平成16年7月20日

      学校通信  夏休み特別号

霧 二 だ よ り


                                      横浜市立霧が丘第二小学校
                                      発行者 校長 椿 依

 

 今年は梅雨とはいえ真夏を思わせる猛暑が続き、水泳学習を例年になく順調に行うことができました。やっと梅雨が明けましたが、保護者の皆様は益々ご健勝のことと拝察いたします。
 
 さて、夏休みも近くなってきましたが、霧二小の7月までを振り返ってみますと、保護者・地域の皆様のご支援・ご協力によりたいへん充実した教育活動を実施することができました。本当にありがとうございました。
 今年度も「まちとともに歩む学校」をめざし新しい取り組みをするとともに、昨年度までの活動をより一層深めるための努力をしています。また、学習においても基礎基本を大切にしながら、一人ひとりの進度や関心にあわせて取り組めるようにと考えています。そこで、これまでの取り組みを振り返ってみました。

新しい取り組み
○サポーターとともに進める英語活動
<本校の卒業生(現在アメリカ留学中の福岡さん)による授業>
・夏休みを利用して帰国中とお聞きし、授業を依頼しました。
・本校の卒業生なので、親しみを感じて学習できました。
・日本人なのに、英語の発音がすばらしく子どもたちはビック リしていました。


<近隣の大学生との授業>
・大学の学生さんは、とても優しく接してくれました。
・分からない時は気軽に声をかけることができ、楽しく授業 ができました。

<修学旅行での授業>
 ・緊張したけど、勇気を出して英語で話し掛けてみたよ。ちゃ んと通じて、うれしかったよ。

<メキシコ交換留学生との交流>
 ・メキシコの民族舞踏を披露してくれました。楽しい踊りでした.日本とはちょっと違うな。

<たてわり(なかよし)班活動>
・リーダーになって活動した結果、最高学年としての自覚が芽生えてきました。
また、普段の生活や遊びの中で下級生への思いやりの心がもてるようになりました。
  


昨年度までの活動をより一層深めた取り組み
○少人数指導
・少人数指導(算)では、学年によってコースごとに学習できるので、算数の勉強を集中してやるようになりました。

○本物体験

<田植えの風景>
・初めて田んぼに入り、田植えなどをしました。貴 重な体験ができました。

<地域美化活動>
・中学生とふれあいながら清掃活動することができ、学ぶことが多かったと思います。

○体験学習
<愛川ふれあいの村の活動風景>
・4・5年体験学習で愛川ふれあいの村へ行きました。空気のおいしい自然の中で、野外炊飯やキャンプファイヤーなどを満喫して帰ってきました。

〈着衣泳〉
・水泳の授業で実際に洋服を着て、靴をはいて着衣泳をしました。体が沈んでしまい思うように動けなかったけど、よい体験ができました。

○情報教育
 <パソコンの学習風景>
・6年生が2年生にパソコンの使い方を教えました。また、校内LANを活用し、メールのやりとりのしかたを学習しました。その上で、しっかりとしたルールなどを身につけることが大事だと思いました。

○スキル、読書 基礎学力がしっかり身に付くように、朝のスキルタイム・朝読タイムをがんばっています。各クラスで読書目標を立てて、取り組んでいます。

○霧が丘盆踊り大会 (4〜6年生:19名参加)
<霧が丘ソーラン>
・休み時間に汗をかきながら一生懸命練習しました。また、霧が丘中(13名)・霧が丘第一小(25名)・
霧が丘第三小(47名)の皆さんとは一回だけしか練習できなかったので、内心は不安でした。でも、当日はたくさんの人たちに見に来てもらったので、練習の時暑かったことなどはすっかり忘れてしまいました。良い思いでとなりました。


 

お知らせ

学校におけるわいせつ行為やセクシャルハラスメント防止のため、下記のように校内相談窓口を設置し、不祥事防止に万全を期していきたいと思います。
(1)児童に対する行為に関する相談窓口担当者
  (本校養護教諭)
(2)教職員・保護者に対する行為に関する相談窓口担当者
  (本校教務主任)


