バックナンバー【2025~2026.3】
本校職員による日記形式のブログで、本校の活動の様子を写真付きで紹介していきます。
更新状況は新着情報に表示されますので、ぜひご覧ください。
【日本動物学会関東支部第78回大会に参加してきました】
埼玉大学で開催された日本動物学会に、本校2年次生の上家さん、1年次生河北さんと斉藤さんが参加しました。埼玉、栃木、静岡などからそれぞれの研究を行った学校の生徒も参加し、非常に活発な意見交換の場となりました。
午前に行われた公開シンポジウムでは、「魚類研究から迫る生命機能と進化の戦略」を全体テーマとして、4名の方の講演を聞きました。講演の内容は高校生にも理解できるよう丁寧に説明をいただき、河野菜摘子(明治大学)教授の講演「ナマズ目コリドラスが行う不思議な繁殖様式Sperm drinking」の質疑応答では、本校生徒が質問するなど、高校生にも温かく参加できる雰囲気を作っていただき、実りのある時間となりました。
午後はポスターセッションを通して活発な情報交換の場となりました。上家さんは「サカサクラゲの「青い棒」は何のためにあるのか?」、河北さんは「アライグマとタヌキの前腕の回外、回内運動の評価」、そして斉藤さんは、「雑食動物における食性傾向と咀嚼筋発達度の関係」というテーマで発表を行いました。初めは緊張していましたが、時間内に回数を重ねることで自信をもって発表することができました。他校の高校生や大学生、大学院生や教員の方に本校の研究活動に興味を持っていただき、多方面からアドバイスを受けたことで今後の研究活動を続けていくための有益な時間となりました。



【日本細菌学会総会に参加してきました!】
広島国際会議場で開催された第99回日本細菌学会総会・中高生研究発表セッションに、本校2年次生の高橋なのはさんが参加しました。
高校生による発表としては珍しい口頭発表に挑戦し、「ケラチナーゼ産生細菌による髪の毛の分解」という題目で研究成果を発表しました。本研究は、髪の毛がケラチンというタンパク質から構成され、炭素や窒素を豊富に含むことから、肥料としての活用の可能性に着目したものです。一方で、ケラチンはジスルフィド結合を多く含むため分解されにくいという課題があります。そこで本研究では、前処理によって細菌の働きを促進し、髪の毛の分解を効率化できるかを検証しました。
その結果、炭酸ナトリウムによる前処理を行うことで、分解が促進されることが確認されました。今回は目視による評価が中心であったため、今後は培地中のタンパク質量を測定するなど、より定量的な検討を行う予定です。また、加熱処理による効果の検証など、さらなる研究の発展も期待されます。
発表当日は緊張した様子も見られましたが、自分の言葉で堂々と発表し、質疑応答にも丁寧に対応していました。多くの研究者から質問やコメントをいただき、関心の高さがうかがえる発表となりました。
さらに、発表後のランチョンセミナーでは、研究者に直接質問したり、データについて助言をいただいたりと、大変有意義な時間を過ごすことができました。本人も「とても良い経験となり、今後の研究への意欲がさらに高まった」と話しており、今後の活躍が楽しみです。




【令和7年度 修了式】
3月25日水曜日に修了式がアリーナに一堂に会して行われました。式典の前には3Dプリンターコンテストの表彰と協賛をいただいている京三製作所の島添様からの講話をいただきました。毎年度末に本校生徒へ熱意あふれるアドバイスをいただき、励みになっています。各種表彰も行われ、多くの生徒が壇上にあがりました。藤本貴也校長の講話では、「修了式の今日は、単に『終わる日』ではなく、自分自身の歩みを振り返り、次の一歩を考える大切な節目であるということ」、「様々な研究活動、文化祭、SSHの取組、国際交流、部活動や委員会活動など、学校の内外で多くの挑戦はこれからの人生を支える大切な糧となっていくということ」などについて触れ、最後には「新入生の受け入れに関するお願い」、道路交通法が改正されて自転車の通学への注意も含めた「安全面への注意」を伝えて講和を締めくくりました。
生徒保健指導部からはあらためてサイエンス生の課題と成果について講話があり、来年度に向けた心構えを生徒に促しました。最後には校歌斉唱が行われ、アリーナが附属中から高校生、職員の歌声で包まれ、温かい雰囲気で修了式を終えました。終了後には離任される先生方にご挨拶をいただきました。生徒たちは別れを惜しみつつ盛大な温かい拍手で先生方を送り出しました。
