本校職員による日記形式のブログで、本校の活動の様子を写真付きで紹介していきます。

更新状況は新着情報に表示されますので、ぜひご覧ください。

奄美大島研修

 令和6年9月10日(火)~9月13日(金)の3泊4日で科学に対する興味・関心を触発していくことを目的として、奄美大島でフィールドワークおよび調査を行いました。奄美大島の生態系と学校周辺の生態系を比較することで生物多様性について深めることができた研修でした。詳細はこちらをご覧ください。

9月10日(火) らんかん公園、くれないの塔での調査

 

らんかん公園に生息する植物の調査・アリの調査      くれないの塔で歴史学習


9月11日(水) 金作原での調査、国際島嶼教育研究センター奄美分室で研究者による講義、鹿児島県立大島高等学校との交流

 

金作原で観察できた動植物(真ん中:ヒカゲヘゴ 右:オットンガエル)  国際島嶼教育研究センター奄美分室で行われた講義

 

大島高校との課題研究発表交流:大島高校生物部(左)と化学部(右)との交流


9月12日(木) モダマの自生地、住用川マングローブ林、加計呂麻島での調査

  

モダマ自生地によるモダマの観察             住用川マングローブ林  加計呂麻島で見られたサンゴの白化現象


9月13日(金) 和瀬港、奄美自然観察の森での調査

 

和瀬漁港の海洋生物観察    奄美自然観察の森・森にいた2種類のカンアオイ

 

【日本海洋事業株式会社来校】

 9/30(月)に日本海洋事業株式会社さんが来校してくださり、ロボット探究部の生徒に講義及びプールで水中ドローンの実演をしてくれました。海洋調査についての技術、海洋調査での問題点などいろいろ教えてもらい、ロボット探究部のメンバーは12月の大会に向けてのヒントをもらえる貴重な機会となりました。

 

バンクーバー姉妹校交流

 9月9日から15日までの7日間、中学生4名と高校生17名の計21名の生徒が、カナダ、バンクーバーにある本校の姉妹校、デイビッド・トンプソン・セカンダリースクール(DT)を訪問しました。滞在中はDTの生徒と一緒に授業を体験したり、DTの生徒によるサイエンスに関するプレゼンテーションを聞いたりしました。また、本校の生徒は、DTの生徒たちに向けて日本文化や学校生活を紹介したプレゼンテーションや、ダンスを披露しました。さらに、バンクーバー市内研修では、スタンレー公園やギャスタウン、ブリティッシュコロンビア大学などを訪れ、カナダならではの自然や街並みを堪能しました。

バンクーバー滞在中、すべての生徒がホームステイをさせていただきました。はじめのうちは慣れない環境や言語の違いに少し緊張していた様子でしたが、実際の生活を通してカナダの文化を学ぶことができました。

来年の3月にはDTの生徒が本校を訪れる予定です。DTとの交流を通じて多様性について考えるきっかけとなれば幸いです。

   

 

令和6年度文化祭 第16回蒼煌祭

 9月7日(土)、8日(日)に本校の文化祭「第16回蒼煌祭」を開催しました。「蒼煌祭」の名は、一期生生徒により決定されたものです。「蒼」はスクールカラー『Science Blue』から、「煌」は本校校歌『知の開拓者』の歌詞″川面に煌めくは黄金の朝陽″から取られています。
 今年度の一文字スローガンは「藍」。藍はハーブティーや染め物など多岐にわたる使い方がある植物です。また荀子の「青は藍より出でて藍より青し」を起源とする「出藍の誉れ」にも使われます。生徒一人一人が幅広く活躍して蒼煌祭を染め上げ、盛り上げていく。そのような思いを込めたスローガンです。
 2日間ともに晴天となり、残暑の中での開催となりましたが、多くの保護者等の方々、卒業生、近隣の皆様にご来場いただきました。また本校の協賛企業の皆様にもご出展していただいたことをはじめ、YSF保護者等の会の皆様など多くの方のご協力により盛況のうちに終了することができました。2年生の研究活動であるサイエンスリテラシーの中間発表でのディスカッション、部活動による本校らしい発表等、本校らしい文化祭となりました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

