保護者の皆様へ

ごあいさつ

 横浜市立戸塚高等学校定時制のホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。

 本校(『トテイ』)は、今から70年以上前の昭和23年(西暦1948年)に設置され、 その後、時代の変化を映しながらも、普通科の夜間定時制高校として今日まで歩んでまいりました。 学年制であり、1日4時間の授業で4年間通学します。 『トテイ』では、一人ひとりが自分のペースでゆっくり じっくり学ぶことができる環境づくりを大切にしています。 小学校、中学校では思うように学ぶことができなかった人、 学校に通うことが難しかった人、もう一度学びなおしたい人、 様々な人が様々な理由で『トテイ』に集まり、 人とのかかわりの中で地域や社会とつながり、 自身の特性を理解し、少しずつ成長しながら学校生活を送っています。 そして、私たち教職員は生徒個々に応じた、きめ細やかな指導・支援を心がけています。

 学習面においては 「基礎・基本の確実な定着」を目標に、 全学年に「学びなおし」という授業を設定しています。 4年間にわたり複数の教職員と大学生ボランティアが、 個々の到達度や進路に応じて丁寧に指導するので、 それぞれのペースで学習が進められ、「できる!」「わかった!」と いう学びの楽しさを実感することができます。

 総合的な探究の時間では「表現プログラム」という取組を行っています。 演劇的な活動を通して、人と協働する中で自分や他者を理解する力や表現力、 人間関係づくりに大切な力を育んでいきます。 「遠足」、「体育祭」、「演劇祭」、「2年生宿泊旅行」、 「4年生修学旅行」などのクラスや学年を単位とした学校行事も大切にしています。 部活動についても多くの生徒が参加し、日々楽しみながらも真剣に取り組んでいます。

 さらに、保健・相談機能を融合させた「交流センター」を設置しております。 ここを中心にして、それぞれの想いや悩み、困り感に応じた対応を行っています。 スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、地域、外部支援機関とも連携を密に行っており、 一人ひとりが安心かつ安全に学校生活を送れるようにサポートしています。

 いくつかの特徴をご紹介してきましたが、 このような活動を支えている 教職員は常に新しい情報や知識の獲得に熱心に取り組んでいます。 そして、情熱をもって生徒に対峙しています。 ベテラン教職員から若手教職員まで全員で、すべての学校生活が生徒 一人ひとりの成長に結びつくように前向きに取り組んでいます。 『トテイ』は卒業後の成長に向けて、生徒一人ひとりを応援する場所なのです。

 最後に、『トテイ』を夜間定時制という特殊な学校というとらえだけではなく、 生徒一人ひとりの持つ可能性を引き出し、社会につながる力を身につけることができる 学校としてご理解いただけると幸いです。

 進学先の選択肢の一つとして、ぜひご検討ください。学校見学等のご連絡もお待ちしています。

校長代理 椛澤 一彦

時間割

平日17時30分から1日4時間の授業があります。
4年間かけて74単位に加え特別活動30時間を経て卒業となります。

17:00登校

給食
1時間目45分
休憩5分
2時間目45分
休憩5分
3時間目45分
休憩5分
4時間目45分
休憩5分
部活動

22:00下校

トテイ独自の特徴

  1. 1

    一人ひとりと
    向き合える教員数

    7名前後の生徒に対し、教員を2〜3名配置しています。
    教員が一人ひとりと向き合えるため、問題が起こったとしてもすぐに対応できるので心配はありません。
    教員全体で、生徒と気軽に相談や談笑ができる心の距離や安心できる居場所作りに取り組んでいます。

  2. 2

    学びなおし

    週に1回のペースで小学校から中学校までの学習内容(国・数・英)を個人のペースに合わせ学びなおす独自のカリキュラムを行なっています。
    1クラスの授業に対し、教員6名と教員志望の大学生ポランティア4〜5名と共に授業を進めていきます。小中学校時代に学校へ行っておらず、わからないまま進んできた生徒たちにも、「わかった」「できた!」を増やしていくことで勉強への自信を作っていきます!

  3. 3

    表現プログラム

    演劇の講師がワークショップ形式で授業をします。
    自分の思いをなかなか伝えられない生徒たちは、言葉以外のコミュニケーションや演劇を通じて、自分の考えや思いを表現する力を身につけていきます。毎年12月に開催する「演劇祭」は、トテイの表現の集大成として伝統となってます。

  4. 4

    外部の支援団体との連携

    スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、児童相談所、横浜市立大学などの大学機関、NPO・NGO団体、ハローワークなど学校だけで解決できない問題については、関係機関との連携を行い、共に解決を目指しております。
    生徒の問題はもちろんですが、ご家庭の悩みも一緒に解決していきたいと考えております。

学費について

通常の授業料と高等学校就学支援金の対象者の学費となります。下記は、おおよその参考学費となります。

学年 就学支援金の
対象者
学費(年間)
支援金対象外
学費(年間)
1年生 51,000円 83,000円
2年生 33,000円 65,000円
3年生 45,000円 77,000円
4年生 33,000円 66,000円
4年間合計 162,000円 291,000円

世帯年収910万以下の場合、就学支援金の対象になります。

※令和2年度入学者参考の場合であり、学年人数や選択科目により多少変動がございます。
※学費に含まれるもの:入学金・入学時積立金・振興会費(入会金も含む)・年間授業料・学年諸経費(遠足・修学旅行も含む)

奨学金支援制度

○横浜市高等学校奨学金 ○神奈川県高等学校奨学金 ○石澤奨学金 ○弘済会高等学校給付奨学金 ○日本学生支援機構奨学金 など
奨学金制度につきましてのご質問はこちらにお問合せください。

進路状況

主な就職先

  • 古林紙工(株)
  • (株)総合車両製作所
  • F-LINE(株)
  • 木徳神糧(株)
  • (株)湘南フロア
  • (株)トキワオートサービス
  • 東神保温(株)
  • 楠原輸送(株)
  • (株)ビーイーエフ川崎店
  • (株)京急ストア
  • ブレーンズシステム(株)
  • (株)ワコーコーポレーション
  • (株)ミツハシ本社
  • (株)ミモザ(株)
  • (株)栄和産業
  • (株)ゼロ
  • 医療法人光陽会横浜いずみ台病院
  • 三伸工業(株)
  • HRTニューオータニ(株)ニューオータニイン 横浜プレミアム
  • (株)フクシマ商事

主な進学先

  • 横浜調理師専門学校
  • 聖ヶ丘教育福祉専門学校
  • 日本工学院専門学校
  • 専門学校ビジョナリーアーツ
  • 横浜市医師会聖灯看護専門学校
  • 関東学院大学
  • 神奈川県立産業技術短期大学校
  • 桜美林大学
  • 帝京大学
  • 専門学校横浜ミュージックスクール
  • 専門学校ちば愛犬動物フラワー学園
  • 横浜薬科大学
  • ヤマザキ動物看護大学
  • 横浜医療秘書専門学校
  • 港湾職業能力開発短期大学校横浜校
  • 横浜歯科医療専門学校
  • カコトリミングスクール

よくあるご質問

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