【令和7年度 第15回卒業証書授与式】
3月3日火曜日に15期生228名の卒業証書授与式が行われました。
大きな拍手に包まれ、堂々と歩む卒業生の入場から始まりました。地域の方々も含め、多くの来賓の方々が列席し、在校生として高校2年次生が見守る中で行われました。学校長式辞では、「挑戦し続ける姿勢を、生涯大切にしてほしい」、「皆さんのこれからの歩みを支える大切な姿勢として、『感謝する心』を持ち続けてほしい」という2つことが卒業生に藤本貴也校長から伝えられました。また、常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生からの祝辞、在校生代表の先山淳さんによる在校生の言葉と続き、卒業生の言葉では根本快さんが立派に代表としての役目を果たしました。その中では在校中の周囲の方からの支援への感謝や思い出、これから歩んでいくことの決意をこめた言葉が示されました。最後には、年次の仲間と歌う最後の校歌を卒業生が思いを込めて歌い、式を締めくくりました。これからの卒業生諸君のさらなる活躍を期待しています。ご卒業おめでとうございます。
【ジュニア農芸化学会に参加してきました】
同志社大学で開催された農芸化学会に、本校2年次生の齋藤さんが参加しました。
齋藤さんは、「きのこのひだはカビの成長を抑制するか」というテーマで発表を行いました。きのこを培地で培養したところ、傘の部分では青カビが発生した一方、傘の裏側である「ひだ」では青カビが発生せず、代わりにきのこの菌糸が伸びるという興味深い結果が得られました。このことから、きのこのひだにはカビの成長を抑える働きがあるのではないかと考え、研究を進めてきました。
実験では、シイタケが青カビを物理的に覆うことで成長を抑えている可能性や、シメジが他の菌の成長を抑える物質を持っている可能性が示されました。また、しめじの近くではしいたけの菌糸が茶色く変色し、しめじの方向へ伸びない様子も観察され、しめじがしいたけの成長にも影響を与えていることが考えられました。
今回の研究では、こうした現象の背景にある仕組みについても考察が行われ、今後は「覆う」ことと「避ける」ことの違いや、菌糸の変色の理由などをさらに詳しく調べていく予定です。
学会当日は、多くの方に研究内容を発表し、さまざまなアドバイスをいただく貴重な機会となりました。堂々と発表する姿がとても印象的で、同じ分野に取り組む高校生との交流を通して、さらに理解を深めている様子も見られました。
今後の研究の発展がとても楽しみです。

【第73回日本生態学会大会ジュニアポスター発表】
3月15日(日)京都国際会館において、日本生態学会大会ジュニアポスター発表が行われ、本校からは2件が参加しました。
2年次小島大洋さんは「クロオオアリの食性と塩分の関係性について」、2年次福井悠太さんと1年次柿本侑里さんはチーム研究を代表して「箱根、丹沢の希少植物の生態調査と保全活動に向けた取り組み」というタイトルでポスター発表を行いました。小島さんは2年次の課題研究授業であるサイエンスリテラシーII(SLII)の授業のみならず、博物館の学芸員の方にアドバイスをもらいながら、中学生のころからアリについて研究してきました。チーム研究は、SLIIとサイエンスラボで研究を継続して行っており、附属中学3年生から高校2年次の16名が調査・研究を進めてきました。
会場では、一般参加していた本校のOBらに発表を聞いてもらい、助言をいただいたり、参考文献として読んだ論文の著者の方にアドバイスをいただいたり、非常に有意義な機会となりました。両件とも研究を継続して行うとのことですので、今後の発展に期待します。

【YSF-FIRST】
3月14日(土)本校において、中高生の英語研究発表会、YSF-FIRSTを行いました。YSF-FIRSTは中高生を対象とした英語の研究発表会です。当日は生徒主体で運営し、ポスター発表はもちろん司会・神鋼もすべて英語で行います。本校2年次の課題研究授業サイエンスリテラシーII(SLII)の優秀者および附属中学校3年生をはじめ、栃木県立大田原高等学校、サンモールインターナショナルスクール、奈良県立清翔中学・高等学校が参加しました。また、マレーシアのプトラ大学と行っている国際共同課題研究に参加している茨城県立並木中等教育学校、鹿児島の池田学園池田高等学校、本校の生徒は、10か月に及ぶ共同研究の成果をプトラ大学の学生と一緒に発表し、全57件の研究発表会となりました。審査は留学生30名が投票審査を行うなどして、8つの賞を授与しました。
