大人」として生活していくためには、上記の6点や生活力
(自分のことは自分でやる:困った時に人にものを頼める:一人で外出できる:初めての人とも話ができる等)が大事だと本校では考えています。

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