夏季休業中の水泳教室について
○夏季休業中の水泳教室について、日にちで誤りがありました。ご迷惑をおかけしました。
     誤           正
   7月27日(月)   26日(月)
   7月28日(火)   27日(火)

学習サポート日について
○何か相談がありましたら、校長室にお寄りください。 ただし、出張等のため
 7月26日(月)、7月27日(火)にさせていただきます。
 他の日にご希望の方は、ご連絡ください。

夏休み明け授業開始
 ○8月31日(火)  8時30分より
 ○持ち物
  うわばき 防災頭巾 筆記用具 ぞうきん 連絡帳
  歯みがきカード 各クラスで連絡されたもの
 ○4時間授業








                                        平成16年7月7日

      学校通信  特別号No-2

霧 二 だ よ り


                                       横浜市立霧が丘第二小学校
                                         発行者  長  椿 依

 

 

まちとともに歩む学校づくり懇話会報告

7月に入り夏を思わせる暑さが続いていますが、保護者の皆様は益々ご健勝のことと拝察いたします。

過日行われました、「第一回 まちとともに歩む学校づくり懇話会」の報告をいたします。

  
  〇実施日 平成16年 6月2日(土)

     10時30分〜11時50分

  〇会場:霧が丘中学校 第一学習室

   司会:森藤副校長  記録:新開(教務主任)


1.座長挨拶・・霧が丘第二小学校長:椿 依都代

2.懇話会委員の自己紹介・・・・・各委員より

3.懇話会

ア.昨年度の懇話会での主な意見・・・・学校長

 資料をもとに説明

○二学期制を有効に活用する形で実施していってほしい。


○豊かな心をもった子どもたちを育てていってほ しい。以上の要望が出された。・・・・学校長

いただいたご意見を、本年度の学校運営に生かして計画を立てた.。

                 

イ.学校教育目標・経営方針及び学校運営上の課題について      

   資料をもとに説明

@学校教育目標・・・「学び合い」「個性」「横浜」「心と体」をもとに設定している。

Aめざす子ども像・・児童の実態、懇話会からのご意見、教職員の反省をもとにしながら、二つの目標として、取り組んでいる。

      「豊かなかかわりがもてる子」 「自ら考え、表現する子」

B生きる力の基礎、学力の基礎を大切にした学校経営をめざす。

 

 本物体験、汗を流す体験を大切にする。

C特色ある活動


○英語活動 

  区の代表として、英語活動推進校を受け、取り組んでいる。

 地域からのサポーターも11名の登録を得て、支援をしていただいている。




       
○たてわり(ふれあい)活動多くの集団の中で、豊かなかかわりをもつことができるようにする。 

地域とのふれあい、障害をもっている方とのふれあい、異学年たてわりでのふれあい、保育園・中学校とのふれあいなどの体験を通して学ぶ。

 
○情報教育・・・・校内LANを活用し、インターネット、メール等の活動をする。その上で、しっかりとしたルール、道徳的な配慮を身につけるようにする。

○スキル、読書・・基礎学力の定着をめざし、朝のスキルタイム・朝読タイムを設定している。本年度は、各クラスで読書目標を立てて、取り組んでいる。
   
○少人数指導(算)では、学年によってコースを設定するなどして効果を上げている。

   ウ.本校の具体的な取り組み

                                      
@特色づくり・・・・・・・・・新開


    資料をもとに説明

  <意見交換>


○中学校とのかかわりも大切にしたい。

・5,6年生の子どもたちが、自分たちより上の学年(中学生)と交流をする   ことで、自分の目標を立てる上で役に立つ。

○体験がとても大事である。

 ・ことばでは、なかなか伝えられないが、実体験をすることで強く感じ取るこ  とができる。


○学校の取り組みとして、情報教育では、ホームページを作り上げる体験も大切 にしていきたい。

   ・実際に作ることで、相手の気持ちを考えることができる。

○学校では高学年が、インターネットを使っての学習で、ほとんどの児童が実践 している。(Y.Yネット)


