寺尾中学校 高行く希望

                             校長 森 博昭

 

令和4年4月に寺尾中学校に着任し、今年度で3年目になります。

ご存じのように、寺尾中学校は、令和6年度で創立から78年目を迎える全横浜市立中・義務教育学校の中で、最も歴史が古い学校の一つです。また、1,000人を超える生徒、70人を超える関係職員が所属する、市内最大級の公立中学校でもあります。このように歴史と伝統があり、大勢の生徒・職員が暮らす学校に校長として勤務していることに、大きな誇りと責任を感じる一方で、毎日ワクワクしています。

寺尾中学校の学校教育目標は、『子どもたちの「健康」「個性」「学ぶ力」を地域に根ざして伸ばしていきます。』です。義務教育9年間の集大成として、生徒が3年間を寺尾中で過ごすことによって、このような「健康」「個性」「学ぶ力」を自然に身に付けていかれるように、教育課程を実践してまいります。

ただし、今の社会に求められる様々な教育的ニーズに対応していくには、学校の力だけでは解決が難しい面もあります。「社会に開かれた教育課程」を実現するためにも、保護者の皆様のご理解とご協力、各自治会、寺尾中学校同窓会、そして令和4年度に設置された寺尾中学校・旭小学校学校運営協議会をはじめとする地域・卒業生の皆様のご支援、近隣の小・中学校とのブロック連携、関係諸機関との連携・協力等が必要不可欠です。引き続きのご協力、ご支援をお願いするととともに、「まち」とともに歩む学校としての役割にもご期待ください。

生徒一人ひとりに丁寧に目を配り、自分の役割を自覚してよく働く職員と共に、校長として子どもたちの成長をしっかりと見守っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。