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考える力を伸ばし、高い学力を育てる学校を目指します。

大学連携の報告report

真鶴臨海環境センターの海洋実習について

 本校では本年度から日本科学技術振興機構(JST)の『中高生のための科学研究実践活動推進プログラム』の認可を受け、 研究活動を行うことになりました。初年度は生物(海洋生物)関連の実践活動を行うことになり、横浜国立大学のご協力をい ただき、神奈川県足柄郡真鶴にあります臨海環境センターにて1泊2日の臨海実習を行いました。

 神奈川県の海には多様な生物が生息していること学ぶとともに、その環境がどのように形成されているのか理解し、豊かな資 源をどう利用し、維持していくことが必要かを考えていきます。さらに、環境保全や社会的な活動を通して、グローバルな視 点で自然科学を考える力を養うことを目的に実施しました。
 初日は、神奈川県立生命の星地球博物館で研究員の笠間友博先生から箱根火山や真鶴半島の形成について貴重な講義を伺い、その 後博物館のバックヤード見学を行いました。標本の制作・管理について貴重なお話を伺うことができました。ご協力ありがと うございました。
 午後からは、臨海環境センターに活動を移しました。環境情報研究院教授の菊池知彦先生の指導で、プランクトンネットを使った 海洋微生物を採取と種の同定を行いました。 皆、夜9時過ぎまで熱心に顕微鏡で観察している姿が印象に残っています。 2日目はセンター近くの磯に行き、潮溜まりに生息している生物を採取し種を調べました。ヒザラガイやウミシダ、バフンウニな どの生物を観察することができ、臨海には多様な生物層があることを実感することができました。



横浜市立桜丘高等学校

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