    ネット上のエチケットを学ばせる。

A防犯について・・・・・・・学校長


     資料をもとに説明 ・安全確保の取り組み                      

   ・防犯訓練の実施     

エ.施設利用について・・・・・・・・副校長

  ・資料をもとに説明 

   オ.その他

   ・学校だよりの紹介・・・・・・副校長



     【質疑応答】

    ○豊かなかかわりとは。


・自分を好きになる、相手(まわり)も好きになる。そしてお互いを大切に   することができる。相手の気持ちを思いやり、お互いのよさを認め合うことが できる。

    ・尊敬や感謝の気持ちがもてる。 (学校長)

○子どもを育てていく上での、家庭・学校・地域での役割をお互いに認識し 、連携し合うことが大切なのではないか。

○社会のルールを身に付けさせたいと考えると、親の責任も大きいのではないか。

  ・親と一緒に出かけたり、活動したりする中で、「こうしてはいけない」  「こうするといいね」といったことを伝えることができる。
 
○みんなで子どもたちを育てていこうとする気持ちが大事。


○学校で起きたことは、保護者にも知らせてほしい。


 ・教育的な配慮から、まず、児童自ら保護者に伝えるように指導し、その後連絡をとるようにしている。(学校長)


○家庭、学校とが共通の価値観をもって指導をしていくことが大切だと思  う。

○親同士のつながりも大切にし、何でも話せるような関係をつくっておくこと。


○「はまっ子」での取り組みは、まず霧二小の方針にそった形で実施している。


 例・読書の本をおいてある。 ・読み聞かせの場を設定している。


 ・水泳の実施
 
○保護者へも行事を伝え、参加を促す工夫をしている。



懇 話 会 委 員 

○PTA代表     清水 耕作様


○自治会代表     栗原 義明様※


○学校医代表     小林千鶴子様※


○体育指導員代表   今野 昌弘様


○青少年指導員代表  友田 京子様

   ○民生委員・主任指導員代表

           中井 光代様

○有識者代表     中島  寛様※  
船本 弘毅様
                 船本 弘毅様※

○学校開放代表    寺井  薫様

○はまっ子ふれあいスクール代表

           佐藤 早苗様

○学校長(座長)   椿 依都代

○事務局(副校長・教務主任)

     森藤 英俊  新開 弘康

※ご都合により、欠席。

多くの貴重なご意見ありがとうございました。今後もご意見・ご要望については、学校にお寄せ下さい。学校経営に生かしていきたいと思います。(7/1から、ホームページアドレスが変わりました。メールはトップページからご利用できます。)





                                        平成16年7月1日

      学校通信  7月号

霧 二 だ よ り


                                       横浜市立霧が丘第二小学校
                                         発行者  長  椿 依

 


6月15日()はまさに全校遠足日和。足の裏に感じるフワッとした緑の心地よい感触。抜けるような青い空、でもとっても暑かったです。小鳥のさえずりや、ちょっといたずらなカラスの歓迎等々。そう、ここは子どもの国、久しぶりに(私にとっては)やってきた子どもの国はやっぱりすてきな所でした。6月11日()は生憎の雨でしたが、待ったかいがあったというものです。
さて、本校では、“豊かなかかわりがもてる子”“自分で考え行動する子”をめざし、年間を通してたてわり(なかよし)班活動を教育活動に取り入れ実践を進めています。今回のなかよし全校遠足は、これだけが独立している行事ではなく、一年間のなかよし班活動を方向づけるものとして位置づけました。

ねらいは3つ。@たてわり班活動を通して、お互いの良いところを認め合い、協力したり、思いやりの気持ちをもって活動したりしようとする態度を育てる。A校外活動を通して自然に親しみ、これを大切にしようとする気持ちを育てる。Bきまりを守って集団行動することができるようにする、です。4月に班を決定し、班意識を高めるための活動を経て、それぞれの学年の成長に合った役割分担や活動内容を決め、当日の朝を迎えました