  

  

 

サタデーサイエンス特別編 「横浜市立大学 研究室訪問」

 8月23日(金)にサタデーサイエンス特別編「横浜市立大学 研究室訪問」を実施しました。

 訪問した研究室は、篠崎研究室(無機光化学)、本多研究室(物性物理化学)、内山研究室(再生発生学)、立川研究室(量子物理化学)、沓名研究室(植物ゲノム生理学)、守研究室(微生物生態学)です。各研究室に所属する先生方、大学生・大学院生から研究内容を教えていただき、生徒たちからの質問にも丁寧に答えていただきました。いくつかの研究室には、本校の卒業生も所属しており、本校の先輩として自分たちが経験した高校生活、大学生活や研究について話してくれました。

 2年次生6名、1年次生3名が参加したため、年次による知識の差はありましたが、それぞれの知識や関心に合う説明をしていただいたことで、横浜市立大学の研究について理解を深めることができました。終了後の生徒アンケートには、

・「サイエンス卒業生の方とお話をする事で、同じような環境で過ごした人から見た横浜市立大学が知れてよかった。」

・「普段は知れない大学の研究室の雰囲気を身をもって感じることができてよかった。また、大学の知らない研究内容や考え方を知ることがで き、現在やっているSLⅡの参考になった。」

・「今日のお話全てが、自分にとって刺激的で魅力的でした。また、研究室に入ったことはなかったので、その点も非常に貴重な体験で、今後の進路選択等に役立てていきたいと思います。」

 などの意見が多く寄せられ、この先の進路や将来やりたい研究の決定につながる貴重な時間となりました。

 

令和6年度2学期始業式

 8月26日月曜日、長期の夏季休業期間を終えて、2学期がスタートしました。始業式は、暑熱下でのアリーナでの実施を避け、リモート形式で行われました。

 藤本貴也校長の講話では、冒頭で8月上旬に起きた日向灘地震で被災された方々へのお見舞いの言葉が述べられました。本題ではパリオリンピックについて取り上げ、「多様性」についての考え方を生徒に示しました。具体的には「多様性」は年齢や性別、人種、国籍など外面的にわかりやすい「表層的な多様性」と、性格や考え方、価値観、性的指向など外面からは判断しにくい「深層的な多様性」に大別されること、表層的なものだけではなく、深層的な多様性を認めて尊重する「寛容性」がとても大切になること、についてです。本校の生徒たちの素晴らしいところの1つに、この「寛容性」があると触れると同時に今後の生活においてもSNSの使い方や他者との関わりの中で示していってほしいと伝えました。

 最後に2学期には文化祭や研修旅行をはじめとする様々な行事をとおして自分を磨き、人間として成長すること、学習と進路の両面で重要な時期となる2学期をとおして未来を切り開く力を養っていくことを願うと同時に、体調に気をつけ、悩みや心配事があれば大人に相談するよう伝え、講話を締めくくりました。

 

サイエンス教室「チョコレートの科学」

 8月5日(月)本校調理室において、鶴見区青少年育成サイエンス交流事業として森永製菓株式会社、鶴見区地域振興課、横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の3者の共催によるサイエンス教室が行われました。運営はサイエンス委員会の高校生、中学生が行いました。

 テーマ:「チョコレートを科学する ~おいしさのひみつ~」

 本校生徒による「チョコレートの乳化と生チョコレートのおいしさ」についての説明の後、森永製菓株式会社の方々のサポートのもと、チョコレートと生クリームの比率を変えた生チョコレートを作り、質感や甘さ、好みをグループごとに分析し合いました。その結果を踏まえて、自分たちにとっての「おいしさ」について、発表を行いました。

   

 

令和6年度 1学期終業式(7/19)