基調講演では、プトラ大学のZetty教授による「シアノバクテリアが生成する生分解性プラスチック原料」といった最新の研究についてお話をいただきました。難しい内容ではありましたが、中高生からたくさんの質問が投げかけられ、活発な質疑応答が行われました。
今年度のYSF-FIRSTも盛況のうちに終えることができました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【サタデーサイエンス(特別編)を開催しました!】
1月29日(木)に、日本航空のパイロット佐川貴仁さんをお迎えし、「サタデーサイエンス(特別編)」を開催しました。当日は、中学1年生から高校2年次生まで、100名以上の生徒が参加しました。
講演では、パイロットの仕事や飛行機の構造、飛行機がなぜ飛ぶのかといった航空工学の基礎について、実際の運航経験を交えながら分かりやすく解説していただきました。揚力や空気の流れ、機体の重さとバランスの考え方、フライト中に行われる判断や計算、雲や風などの気象を読みながら行う安全運航などについて、理論と実践を結びつけた内容に、生徒たちは、普段の授業で学んでいる物理の知識が、実際の飛行機の運航に直結していることを実感している様子でした。
講演中には三択クイズなども取り入れてくださり、会場は大いに盛り上がりました。生徒たちは楽しみながら学ぶことができ、終始いきいきとした様子が見られました。
本校で学んでいる理科・数学・物理の知識が、実際の飛行機の運航や安全にどのように活用されているのかを具体的に知る、貴重な機会となりました。また、「日々の勉強はさまざまな場面で必ずつながってくる。無駄なことは一つもなく、すべてに意味がある」という佐川さんのメッセージは、生徒たちの心に強く残ったようです。
事後の感想では、飛行機に関する物理学への興味が高まったという声や、パイロットの高度な技術や厳しい訓練の話に感銘を受けたという声が多く聞かれ、とても有意義な時間となりました。

【数学研究発表会「Math Forum(マスフォーラム)」1/24(土)】
数学分野の研究発表を通して、生徒同士のネットワークを広げ、数学への興味・関心をさらに高めることを目的に、平成24年度より開催しています。本校2年次生にとって、サイエンスリテラシーⅡの研究発表の場である他、サタデーサイエンスの一環として、1年次生は、午前のプログラムを全員参加としています。
午前中は外部講師の島田 尚(東京大学数理・情報教育研究センター 数学基礎教育部門 工学系研究科 システム創成学専攻)准教授、小串典子(明治学院大学 情報数理学部)准教授を講師としてお招きした基調講演と111名がポスター発表を行い、午後は8名が口頭発表を行いました。
今年度も新しく参加した学校が多数あり、神奈川・東京・千葉・栃木・山形・愛知・岩手・岡山・沖縄から本校含め16校、347名の参加がありました。口頭発表の時には講師のお二人から講評をいただき、これから研究を続けるために有益な時間となりました。

【つくばサイエンス研修】
12月26日、つくばサイエンス研修を実施しました。生徒はバスで「JAXA筑波宇宙センター展示館」と「高エネルギー加速器研究機構(KEK)」の2か所をめぐりました。
JAXA筑波宇宙センター展示館では、ロケット広場で記念写真を撮った後、展示館で展示物を見ながらガイドの説明を聞き、人工衛星による情報通信や気象観測などの宇宙利用、ロケットを用いた輸送システムについて学びました。自由見学では、パネルや人工衛星の展示物だけでなく、宇宙服姿で記念写真を撮影した生徒もいました。
高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、中学生と高校生の2グループに分かれ、研究者の方々に施設の紹介や理論背景の説明をしていただきました。専門的な知識や技術内容も含まれていましたが、研究員の方々にたくさんの質問をし、少しでも多く学ぼうとする姿勢が伺えました。
