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学校だより |
![]() 平成16年3月25日(金)発行 |
第 12 号 |
発行:若葉台西中学校 校長 田中 明子 横浜市旭区若葉台四丁目34-1 Tel 921-0281 Fax 922-5986 |
若葉台西中学校は平成16年度より『学校二学期制』になります* これまでに「まちと共にあゆむ学校づくり懇話会」「若葉台地区健全育成委員会」「『学校二学期制』保護者説明会」を通じてご説明してまいりましたが、要旨を掲載いたします。 横浜市立学校では21世紀が生涯学習時代であることを踏まえて、子どもたちがそれぞれの個性を生かし、自ら学び自ら考える力の基礎を身に付けて自らの生き方を切り拓くことを目指し「生き方の教育」を推進しています。 その実現のために目標に準拠した評価により指導と評価の一体化を図り、基礎・基本の徹底や個に応じた指導の充実に努めていますが、より一層教育課程の充実が図れるよう学校二学期制が推進されています。 若葉台西中学校は、本校が目指す教育活動を更に充実させるために、『学校二学期制』を導入することに決めました。 *なお、若葉台の小中学校はいずれも平成16年度より二学期制になります。 【学校二学期制を導入する主なねらい】 ●
学年を二学期に分け長い学習期間にすることにより、多様な学習活動を展開したり、評価の方法や機会を増やして、指導と評価を繰り返しながら子どもの成長を支援する体制を整え、学習の過程を大切にする指導をおこなう。 ● 授業時数を確保することにより時間的・精神的なゆとりを作り、習得が不十分なものを復習的に学び直したり繰り返し練習して基礎・基本の定着を図ることや、発展的な学びの時間の充実を図り、より一層個に応じた指導をおこなう。 ●
二学期制を教育課程全体の見直しにつなげ、総合的な学習の時間や行事や生徒活動等を関連づけて位置づけることで、生徒自身が自己理解、自己選択、自己決定する経験を通して変化の時代に対応できる生き方を切り拓く基礎力を育む。
【教科カード、自己評価カード、連絡票】 *教科カード* 単元など学習のまとまり毎に、学習過程(プロセス)での状況や、不十分な点の改善に向けての助言を生徒と家庭に伝える。教科カードの中にも自己評価を取り入れ、自分が為すべきこと・やり方などをつかんで、学習の主体者として取り組むよう指導する。 *自己評価カード* 3年間の中学校生活の中で、自分探し・自分作りをしていく過程で取り組んだ活動や実績を記録したり、反省をもとに有意義な学校生活が送れるようにする。 *連絡票*(いわゆる通信簿) 前期末と学年末に学習の状況・特別活動の状況・出欠の状況などを生徒と家庭に伝える。 【公立高校入試選抜資料となる学習成績(調査書の成績)】 2年学年末と3年12月までの学習成績 【総合的な学習の時間・学校行事・生徒活動】 相互の関連付けや年間計画の中での配置を工夫して、実力養成の場を設定していく。今後、宿泊行事の日程によって他の行事や活動の時期が変わることや、内容の見直しなども行なうことがあります。
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3月16日 2月の職場体験がきっかけで、2年生が「シャローム横浜」の皆さんと交流しました。
鉄パイプを持った不審者が校舎内に侵入したとの想定で実施しました。訓練内容は、@不審者を発見したら生徒や教職員に情報を伝え、A安全な場所で待機(または避難)し、人員点呼する一方、B不審者を生徒に近づけないようにして確保し、通報で出動した警察官に引き渡すというものでした。この間、?所在不明者の有無?負傷者の有無?不審者の風体・武器所持の有無などの状況を時系列で記録を取り把握していきました。警察官が不審者の身柄を確保し、校内の安全確認をして訓練態勢を解除しました。 その後、生徒は体育館に集合して旭警察署員の方から、中学生も危険な被害にあっている「出会い系サイト」には絶対に関係してはいけないこと、多額の請求を受ける恐れのある「携帯電話の名義貸し」などのお話を伺いました。 |