 7月19日金曜日に1学期終業式がリモート形式で行われました。先だって行われた各種表彰では、国際生物学オリンピックへの日本代表としての銀メダル受賞をはじめ、様々な分野で活躍した生徒たちが壇上にあがりました。

 藤本貴也校長の講話では、夏休みの過ごし方等についてお話をされました。1つ目は人や世の中との関わりについてでした。入学式、始業式で人への思いやりを持つことの大切さについて触れてきたことを振り返り、気遣い、思いやりの表現として、顔を見て挨拶をしてくれる生徒が増えてきたことをその成果として取り上げられました。また、登下校のマナーと関連づけて周囲に気遣いできる力を備えることがリーダーとして活躍するための心得として大切であるとお話をされました。

 2つ目は自分の夢や目標の実現に向けてやり抜く強い精神力についてでした。この精神力を表現するものとして「GRIT(グリット)」という造語を紹介しました。英単語「Gutsガッツ(度胸)」「Resilienceレジリエンス(回復力)」「Initiativeイニシアティブ(自発性)」「Tenacityテナシティー(粘り強さ)」の頭文字をとったものです。

 最後に読書、部活動、美術館・博物館めぐりなどを例としてあげられて、感性や技術を磨き、時間を有効に使う夏休みにしてほしいと講話を締めくくられました。

*ホールでモニターごしに講話をされる校長先生、各クラスの様子

  

6月22日(土)にサイエンス教室【名探偵粉ン 白き粉の同定(アイデンティフィケーション)】を開催しました。

 当日は本校で用意した複数種類の白い粉(塩・砂糖・片栗粉など)が何の粉なのかを調べて当てるゲームを行いました。ゲームを通じて参加者が「同定」について楽しく学べるよう、本校のサイエンス委員会の生徒たちが企画し、時間をかけて準備をしてきました。当日はサイエンス委員の主導で、小学生と実験を行い、白い粉が何の粉なのかを「同定」していきました。参加した小学生の皆さんも積極的に取り組んで、全ての粉の同定に成功しました。参加者からは「ダイラタンシーが面白かった」などの感想が聞かれました。
小学生の皆さんと楽しく活動を進めることができて、サイエンス委員の生徒たちも達成感を感じていました。今年度のサイエンス教室はまだ始まったばかりで、今年度も様々な内容を計画中です。これからもサイエンスの楽しさを小中学生に伝えていく活動を続けていきます。 

  

 

カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとのオンライン研修

 5月19日(日)に、カナダの姉妹校David Thompson Secondary School(以 下、DT)とのオンライン研修を行い、附属中学生と高校生が参加しました。この研 修は、前半が文化交流部門、後半が科学部門という二部構成で行いました。 文化交流部門では、夏休みの予定について発表したあと、小グループによるフリ ートークを行いました。フリートークでは、過去に戻ることができたら、またはこ れから達成したいことなどの計画を話し合いました。

  また、異なる文化についてな ども交えて、会話を楽しみました。 科学部門は、フリートーク後にサイエンスアクティビティを行いました。フリー トークでは、将来の夢、あるいは住みたい場所について互いに伝え合いました。お 互いの国の特徴について理解を深めることができたようです。サイエンスアクティ ビティでは、紙飛行機作りに取り組みました。作った紙飛行機がどれだけ滞空時間 を伸ばせるかという企画では、紙飛行機の折り方を英語で伝えることに生徒一同苦 心していましたが、実際に手を動かして協力することを通して、コミュニケーショ ン力を高める良い機会にもなったようです。 カナダの姉妹校DTとのオンライン研修は1年間続く企画であり、まだ始まった ばかりです。この1年間の経験は将来に役立つであろうと信じています。

 

サタデーサイエンス 中川先生

 5月11日、第2回目サタデーサイエンスが行われました。今回ご講演くださったのは、サイエンスリテラシーでもご指導いただいている、特別非常勤講師の中川知己先生です。今回のテーマは「植物進化に学ぶ究極の外交術~周囲の微生物を味方に変えるマメ科植物の巧妙な戦略~」で、タイトルから非常に生徒の関心を引くご講演でした。