またKEKでは、本校スーパーアドバイザー小林誠先生(2008年ノーベル物理学賞受賞)にご講演いただき、「シュレーディンガー方程式」や「ボーアの原子モデル」を題材に量子力学の歴史や考え方を学びました。「シュレーディンガーの猫」について生徒からの質問もあり、参加生徒の興味・関心が非常に高く、質疑の時間がとても短く感じられました。
【令和7年度2学期終業式】
12月25日(木)に2学期終業式が行われました。大掃除を誠実な姿勢で協力して終え、清々しい気持ちで生徒たちは臨みました。
リモート形式で行われる終業式に先立ち、各種表彰と離任される先生のご挨拶がありました。表彰では第15回科学の甲子園神奈川県大会総合優勝をはじめとして多くの生徒の活躍が紹介されました。離任式ではお世話になった先生に最後のご挨拶をいただき、代表生徒から花束の贈呈がありました。
終業式では校長講話、生活保健指導部主任から冬休みの生活についての注意事項がありました。校長講話では「蒼煌祭」、「研究発表」等でそれぞれの挑戦が見られ、壁を乗り越えようとする姿があったことを例にされ、挑戦にともなう人との「つながり」の大切さについてお話がありました。後半には高校3年次生の生徒たちに向けてメッセージを述べました。これまで進路実現に向けて、朝学習、授業に向かう態度や自習室で真剣に学習に取り組む姿への心からの敬意を示し、努力し続ければ結果は必ずついてくると激励しました。最後に、来たる新年が素晴らしい一年になることを願い、式辞を終えました。
【All Japan High School Forum 2025に参加しました】
マレーシアプトラ大学の学生と国際共同課題研究を行っている5チームの中の1チームが、12月21日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されたAll Japan High School Forum 2025に参加しました。
このフォーラムは、本校を含むスーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク参加校等の高校生が全国から一堂に会し、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題の解決方法や提案等を英語で発表する大会です。
本校のチームは「Producing Organic Fertilizer using Feather Waste(羽毛廃棄物を用いた有機肥料の作成)」をテーマに、マレーシアプトラ大学との共同研究の成果を発表しました。惜しくも入賞は逃しましたが、マレーシアの大学生との研究成果をグローバルな問題の解決につなげる取組は他校からも高い評価を受けました。

【科学の甲子園神奈川県大会 初の総合1位で全国大会へ!】
「科学の甲子園」は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層を伸ばすことを目的に、高等学校等(中等教育学校後期課程、高等専門学校を含む)の生徒チームを対象として、理科・数学・情報における複数分野の競技を行う大会です。
この科学の甲子園神奈川県大会が11月23日に神奈川県立総合教育センターにて実施され、本校生徒も参加しました。午前中に筆記を、午後から実技を実施し、今年はホールにて実技の様子がオンラインでLIVE中継されました。各校、創意工夫を凝らした製作物を用いて競技に挑んでいました。
12月中旬に結果が発表され、本校は筆記1位、実技3位で、総合1位となり、来年3月の全国大会に出場することになりました。
【神奈川県大会登録メンバー8名】 【神奈川県大会校内メンバー(全21名)】
【12月20日(土) サイエンス教室<天文教室>を実施しました】
本校の天文部の生徒が企画をして、横浜市内に在住・通学している小学校4年生~6年生を対象に実施しました。
校舎屋上で天体ドームの見学や天体望遠鏡の操作を体験したり、プラネタリウムによる星空案内やコンピュータを使った天体の説明を受けたり、星座かるた等を体験したりしました。参加した小学生は、様々な体験や天文部の生徒の説明を通して、星空の魅力や天体の不思議、宇宙の大きさについて、知識や興味を深めているようでした。
【中谷財団研究成果発表会、本校生徒11名が保全生態学に関する活動の成果ポスター発表を行いました】