それでは、当日の様子を紹介いたしましょう。まず班の紹介です。・ライオン班 ・ネコ班 ・ゾウ班 ・パンダ班 ・カンガルー班 ・サル班 ・キツネ班 ・イヌ班(それぞれの班がさらに3つに分かれます。)さて、お子様は何班でしょうか。それぞれの班毎に自分たちで一日の行動を計画していったので、活動内
容も移動時間も違います。6年生を先頭に1列に並んで移動する班、だんご状になって動く班、6年生のまわりに群れながらの班等、移動についても個性的でした。遊びのエリアは、いくつかに分かれていて、みんなで元気よく遊んでいました。特に感心したのは、どのグループもより小さい子の目線や活動量に配慮している点でした。私も誘われて長〜いローラー滑り台等に挑戦したりして、思わず大きな喚声を上げてしまいました。
ちょっとトラブルの合ったグループに出会った時には、大きい子たちが静かに話を聞いたり説得したりしている姿を見て感激しました。さて、昼食時、この時は不思議と年令差を感じさせない雰囲気が漂うものなのですね。お菓子の交換をしたり、好きなことをおしゃべりしたり????。そんな中、私の隣で食事をしてい

た班では、小さい子がこぼしてしまったくだものの汁を上級生がいっしょに片づけるというシーンも見られました。ただあまりも暑く、元気に活動していたので多くの子が“飲み物が足りない、ほしい!!”と言っていたことをつけ加えておきましょう。バスの中では1年生が中心に座席シートにおさまっていたことは言うまでもありません。

みんなで創り上げ成功させたなかよし全校遠足。ほんとうにすてきな一日だったと思います。こうした活動の中では、がまんする場面もあるでしょう。その時の状況と自分のことだけでなく、相手のことも思いやって、何を優先順位にするのかを班の人と考え合うのも今
は大事なことだと思います。どの学年も努力したと思いますが、特に6年生がリーダーシップを発揮してくれたことをうれしく思います。みんなで創り上げ成功させたなかよし全校遠足。ほんとうにすてきな一日だったと思います。こうした活動の中では、がまんする場面もあるでしょう。その時の状況と自分のことだけでなく、相手のことも思いやって、何を優先順位にするのかを班の人と考え合うのも今は大事なことだと思います。どの学年も努力したと思いますが、特に6年生がリーダーシップを発揮してくれたことをうれしく思います。







                                        平成16年7月1日

      学校通信 特別号

霧 二 だ よ り


                                       横浜市立霧が丘第二小学校
                                         発行者  長  椿 依

 


6月の体験から          椿 依都代

 

通用門から入って、左側の花壇。もうご覧になった方々も多いと思いますが、連合自治会からいただいたマリーゴールドやサルビア等の花々が、夏の陽光の中で元気に咲き誇っています。(はまっ子スタッフの皆さんにお手伝いいただきました。)区役所から届いた白いシランは、通用門右側で光を浴びています。このように学校は様々な面で地域の皆様に支えられ、愛されているのです。本当にうれしいことです。

さて、6月も本校では本物体験、汗を流す体験がありました。6月3日()5年生の田植え体験。前校長岡部先生のご好意で、今年も実現しました。泥の中での作業は、やはり体験しなければわかりません。昨年もそうでしたが、今年参加した児童も最初は相当てこずったようです。でも、終わってみれば“楽しかった!!”の感想。

さて、6月も本校では本物体験、汗を流す体験がありました。

6月3日()5年生の田植え体験。前校長岡部先生のご好意で、今年も実現しました。泥の中での作業は、やはり体験しなければわかりません。昨年もそうでしたが、今年参加した児童も最初は相当てこずったようです。でも、終わってみれば“楽しかった!!”の感想。この楽しさは、充実感からくるのでしょうね。