長年に渡って中川先生が研究をされているマメ科植物と根粒菌の相利共生のお話をはじめとして、植物と微生物の関係性から「他者とどのように付き合えば良いのか?」という人生の問いにまで発展するお話をしていただき、生徒たちは非常に興味を持って聴いていました。例え話も多岐に渡り、高級店の「一見さまお断り」の話や、「項羽と劉邦」の「信賞必罰」の話など、印象に残る例え話で、生徒たちの植物に関する理解も深まっていた様子です。

また、講演の最中に中川先生から生徒への発問があり、それに対して生徒から活発な意見や多くの質問が出ていました。講演終了後には、講演時間内に聞くことが出来なかった質問のため、生徒が中川先生のもとへ列をなして集まっていました。中川先生は生徒のそれらひとつひとつに対して丁寧に回答や助言をしてくださり、生徒たちにとって大変充実した講演会となりました。

「人生で常に悩みのタネとなりうる他人との付き合い方について、植物が数千万年~数億年かけてたどり着いた究極の戦術から学びましょう。」という中川先生からの投げかけに対して、聴講した高校1年次の生徒たちからも、自分たちの生活の中で今日のご講演の内容を生かしていきたいという声も挙がっていました。今回の講演や先日のサイエンスリテラシーでお話しいただいた内容をきっかけに、これから始まる研究に向けて意欲的に取り組んでほしいと思います。

  

       

 

サタデーサイエンス 藤嶋昭先生 特別講演

 4月20日、第1回目サタデーサイエンスが行われました。このイベントは、1年次生を対象に、大学や企業の方が様々なテーマでサイエンスについて講演をしてくださるものです。初回の講師は本校スーパーアドバイザー藤嶋昭先生(東京大学特別栄誉教授、東京理科大学栄誉教授)で、「科学を楽しく」をテーマに、「身のまわりの不思議」について考えるきっかけとなる数多くの質問を投げかけてくださいました。

藤嶋先生は、光触媒の第一人者で、ご自身の研究が認められるまでの苦労や、光触媒が身近で使われている例をお話してくださいました。新幹線の喫煙室の消臭・除菌、劇場のガラスや建物の外壁・看板、駅の屋根部分にあるテントなど、私たちが生活する中で目にする多くのところで光触媒は活用されています。また、光触媒がコロナウイルスにも効果的であることや、水をきれいにする研究など現在も研究をされているとのお話もあり、生徒は非常に興味をもって聴いていました。

光触媒活用の具体例として、フランスルーブル美術館のガラスピラミッドや東京駅八重洲口のグランルーフの他、横浜・川崎にある光触媒の建造物を紹介してくださったので、光触媒を今まで以上に身近に感じている生徒も多かった様子です。

質疑応答も、時間内では足りないくらい多くの生徒からの積極的に質問が出ていました。藤嶋先生もその一つ一つに丁寧にご返答くださいました。「〝光触媒”製品の価値と効果をきちんと理解した上で使用する人が増えるように、これからしっかり勉強していきた*い。」と、意気込みを語ってくれた生徒もいました。藤嶋先生のご講演でいただいた刺激を、これからの高校生活に生かしてほしいと思います。

   

      

 

令和6年度 入学式

 前日に始業式を終えた4月9日(火)に高等学校第16回入学式、附属中学校第8回入学式が挙行されました。5年ぶりに募集した在校生ボランティア(高校2年次生)が入学式に参加し、新入生への入場前の指導、入場時のエスコート役をしっかりと務め、厳かな中でも温かみのある開式となりました。

 式では藤本貴也学校長のことば、常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生によるご挨拶、YSF保護者と教職員の会会長による歓迎のおことばと続きましたが、真剣に聞き入る新入生の様子が印象的でした。
 附属中学校、高等学校新入生の代表生徒による清々しい「新入生誓いのことば」は、新入生の気持ちを代弁する素晴らしい内容でした。
 学年、年次職員の紹介、校歌披露と続き閉式となりました。担任に先導されて退場する新入生たちは、今後の学校生活に期待をふくらませ、堂々とした姿で式場をあとにしました。
 
