アナウンスの基本について


@アナウンサーの役割と条件

正確に伝える … アナウンスには消しゴムはききません。間違えずに正確に。
しっかりと話す … 相手の反応を見ることができません。あかるく,落ち着いて,はっきりと。
機転をきかせる … いつ,いかなる時でもアナウンスできることが必要です。

A正しく正確なアナウンスをするために

Bアナウンスのテクニック

発  声

・口を大きくあける   ・おなかに力を入れる
・大きな声を出す(どならない)  ・息を長めに保つ


発  音

・口をしっかりあける  ・口の開きかた,舌の位置を正しく


鼻 濁 音

鼻濁音とは,鼻にぬける音で,話すときによく使われる「が」行の2音目以下は鼻濁音になります。言葉の頭にきたときは濁音です。鼻濁音を使うと,濁音がきれいに聞こえます。
<例>学校−ガッコウ   午後−ゴ   小学校−ショウガッコウ
     太字は鼻濁音です


アクセント

音の高低や強弱の配置のことです。アクセントにより意味が違ってくる言葉もあります。(橋,端,箸など)正しいアクセントでアナウンスするようにしましょう。
      (NHK編 日本語アクセント辞典 日本放送出版協会発行を参照)


イントネーション

抑揚をつけて単調さをなくすこと。声をあげたり,下げたりすることにより意味をはっきりさせま す。あまりつけすぎると聞きずらくなります。


ポ ー ズ

アナウンスするとき,休みなく言葉を続けて読むと言うことはありません。ポーズとは,アナウンスをするときに,「間」をつけることです。意識的に長く取ったり短く取ったりして,わかりやすく伝えることができます。


テ ン ポ

話すときに早く話すとききずらくなります。普通1分間に280字程度がよいとされています。早く話したり,遅くしたりして伝える内容をはっきりさせます。


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