それに、泥の感触、不思議さでしょうか。実際に食べられるようになるまでお世話をして下さる方々に感謝するとともに、日本の大切な食料()生産に今以上の関心をもって学習してくれることを期待したいと思います。ちなみに先日この水田を訪れたとき、青々と根ずいている様子を目にすることができました。秋の稲刈りが楽しみです。

6月23日()美化活動。中学生と6年生の合同チームは公園や学校周辺の美化、1〜5年生は校内(主に草取り)美化に取り組みました。取り組みの様子にやや個人差はあるものの、活動以上の汗をかいたようです。自分たちの住んでいる所の環境をよくしようとすること、それは愛情の表れといえるのではないでしょうか。

こうした行動は、日常生活の中でごく自然に発揮されていることが理想でしょうが、このように一同で計画的に取り組み意識化していくのも必要なのだと考えます。お手伝いくださいました保護者の皆様ほんとうにありがとうございました。

 

この他にも、校外学習や調べ学習等が各学年毎に実施され、学習理解に役立てています。

 7月は、4・5年生の愛川ふれあい体験学習で始まります。変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。









                                        平成16年6月1日

      学校通信  6月号

霧 二 だ よ り


                                       横浜市立霧が丘第二小学校
                                         発行者  長  椿 依

 

−みなさんご存じですか?−

トマトかメロンかちょっと記憶がはっきりしませんが、次のような記事を読んで“え、ほんと?”と思ったことがありました。“毎日決まった時間に、モーツワルト(だったように思います)の曲を流すと気持ちよさそうに聴いているようで、収穫の時にはとっても甘い実になるんです。”

また、ある農家の方が“元気においしく育ってね。と愛情こめて声かけし続けると、味の濃いおいしい作物に育ちます。”ともおっしゃっている様子をテレビで目にしたこともあります。なんとも不思議な話で、私は冒頭に書きましたように“ほんとかな?”半信半疑でした。しかし(食べる機会が残念ながらまだないのですが)このように育てた作物の味は、満更でもないようなのです。ですから、私は信じることにしました。植物も生きているのですから、ストレス解消も、励ましも必要なんだと……。

今、私は学校菜園のほんの一部を子どもたちから借りてサツマイモを育てています。一日に一回以上は畑に行って声かけをしています。
「元気に育ってね。」「おいしく育ってね。」「大きくなあれ。」「かわいいね。」等々。でも、あまり言い過ぎると責任とストレスを感じてしまうかもしれませんので、

そこはほどほどに。そして思うのです。子どもたちにこそ愛情あふれる声かけをしていこうと。声かけは、肥えかけなのかもしれません。

−日光修学旅行記(5/26、27)−

 修学旅行専用列車の進む沿線に広がる田んぼは、すでに田植えが終了していて、青々とした苗が風にそよいでいました。天気に恵まれて、6年生はすばらしい思い出作りができました。日光は何度来てもすばらしい所だと思います。日本の四季の美しさが凝縮されていて、今はほんとに新緑と水(華厳の滝には虹がかかっていて、一同感嘆の声!)が美しかったです。そして、日本の誇る歴史的な遺産。日本のよさを身体全体に感じる幸福感に浸った2日間。6年生の心にも確かな感動がの残ったような気がします。宿舎で過ごしたこと、おみやげを選ぶことも楽しい体験だったことでしょう。熱心な眼差しと節度ある協力的な態度がそれらを物語っていました。また、果敢に外国の方々に話しかける友達もいました。事前にサポーター(篠崎様)に英語活動の補助をしていただいた成果が表れたようでした。ありがとうございました。


 この旅行が次の活動のステップになることを大いに期待したいものです。

 あらとうと青葉若葉の日の光  芭蕉

 



 



                                        平成16年4月30日

     学校通信  5月号

霧 二 だ よ り


                                       横浜市立霧が丘第二小学校
                                         発行者  長  椿 依

 

  