 「知識の懸け橋」の飾り付け、式典の全体像、学年・年次団の教職員に見守られる新入生
 

国際生物学オリンピック日本代表(4名)に本校から1名が選出

 国際生物学オリンピック日本委員会は、2024年7月7日から14日までの8日間、カザフスタン共和国/アスタナで開催される第35回国際生物学オリンピックに派遣する日本代表4名を決定しました。この4名のうち1名に、本校から高校2年生の松井大輝さんが選出されました。

 日本代表は、全国 3,255名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。

 日本代表の抱負として松井さんは「目標としていたステージに立つことができ、大変嬉しく思います。一度しかないこの機会を楽しみつつ、国際大会で日本代表の名に恥じぬ活躍ができるように精進していきたいです。」と述べています。

 詳細につきましては国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)公式HPから確認できます。

 www.jbo-info.jp/

 

令和5年度 修了式・表彰・離任式

 3月25日(月)に令和5年度修了式が行われました。アリーナに附属中学校1年生から高校2年次までが一堂に会しての修了式は、2019年3月以来5年ぶりとなります。

 修了式の前には表彰式が行われましたが、壇上で表彰を受けた生徒に対する全校生徒、職員からの温かい拍手が印象的でした。表彰の冒頭には京三製作所様から本校に寄贈していただいている3Dプリンタを利用した校内コンテストの表彰があり、京三製作所様から3名の方がプレゼンターとして来校してくださるとともに、代表して島添様による全校生徒への講話もいただきました。

 修了式は校長先生による年度の締めくくりとなる講話、生活保健指導部主任による講話、校歌斉唱と続きました。校歌斉唱では大きな歌声が響きわたり、やはり全校で一堂に会することの良さ、全校生徒の一体感を感じるものとなりました。

 修了式後には、この3月で本校を離任される6名の先生方にお話をいただきました。お一人ずつお話をいただき、花束の贈呈、花道での退場と続きましたが、生徒たちが先生方の話に真摯に耳を傾け、温かい雰囲気を作り出してくれたことに感謝したいと思います。

 令和5年度の最後に生徒、教職員が皆で本校らしさを共有できた良い時間となりました。

*表彰の様子、全校生徒に対する藤本貴也校長先生の講話、花道で離任の先生方をお見送りする様子

 

サタデーサイエンス 浅島誠先生特別講演

 今年度最後のサタデーサイエンスは、本校常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生によるご講演でした。浅島先生は生物の根源に関わる分野が専門であり、この分野は「生物とは何か」について、突き詰めて考えていくことが求められます。

今年度1学期に行われた浅島サロンにてお話しいただいた「自分の夢や目標を立てて、それを紙に書いて育てていますか」という問いかけからご講演が始まりました。講義の中では、アクチビンという受精卵の成長を促進する物質の存在を確認するまでの様々なエピソードの他、先制医療や最先端医薬にも触れてお話しいただきました。

アクチビンを発見した際のお話の中で、「存在はするが特定することが不可能な物質について研究するなら、一生をかけてやるくらいの覚悟がないと」という言葉は、生徒の印象に強く残ったようです。また、今後は科学と倫理の分野においてより深い研究や考察が必要であることを熱弁しておられました。浅島先生の研究への熱意や情熱にあふれたご講演で、生徒たちは、引き込まれるように真剣に聴講していました。

 最後に、質疑応答に応じてくださり、高校1年次生からは30分の質問時間内に収まらない程の質問が寄せられました。その一つ一つの質問に誠実にご対応くださり、生徒にとって有意義な2時間となりました。

 

 