12月21日(日)東京工科大学蒲田キャンパスで行われた中谷財団研究成果発表会で、本校生徒11名が保全生態学に関する活動の成果についてポスター発表を行いました。附属中学3年生から高校2年生までの計16名が中谷財団より助成を受け、放課後のサイエンスラボで保全生態学に関する活動を継続してきました。箱根・丹沢をフィールドとし、コイワザクラとカンアオイの生態学的調査、生息適地予測モデルを作成し、今後の保全に役立てるという取り組みを行っています。残念ながら入賞はできなかったものの、多くの方に見に来ていただき、たくさんのアドバイスを受けることができました。
【11月22日(土) サイエンス教室<ふわふわ静電気レース>を実施しました】
横浜市内に在住・通学している小学校3年生~6年生を対象に実施しました。
参加した小学生の皆さんが、身の回りの静電気に関する現象について理解を深めて、科学を好きになるきっかけになってほしいと思い、本校のサイエンス委員会の生徒が企画しました。
参加した小学生は、ストローをティッシュペーパーでこすって帯電させ、静電気の力でアルミ箔を動かしたり、蛇口から流れ出る水の流れを曲げたりする実験を行い、サイエンス委員から、静電気の起こるしくみについての説明を聞きました。
最後に、参加者全員で、風船とスズランテープを使って「ふわふわ静電気レース」を実施しました。思い通りに“ふわふわ”しないスズランテープに苦戦しながらも、どうしたらうまくいくのかを考えたり工夫したりしながらレースを楽しみました。




【オーストラリア自然共生研修】
11月2日から6日まで、オーストラリア・クイーンズランド州で自然共生研修を行いました。
【1日目】
成田空港から夜便でクイーンズランドへ出発しました。体調を整えての搭乗だったこともあり、機内では皆しっかり休むことができたようです。
【2日目】
ブリスベン到着後、クイーンズランド大学を見学しました。獣医学部の水野先生のご案内で、さまざまな学部の施設を見せていただきました。
大学には図書館が複数あるものの蔵書はほとんどなく、資料はすべてオンラインで閲覧すること、科学工学部では1年生全員がビールづくりの実習を行うことなど、日本との違いに多く驚かされました。また、学生の多くは高校卒業後すぐ進学するのではなく、一度働いてから「本当に学びたいこと」を見つけて入学することが多いと伺い、年齢に関係なく学び続けるという姿勢にも刺激を受けました。
さらに、水野先生から海洋ごみによる動物への影響について講義をいただき、自然との共生について考える大切な時間となりました。
ブリスベンでは川が街中を流れているため、バス感覚で船に乗って移動することができ、その新鮮さも楽しむことができました。
【3日目】
この日は電車で動物保護団体RSPCAを訪れました。野生動物・愛玩動物を問わず「動物主体」で設計された環境づくりや、人々の意識を変えるための取り組みについて学び、オーストラリアにおける動物福祉の考え方を知る貴重な機会となりました。
その後、クイーンズランド博物館を見学し、日本とは異なる展示方法や、本物の昆虫・標本・剥製を間近に見る体験を楽しみました。
【4日目】
フェリーでノース・ストラドブローク島へ移動し、クイーンズランド大学海洋センターで海洋生物に関するセミナーを受講しました。オーストラリア固有種や鯨類について学び、同国で行われている保護活動や動物との距離感について理解を深めました。
また、現地の方々と日本の熊問題について英語でディスカッションする場面もあり、国際的な視点で自然との共生を考える良い機会となりました。島内を探索している中では、野生のカンガルーやコアラ、海亀、マンタなどに出会い、オーストラリアの豊かな自然を実感しました。
【5日目】
帰国のため早朝にブリスベン空港へ向かいました。現地でお世話になった方々が見送りに来てくださり、最後まで温かい雰囲気の中で研修を終えることができました。
帰路につく学生たちの表情は、最後まで明るく楽しそうでした。
今回の研修を通して、オーストラリアと日本における野生動物への向き合い方の違いに触れ、現地の方々との交流から「自然とどう共生していくか」を考える大きなきっかけとなりました。天候にも恵まれ、多くの学びを得ることができた、大変充実した研修旅行でした。