「今年も英語に挑戦!」         校長 椿 依都代 

「校長先生、見て見て。」の声に誘われ、流れる川に行ってみると、いるわいるわオタマジャクシの群れ。そういえば2月の末頃、同じ場所で子どもたちとカエルの卵を発見して、喚声を上げたことがありました。その卵が孵化したんですね。ここに春の生命のきらめきを感じました。これからの季節、皆様ご来校の折りにはたくさんのカエルの歓迎をご期待ください。

 入学式・始業式から早一ヶ月が過ぎようとしています。今は、ウォーミングアップの時期といえますが、クラスとして個人としての目標を決め、着実に一歩を踏み出した印象を子どもたちの表情から読み取れます。一年生も学校生活に慣れたようで、元気に活動しています。先日、教室をのぞいてみましたら、図工ですてきなカタツムリを描き、そのあと、給食をおいしそうに食べていました。それぞれの学年の今後の活躍が楽しみです。

 さて、今日は本校の特色ある教育活動といえる英語活動について書いてみたいと思います。横浜市では「国際社会において積極的な役割が担える人材の育成を目指し、国際化の進展に対応した教育を行う」という考えのもと小学校においても英語活動を推進していく方針を明確に提示し、各区に「(地域人材を活用した)英語活動推進校」を設置しました。霧が丘第二小学校はその一校として、子どもたちが英語に興味をもち英語でコミュニケーションを行う機会を充実するための基礎研究を行っていきます。ところで、本校はすでに平成13年度から微力ながら英語活動(総合的な活動)を取り上げ、手探りで本校独自のカリキュラムを作るなど市において先駆的な役割を担ってきています。私は昨年度の取り組みからの参加ですが、英語の授業においてもどのクラスの子も意欲的に楽しく学習する姿が見て取れました。これは、全教員が授業や学習内容・教材の工夫等を重ねてきた3年間の成果ともいえましょう。

英語活動の意義と成果について、昨年度の研究のまとめの私の冒頭の一部を再掲してみます。

「いろいろな国の人や文化に向き合い、お互いに認め合うことは、21世紀に活躍する子どもたちにとって必要不可欠です。そこで、15年度は〜世界の人々と心を通わせ、学びへの好奇心と豊かな感性をもつ子の育成〜を目指し、昨年度までにまとめた年間活動計画の見直しという課題をもって研究を推進してきました。全教師が英語に堪能というわけではありません。しかし、活動意欲のわくトピックの設定、ゲームや歌や身体表現を工夫し手作りの教材で臨んだアクティビティ、学習の場やグループ活動の工夫等が学びへの好奇心と豊かな感性をもつ子の育成に確実に寄与したと考えます。」

 本年度は、昨年度までの取り組みや国際理解教室での学びを土台として、“英語が楽しい”“簡単な英語を使ってコミュニケーションができてうれしい”“もっとこんなことを伝えたい、聞きたい”といった好奇心と感性がさらに育つように進めていきたいと考えます。そのためには、自国の文化や伝統を大切にする学習がもっと必要になるでしょうし、自分も他人も大切にする気持ちを磨いていくこともさらに大切になってくると考えます。その上で英語を通したコミュニケーションの楽しさが伝わる場を設定し、フレーズの練習をしたり、環境づくりや諸機関との連携等、できるところから少しずつ実践していきたいと考えます。地域の皆様のお力添えをお願いすることがあるかと思いますが、どうぞご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。



委 員 会 の 紹 介 

計画委員会   
 
 
計画委員会のめては、「みんなでなかよく楽しい学校を作っていこう。」です。計画委員は学校の行事、例えば全校遠足、運動会、霧二祭などの計画を立てています。代表委員会では、会・記録・書記の仕事をし、会議の進行役をします。みんなが楽しく過ごせるような学校をめざしたいので、ぜひみなさんの意見を出してほしいと思います。

 

運動・保健委員会  
 
 
ぼくたち運動・保健委員会のめあては、「みんながケガのないように元気に楽しく仕事をしよう。」です。これは、みんなで意見を出しあって作ったものです。ぼくは、この委員会で委員長という役を引き受けましたが、昨年は副委員長でした。でもきちんと仕事ができないときもあって役に立てなかったので、今年は委員長の仕事をしっかりとがんばっていきます。