YSF-FIRST

 3月16日(土)に、本校においてYSF-FIRSTを行いました。YSF-FIRSTは、SSHを中心とした高校生、中学生の英語による研究発表会です。今年度は本校をはじめ、栃木県立大田原高等学校、東京都立富士中学校、神奈川県立横須賀高等学校、池田学園高等学校、サンモールインターナショナルスクール、そして本校と国際共同研究を行っているマレーシアのプトラ大学(Universiti Putra Malaysia)の学生が参加し、全51件のポスター発表を行いました。今年は、本校科学技術顧問の先生や企業の方々も見学に来てくださり、校外からの見学参加も30名ほどありました。

 審査には、横浜市立大学、順天堂大学の先生方をはじめ、本校特別非常勤講師の中川先生、横浜国際学生会館の留学生30名にあたっていただきました。英語での質疑応答に苦戦する生徒もいましたが、発表者も審査員も和気あいあいとした雰囲気の中で発表会を行うことができました。

基調講演は “Microbes Matter: From a Food Security Perspective.”(微生物の重要性:食料安全保障の観点から)と題してプトラ大学のDr. Mohd. Termizi Yusof にお話しをしていただきました。微生物の中には、作物に病気を引き起こすものもいますが、食品を加工し、人間の食生活を豊かにしてくれるものもいますし、作物の成長を助けるものもいます。将来の食糧問題に向け、安定して食料が供給できるよう、プトラ大学で行われている研究について学びました。

 表彰は以下の通りです。

 

Best poster presentation

 Saint Maur International School

   The effect of increasing concentrations of EDTA on the iron (iii) thiocyanate equilibrium

Yokosuka High School

   Satiety Meter for the Reduction of Food Loss and Waste

Yokohama Science Frontier High School

   Creating a space elevator to reliably transport supplies

Yokohama Science Frontier High School

   Optimal method of bisecting a cookie into two equal parts

 

Special Award

Saint Maur International School

   The effect of distance from mass to the pivot of a lever on the period of oscillation of the lever

Yokohama Science Frontier High School

   The difference in speed depending on how the dominoes are knocked down

Yokohama Science Frontier High School

   Relationship between Normal Force and Appressorium Formation Rate in Rice Blast Fungus

Yokohama Science Frontier Junior High School

 On the practical application of laboratory equipment that can be used as a substitute for reusable litmus paper

  

 

65回日本植物生理学会年会(神戸)高校生生物研究発表会

3月19日(火)に、神戸国際会議場において第65回日本植物生理学会年会高校生生物研究発表会が行われました。今大会は過去最高の33校、70件の高校生研究発表会となりました。

本校からは2年次の課題研究「サイエンスリテラシーII」から6件、自主的に1年次から研究に取り組んでいる「サエンスラボ」から1件、東北大学「科学者の卵養成講座」に参加している2年次生1名が参加しました。本校生徒の受賞は以下の通りです。

 

優秀賞

寺島寛那さん

 「ハナミズキの不思議な開花方法の解析」

 

研究者審査員賞

 稲葉舞弥さん

 「ローズマリーの葉の構造に隠された工夫」

 小澤帆奈さん

 「バニーカクタスの小さな針は何のために?」

 山内珠さん

「アメリカデイゴの花はなぜ上下逆転しているのか?」

 

   

 

高校生サミット IN 奄美

令和6年3月14日(木)~316日(土)の2泊3日の日程で、鹿児島県立大島高等学校で開催された「高校生サミット IN 奄美」に本校の生徒1名が参加しました。「高校生サミット IN 奄美」は、奄美群島の高校生が一堂に会し,各校で取り組んでいる課題研究の発表や意見交換を行い、奄美の将来について深く考えるイベントです。その中で本校は、他県で行っている課題研究の紹介として招待されました。当日は、鹿児島県立大島高等学校や参加している奄美群島の生徒、協賛する企業、大学の先生方など総勢約600人の前で研究発表を行いました。大学の先生方から「生物の構造をあらゆる方法で実証した研究内容が素晴らしい」、「研究内容に見入ってしまった」など、研究内容を非常に高く評価していただきました。発表後は奄美群島の高校生たちが感じている課題に触れて一緒に課題を解決する方法を考えたり、横浜では見ることができない生物たちを観察したりしました。今回の「高校生サミット IN 奄美」に参加したことで、研究内容の発表機会だけでなく、群島に関する知見や生物への知見の拡大など様々な経験を得られる貴重な機会となりました。