【10月26日(日)横浜マラソン2025ボランティア】
10月26日(日)に行われた横浜マラソンに運営ボランティアとして本校の生徒10名が参加しました。
肌寒い、小雨降る中での活動となりましたが、ランナーの給水活動に前向きに取り組み、有意義な活動となりました。35km地点のスポーツドリンクの給水業務を、ランナーにとっては最も苦しくもあり、ゴールが見えてきた最後のがんばりの地点で担当し、やりがいのある活動であったようです。
8時前に南部市場に集合し、高速道路上の35km地点へバスで移動。15時くらいまで給水と片付け作業を行い、バスで横浜へ到着して解散したのは16時を過ぎており、丸一日をかけての地元への貢献となりました。参加してくれた生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
【9月30日(火)タンザニア生徒来校交流】
「万博国際交流プログラム(内閣官房)」の一環として、タンザニアU-20野球・ソフトボールチームのメンバー8名が来校しました。学校見学の他、ランチや授業での交流、タンザニアの歌と踊りのパフォーマンス交流と、半日という短い時間の中で、非常に密度の濃い交流となったことが、双方の生徒の笑顔に表れていました。
授業での交流(高校1年次「地理総合」)
授業交流ではお互いにプレゼンテーションをおこないました。本校の生徒2人が「タンザニアのコーヒー(Tanzania Through a Cup of Coffee)」「タンザニアの自然(Beautiful Nature in Tanzania)」をテーマに、スライドを用いて英語で発表しました。タンザニアの生徒たちは、日本の高校生が自分の国について発表しているのをとても興味深そうに聞いていました。タンザニアの生徒からの発表も聞いて、質問をしたり感想を伝えたり楽しく交流することができました。本校の生徒たちは、タンザニアの言語であるスワヒリ語をネイティブから学べたことがとても嬉しかったようです。授業後はタンザニアのみなさんへメッセージを送りました。心温まる素敵な交流となりました。
タンザニア生徒からは「中学生から各自テーマを決めて、1年かけて探究活動できるなんて羨ましい!」「天体望遠鏡に感動した!」「落ち着いて勉強に専念できる環境が素晴らしい!」「チャイム無しでも時間通りで驚いた!」などの率直な声が聞こえてきました。また本校生徒の感想が、今回の交流の意義深さを物語っていました。「このような機会があって本当に良かったなと感じています。交流していると、今世界で起こっているたくさんのいざこざがなぜあるんだろう?という気持ちになってきます。まずは今私たちができる交流を精一杯楽しみ、少しずつ海外の皆さんとの問題の解決につなげていけたらいいのかなと思います!」
【9月27日(土)・10月11日(土)
サイエンス教室<モデルロケットライセンス取得講習>を実施しました】
横浜市内に在住・通学している小学校4年生~6年生を対象に、モデルロケットライセンス取得講習を実施しました。モデルロケット講師ライセンスを取得している本校高等学校・附属中学校生徒が企画運営しました。
参加した小学生は、初めにモデルロケットのしくみや基本構造・燃焼時間の計算方法などについて学び、その後、各自がキットを使ってモデルロケットを作成しました。エンジンの入れ方や燃焼後にパラシュートがしっかり開くための工夫を教えてもらいながら、真剣な表情でロケットを組み立てました。そして、完成した自作のロケットを校庭で打ち上げました。空に向かって勢いよく飛んだロケットに、拍手と歓声が上がりました。


【海外研修報告「バンクーバー姉妹校交流」前編】
令和7年9月13日(土)から9月19日(金)にかけて、附属中学・高校代表生徒20名が、カナダ・バンクーバーにある姉妹校「David Thompson Secondary School(以下DT校)」を訪問しました。「世界で幅広く活躍する人材の育成」を目標とする本事業は、バンクーバー訪問前の事前学習(プレゼンテーション練習、JICA移民資料館訪問)から、バンクーバーでの研修、事後学習(研修成果についての全校生徒へのプレゼンテーション)、本校での姉妹校生徒受入を含む、1年間にわたるプログラムです。姉妹校訪問の様子を、現地での生徒同士の交流を中心に2回シリーズでご紹介します。
