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市学校保健会高等学校支部研究委員会報告

 高等学校の研究委員会は、高等学校支部の学校代表理事3名と養護教諭3名の合計6名で組織され、学校保健分野からテーマを設定し研究を行っています。 養護教諭や保健室からの視点のみならず、広く学校保健の観点から議論を重ね、その時代を反映したものとなっています。

令和6・7年度研究テーマ
「メンタルヘルス〜生徒の精神的疲労感の実態を知る〜」

近年、高校生を取り巻く生活環境は、情報化と科学技術の発展も相まって急速に変化しつつ、ライフスタイルも大きく変貌してきている。それに伴って、疲れている様子が学校生活の中でも見受けられ、不定愁訴や倦怠感などの症状を訴えて保健室を利用する生徒も増えつつある。そこで高校生がどのようなことに、どの程度の精神的疲労感を感じているのか、アンケートという形で調査し、そのうえで各校の実情に合わせた対策や支援を検討するための資料として活用できるよう、精神的疲労感の実態を把握することとなった。


令和4・5年度研究テーマ


「保健教育の充実により生徒の健康観を育む」
〜保健教育のお役立ちネタ帳作成・HRのすきま時間を埋めます〜


多様化かつ複雑化した健康課題を解決するためには、健康観(子どもたち自身が考える健康の価値観)を育み、自らの行動変容に導かねばならない。そのためには日常の保健教育を充実させていく必要がある。そこで、ホームルームや行事のときなどに活用できる、学校保健・学校安全に関する資料集を作成することとなった。

【研究経過】

令和4年度 内容の選定・資料作成
令和5年度 資料作成・配布・横浜市学校保健大会紙上発表

令和2・3年度研究テーマ

校内研修の現状と今後の課題

 自然災害や事件・事故など生徒の安心・安全を脅かす状況はいつどこで発生するか分からない。そのため、私たち教職員はどのような状況にも対応できるよう、日頃から様々な危機管理に関する研修を積んでおく必要がある。
 そこで、どのような研修が各校で実施されているのかを調査及び資料収集して、集まった資料をテーマごとに整理し、今後の校内研修に活用するための資料集を作成した。

【研究経過】

令和2年度 研究内容の選定、市立高等学校への調査・資料収集
令和3年度 資料集作成・配布、横浜市学校保健大会紙上発表、