      

   発表の様子     島の高校生との交流会  アマミテンナンショウ

                          (絶滅危惧ⅠB類)

 令和5年度 第13回卒業証書授与式

 3月1日(金)に第13回卒業証書授与式が行われました。来賓の皆様、常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生、特別科学技術顧問の小島謙一先生にご列席をいただき、多くの保護者等の皆様に見守られる中で盛大に行われました。今年度は久しぶりに在校生である2年次生が参加できたことも花を添えました。

 卒業証書授与では、学級担任からの呼名にしっかりと返事をして力強く立つ、逞しい姿がありました。卒業に対して胸を張り、未来に向けて力強く歩む意志を感じるものでした。
 「学校長のことば」では、藤本貴也校長から卒業生へ心に留めておいてほしい3つのことについてお話がありました。1つ目は「自分の心が求めないものは、自分に近づいてこない」のフレーズを添えて、強い思いと熱意を持って物事に取り組んでほしいとお話をされました。2つ目は課題解決に向けて一歩ずつ粘り強く進むこと、そしてうまくいかない時に人に頼ることの大切さについて説かれ、人に頼ることで人の痛みのわかる、頼りにされる人になることができる、とお話になりました。3つ目は常に挑戦者として目標に向かうことが大切であると語りかけて、課題に直面した時に本校で身につけた「サイエンスの力」と「言葉の力」で立ち向かってほしいと卒業生を激励されました。最後には保護者の皆様への感謝とお祝いの言葉とともに、卒業生一人ひとりの前途が明るく、健やかで、幸多いことを願いに込められ、式辞を締めくくられました。
 卒業生代表の山上駿さんによる「卒業生のことば」の中では、これまでの様々な行事や学習、部活動を振り返り、先生方や保護者へ感謝の気持ちを伝えるとともに、個性と協働の調和を実現してきたサイエンス生としてのこの3年間を糧に将来に向けて進んでいく決意を豊かな言葉で表現しました。
 入場時のすべての生徒で共有した厳かな姿勢、常任スーパーアドバイザー浅島誠先生からの卒業生を見ながら語られた熱いメッセージ、先輩を送り出す在校生代表の伊東美晴さんの凛々しいことば、式の最後に歌われた校歌の力強い大きな歌声、一人ひとりの、感情に寄り添った退場の姿まで、式の一つひとつが本校らしい、思い出に残る素晴らしい式となりました。
*藤本貴也校長先生、常任スーパーアドバイザー浅島誠先生、卒業生代表山上駿さん 
 

 令和5年度 マスフォーラム

127日(土)、本校が主催する数学研究発表会「マスフォーラム」を開催しました。

 マスフォーラムは、数学に関する研究発表を通して、数学の興味・関心をさらに高め、次世代の数学研究者のネットワークを広げ、将来の数学研究に寄与することを目的とした数学研究発表会で、平成24年度から実施しています。また、1年次生を対象としたサタデーサイエンスを兼ねているため、午前中のプログラムには1年次生全員が参加しました。

 今年度もオンラインでの研究発表を基本に開催し、昨年度と同様に全国の多くの学校から参加がありました。今回の参加校(聴講のみ、教員のみを含む)は

学校法人市川学園市川高等学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校、千葉市立千葉高等学校、筑波大学附属駒場高等学校、東京都立小石川中等教育学校、東京工業大学附属科学技術高等学校、名古屋国際中学校・高等学校、宮城県仙台第三高等学校、三重県立桑名高等学校、横浜市立戸塚高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

でした。

 プログラムZoomによる研究発表)では、次の9組のエントリーがありました。

 

(1) 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

           「余り(mod)の拡張とコラッツ予想」

 