9月15日(月)【学校交流活動①】
午前8時15分に玄関に集合後、図書室へ移動し、以下のプログラムに参加しました。
・Period 1:DT校内ツアー
DT校の生徒による案内のもと、グループに分かれて校内ツアーを実施。施設や授業の様子を見学し、交流を深めました。
・Period 2:美術活動(Art Activity)
グループに分かれて美術の授業に参加。紙に書かれたテーマに沿って粘土作品を制作し、他の生徒が作品を見てテーマを当てるゲーム形式で活動しました。各グループとも積極的に取り組み、盛り上がりを見せました。
・Period 3:フランス語入門授業
英語によるフランス語の授業を受講。実践的な表現を学び、異文化理解を深める機会となりました。
・Period 4:本校生徒によるプレゼンテーション
ホールで、約300名のDT校生徒を前に、日本文化に関するプレゼンテーションを実施。英語による発表とソーラン節の披露を堂々と行い、終了後には大きな拍手を受けました。
9月16日(火)【学校交流活動②】
<午前の活動>
・Period 1 & 2:Japanese-Canadian History
第二次世界大戦中におけるカナダの日系人の扱いについて学習。事前にJICA訪問や英語資料の読解を行っていたため、講義形式の授業も無理なく理解を深めることができました。
・FIT Bracelet Marking
DT校の生徒と交流しながらミサンガの作成を実施。朝のミーティングで教員より「mingle(交流)」の重要性について話があり、その影響もあり、積極的かつ楽しくコミュニケーションを取ることができました。
・昼食
DT校の生徒と和やかな雰囲気の中で昼食を共にし、自然な交流が見られました。
<午後の活動>
・Field Trip(市内観光)
DT校の生徒とバディを組み、「ギャスタウン」「スタンレーパーク」「ダウンタウン」等の観光地を訪問しました。各所で積極的にコミュニケーションを取りながら行動しており、交流の質も高かったと感じられます。
【海外研修報告「バンクーバー姉妹校交流」後編】
令和7年9月13日(土)から9月19日(金)にかけて、附属中学・高校代表生徒20名が、カナダ・バンクーバーにある姉妹校「David Thompson Secondary School(以下DT校)」を訪問しました。後編では、姉妹校訪問での後半の活動をご紹介します。
9月17日(水)【学校交流活動③】
・Period 1:Fresh Roots Library(農場体験)
DT校が連携するNPO団体の農場について、担当者から取組の説明を受けました。バディの生徒とともに野菜の観察や試食を行い、食と農業への理解を深めました。
・Period 2:Student Shadowing(授業体験)
バディの生徒が受けている授業に参加。専門用語が多く難しい内容もありましたが、部分的に理解できたことで、生徒にとって良い学びの機会となりました。
・Period 3:Pickleball
テニスと卓球を組み合わせたスポーツ「Pickleball」に挑戦。DT校の生徒が積極的にコミュニケーションを取ってくれたため、和やかな雰囲気の中で楽しく活動できました。
・Period 4:アジア文化体験
中学生による百人一首の説明や坊主めくりで盛り上がりました。また、中華系のうちわの絵付けなどの文化体験も行いました。
<放課後の活動>
・Kick-off Party(BBQパーティー)
生徒会主催のBBQパーティーでは、綱引きやいす取りゲームなどを通して交流を深めながら、楽しい時間を過ごしました。
・Potluck Party
DT校の生徒たちが家庭から持ち寄った料理でパーティーを開催。ペーパータワーチャレンジや紙飛行機作成などの探究活動も行われ、協力しながら取り組む姿が見られました。当日は、夜9時まで活動が続き、生徒たちには疲れも見られましたが、非常に充実した一日となりました。どのアクティビティにもDT校の生徒が積極的に参加してくれたことに感謝しています。最後には別れを惜しむ姿も見られ、心温まる交流の締めくくりとなりました。
多くの生徒がレポートに「主体的に考えて行動することの重要性や、多様性について深く学ぶことができた」と記しており、生徒たちの成長を実感しています。研修は3月まで続きますので、今後さらなる成長が期待されます。
