南高創立70周年・南高附属中創立10周年記念行事
令和6年9月20日(金)に「南高創立70周年・南高附属中創立10周年記念行事」が、横浜武道館にて開催されました。
南高は現在71期生、南高附属中には13期生が1年生にそれぞれ入学しており、本来の70周年・10周年は経過していますが、新型コロナウィルス感染症の流行により計画が遅れていたこともあり、前回の南高創立60周年記念行事が開催された年から10年後の令和6年に開催する運びとなりました。
午前中は「記念式典」が開催され、山中横浜市長をはじめ多数のご来賓のみなさまにご臨席を賜り、在校生・職員・保護者・卒業生・卒業生の保護者らが参列する中、厳粛に執り行われました。
学校長式辞と横浜市長祝辞
午後は「記念イベント」が開催され、生徒による様々なパフォーマンスが披露されました。中高弦楽部による南高・南高附属中のために作曲された「South Hills Passengers」の演奏、高校ダンス部と中高有志生徒によるダンスパフォーマンス、中高書道部による書道パフォーマンスが披露されたり、主催者であるPTA・同窓会・後援会によるメッセージ、卒業生からのメッセージ、現役生徒代表や職員代表からのメッセージが話されたりした最後には、今回の周年行事のために生徒・職員・卒業生の有志で結成された「記念合唱団」が本校の合唱コンクールでもよく歌われる合唱曲「証(あかし)」を歌い、フィナーレを迎えました。
この行事の核となった記念合唱団の合唱曲「証(あかし)」は、実際に合唱用の編曲を行った、高校35期卒業生で作曲家・ピアニストとしてご活躍されている加藤昌則(かとうまさのり)さんからご指導をいただき、本番ではタクトを振っていただきました。なお、中高弦楽部が演奏した「South Hills Passengers」も加藤さんが作曲されています。
さらに、今回の記念イベントの進行は、高校50期卒業生で立川志らく門下の落語家の立川うぃん(たてかわうぃん)さん(久保尚太さん)が務めてくださり、様々なパフォーマンスの紹介だけでなく、出演者へのインタビューなどで会場内を沸かせたり、温かくしてくれたりしました。
そして、南高創立70周年・南高附属中創立10周年のメモリアルイヤーを記念してロゴマーク・キャラクター「なんぺん」が生徒の原画をもとにプロのアーティスト・イラストレーターの高36期卒業生の澁谷忠臣(しぶやただおみ)さんによって製作されました。有名ブランドのロゴマークをはじめ、様々なデザインを手掛けた澁谷さんのお力によって、70周年/10周年に相応しいシンプルでありながらお洒落な作品で、さまざまな発行物や学校の入口のモニュメントとして華を添えてくださいました。
立川うぃんさん(左)加藤昌則さん(右)/加藤昌則さん(左)立川うぃんさん(中)澁谷忠臣さん(右)※アリーナビジョンに映っているものがロゴマーク
南高の60年の伝統に新たに南高附属中と共に歩んだ10年を加えて積み重ねた70年間。加藤昌則さん・立川うぃんさん・澁谷忠臣さんといった卒業生だけでなく、南高附属中開校以来の卒業生も多くこのイベントを支えてくれました。この日は生徒・学校に携わり、学校を愛する人々のみんなでお祝いすることができました。そして、これから80周年、90周年、100周年…とバトンがつながれて、これからも南高・南高附属中が発展し、そこにかかわっていく決意ができた1日となりました。