編集・発行:霧が丘第三小学校
12月号-2
校長:敦賀谷 誠
 

  「学校づくりアンケート」へのご協力ありがとうございました。60%以上のご家庭から回答をいただきました。現在、お寄せいただいた内容を精査・吟味し、次年度の「霧が丘第三小学校」の教育計画立案にどのように反映させるか検討しているところです。さて、アンケートの中で、学校の安全についてのご意見をたくさんいただいております。先般、校外委員会からも要請があり寄稿しましたが、安全のために現在採っている内容をより詳しくお伝えします。ご理解とご協力をお願いします。なお、ホームページでもこれまでの取組内容を公開しております。併せてご確認くださいますようお願いします。

東門付近の様子1
東門付近の様子2
東門付近の様子1
東門付近の様子2


子どもたちの安全確保のために

 このところ、児童の安全を脅かすような事件が多発し、新聞報道等でも頻繁にとりあげられています。学校としても事態を重視し、教職員間で善後策を話し合ったり、近隣校と調整したり、朝会でたびたび取り上げ指導したりするなど、対応を強めています。
 絶対に許すことのできないこのような事件・事故の発生を未然に防止するため、これからも指導を徹底して参ります。

1 学校外での生活に関する指導例
  ○通学路、遊び場等の安全確認(場の安全、時間帯、 周囲の状況など)
  ○万が一、不審者と遭遇した場合の対応(大声、助けを求める、逃げるなど)
  ○児童に対する「こども110番の家」があるわけと利用の仕方
  ○緑郵便局の「こども110番」参加について
2 具体的な声かけの例
  ○ 登下校時は、決められた通学路を通る。近所の子と一緒に。
  ○ 知らない人について行かない。
  ○ 知らない人から声をかけられたら、近くの大人に伝える。
  ○ 危ないと思ったときは、大きな声を出す。
  ○ 帰宅時間や行き先を必ず家の人に話す。
  ○ 暗くなる前に帰宅する。

 未然に防ぐために努力を尽くすことはもちろんですが、万が一というときに教職員がどう動くか、どう子どもたちを守るか、どう避難させるかをシミュレーションしておくこと、「いつ起きても不思議ではない」という心構えをもつことが大切だと考えます。もちろん、保護者の皆さんや地域、近隣校とどう連携するかもとても大切になります。
 安全確保のために防犯機器が設置されていますが、最終的に子どもたちを守るのは人間です。ですから「実際の場面を想定した」訓練の積み重ねがとても大切です。避難訓練、防災訓練等では「命を守るためにどうすればよいか」一人ひとりが考えられるように具体的な指導をしています。訓練のための訓練になっていないかなど、常にチェックを行っています。


 学校便り掲載の具体的な対策については、学校の危機管理のページで紹介しています。
学校の危機管理index
安全安心学校づくりへ向けての取組

もうじき冬休み …… 保護者の皆さんにお考えいただきたいこと

 24日が今年の最終登校日となり、冬休みに入ります。安全で充実した期間にしたいものです。
  この期間のお願いが一つあります。それは、十分すぎるぐらい「子どもたちと一緒に遊んだり、話を聞いたり」してあげてほしいということです。
  高学年など、体も大きく成長し大人顔負けの部分もありますが、話す内容などから分かることは、「家族で団らんの機会をもつ」「一緒に思いっきり遊ぶ」「とことん話す」などの経験がどうも不足気味だということです。「共通の体験をすること」「とことん話すこと」で、子どもたちとの関係が一変します。子どもたちが保護者に積極的に話しかける期間は本当に限られています。小学生期の今こそ、その限られた時期なのです。ぜひご一考ください。
 12月19日に開催した「霧が丘地区の小学校の再編に関する保護者説明会」には、寒い中にもかかわらず多数の方々に参加いただき、ありがとうございました。当日いただきましたご要望、ご提案などは真摯に受け止め、今後の計画や実施に生かしていきたいと考えております。

Copyright(C)2004-2006 Kirigaoka-daisan Elementary School.

ホームページに戻る  学校便りindexに戻る  このページのトップへ