国語科では、子どもが日々の学びの中で「言葉による見方・考え方」を働かせることが、育成を目指す資質・能力をよりよく身に付ける上で大切です。研究推進部では、授業改善部と連携を図りながら、「言葉による見方・考え方を働かせ、確かな資質・能力を身に付ける子どもの姿」の具現化を目指し、研究に取り組んでいます。
昨年度は、「言葉による見方・考え方を働かせるマトリックス」を活用しながら、指導事項と学習過程の中で「言葉による見方・考え方を働かせている子どもの姿」を捉えることへの検証に取り組みました。
「言葉による見方・考え方」を子どもがよりよく働かせている授業のためには、指導事項と言語活動との適切な整合性が図られていることが大切です。これからの社会において求められる国語科学習の形を追究していきます。
今年度は、1~6学年の6部会に分かれて6月、10月、1月にそれぞれの部会で会員の方に提案を頂き研究を深めていきます。
実践提案では、言葉による見方・考え方を働かせて確かな資質・能力を身に付ける子どもの姿を具現化するための①~⑥の視点について、「子どもの姿の見取り・有効だった手立ての分析」を中心に、確かな資質・能力を身に付ける国語科学習の在り方について考えていきます。