 

放送委員会    
 

 放送委員会では朝や昼の放送を流したり、朝会や集会のときの放送の準備をしたりします。今年の放送委員会のめあては、「目標を持ってわかりやすくしゃべる。」「みんなが楽しめる放送をする。」です。僕が放送委員会に入った理由は、みんなに楽しんでもらえる放送番組を作りたかったからです。

 

飼育・栽培委員会   
 

 ぼくは、ウサギやニワトリが好きで飼育・栽培委員会に入ったのですが、今は鳥インフルエンザのえいきょうで、飼育ができません。だから今は栽培に力を入れています。
1週間に3回、2つのチームに分かれて花に水をあげています。なるべく早く飼育の仕事がやりたいです。

 

集会委員会    
 
 
集会委員会は、昨年の運動生活集会委員会から集会委員会ひとつになったので、今年は集会に力を入れていきたいです。めあては、「みんなが楽しんでくれる集会を計画しよう。」です。やることは、集会を計画して担当を決めます。緊張するときもあるけど、みんなの前でやってみるとおもしろいです。ぼくは、委員長の仕事をしっかりやっておもしろい集会を計画したいです。

 

図書委員会      
 
 
図書委員会では、今年「本を読んで楽しさを実感してもらおう。」という目標を立てました。読書週間でたくさん本を読んでもらうのはもちろん、本に関するクイズなども計画していきたいと思います。
 今年1年間、たくさんの本と出会ってほしいと思います。私は今年、図書委員になったので、たくさんの本を読んでください。











                                             平成16年4月5日

    学校通信  4月号

霧 二 だ よ り


                                               横浜市立霧が丘第二小学校
                                          発行者   長  椿 依

 

 春爛漫の4月、霧が丘第二小学校は1年生40名を迎え、全校で181名の出発となりました。1年生の入学の喜び、2年生以上は進級の喜びと、それぞれの子どもたちの大切な思いや保護者の皆様の大きな期待を教職員18名でしっかり受け止め、安全で楽しく有意義な1年間になるよう力を合わせ最善を尽くしていきたいと思います。          
 さて、本年度も本校では「知恵と勇気と輝く瞳」を目標のキャッチフレーズとし、「本物体験」「汗を流す体験」「基礎基本の習得」を学習活動の柱として、毎日の各教科等の魅力ある授業作りに取り組んでいきます。その上で特色ある学校を目指し、次のような指針を設定し、実践を積み重ねていきたいと考えます。本校の子どもたちが学びへの好奇心と豊かな感性をもって、より高い目標に向かって少しずつ努力していけるように!!


また、本年度から2学期制を実施していきます。学校説明会や学校だよりで説明しましたように行事等が昨年までと大きく変わります。戸惑われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今まで以上に情報を提供していきたいと思います。学校からのお知らせ、本校のホームページ等をよくご覧になって、ご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。

 さらに、小規模校の統合再編について検討が進められます。検討の方向性としては、“学校の規模の適正化を図り、より良い教育環境を確保するため、3校の再編について検討する”ということですが、検討委員会の設置時期は平成16年5月以降の予定です。

本年度は、大きな教育的課題をもっての出発ですが、ひとつひとつのことを子どもの成長にてらし合わせて、ていねいに取り組んでいきたいと考えます。

どうぞ、地域・保護者の皆様、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 

追伸

本年度も新採用者が1人着任いたします。昨年は2人でしたので、拠点校指導教諭が配属されましたが、本年度は校内方式で指導を進めます。担当指導教諭は新開弘康教諭、コーディネーター役として高田則子教諭が担当します。また、研修のために授業をあけるときには、自習にならないように非常勤講師(配属されましたら、紹介させていただきます。)が着任いたします。もちろん全校で協力体制をとることはいうまでもありません。

本年度も算数科で、少人数指導を実施します。昨年度の反省をもとに、子どもたちにとってより実りあるものにしていきたいと考えます。 


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