(2) 東京都立小石川中等教育学校①

           「投手成績からチームの失点を考察する」

 

(3) 東京都立小石川中等教育学校②

           「次世代の食育とは?~培養肉の「受容性」を見据えて~」

 

(4) 名古屋国際高等学校

           tan90°は存在する?~球面上の三角形で~」

 

(5) 名古屋国際高等学校

           「解法式から問題を創る」

 

(6) 学校法人市川学園 市川中学校・市川高等学校

           「平面グラフのn角彩色」

 

(7) 学校法人市川学園 市川中学校・市川高等学校

           「ポンスレ束の一般化と射影変換」

 

(8) 筑波大学附属駒場高等学校①

           「正多角形と三角関数」

 

(9) 筑波大学附属駒場高等学校②

           cos(xnπ)の積が有理数となる有理数 x について」

 

 プログラムⅡでは、昨年度に引き続き、東京大学工学系研究科システム創成学専攻准教授の島田 尚先生と、JSTさきがけ専任研究員(兼任)大阪大学数理・データ科学教育研究センター特任助教の小串 典子先生からご講演をいただきました。

 プログラムⅢでは、バーチャル空間oViceを用いたポスター発表を行いました。今年度も各学校から多くの生徒が参加し、約80点のポスター発表が行われました。どれも中学生、高校生らしい個性あふれる発表でした。

 今回のマスフォーラムを通して、研究を発表した生徒も聴講していた生徒も、お互いに刺激を受けあう大変有意義な時間になっていました。このマスフォーラムをきっかけに、また今後の研究活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。

 

カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとのオンライン研修(今年度最終回)

 6月と9月に続き1月21日(日)に、カナダの姉妹校David Thompson Secondary School(以下、DT)とのオンライン研修を行い、附属中学生と高校生が参加しました。この研修は、前半が文化交流部門、後半が科学部門という二部構成で行いました。

 それぞれの部門の最初に、DTの副校長であるMr. Albert Mannと、本校の藤本校長が挨拶をかわし、姉妹校としての強い絆を確認しました。

  文化交流部門では、生徒たちが今年の抱負について話し合いました。また、異なる文化や生活様式についても情報を交換しながら、会話を楽しみました。

 科学部門は、DT生徒の研究発表、探究活動、フリートークの3本立てで行いました。

研究発表では、「A Novel Visually Impairment Aid Tool Utilizing Automatic Postural and Ocular Responses and Artificial Intelligence」というテーマで、視覚障害を持つ人々を補助する装置についてのプレゼンテーションを聞きました。本校の生徒から質問も出て、さらに理解が深まりました。

探究活動ではDT生徒と本校生徒で共同研究チームを作り、「A3サイズの紙を使ったタワー作り」についてディスカッションと実習を行いました。1kgの重りに耐えるタワーをできる限り高く、しかも少ない枚数の紙で作るという課題は難問でしたが、高校と中学校の垣根を越え、そしてカナダと日本の国境も越えて、みんな一丸となってがんばりました。





 1年間続いた、カナダの姉妹校DTとのオンライン研修も、今年度は今回が最終回となりました。本校生徒へのアンケート結果では、「将来、海外で共同研究をしたい。」という生徒が大半を占めました。是非、この体験を活かして世界で活躍する研究者となってくれることを願っています。

 

  

 

令和5年度 3学期始業式

 1月9日(火)に令和5年度3学期の始業式がオンライン形式で行われました。式の前に各種表彰がホールで行われ、全校生徒は各ホームルーム教室のモニターにて活躍した生徒たちを称える形となりました。 

その後、藤本貴也校長先生より講話がありました。冒頭では令和6年能登半島地震へのお見舞いと復旧の願いについてお話をされました。次に「新しいアイデアに出会うには」というテーマを取り上げて、自分のテリトリーから出てたくさんの人やアイデアと出会うことや、そこでの自分との「違い」を受け入れつつ自分で判断していくことの重要性についてお話をされ、粘り強く挑戦する1年にしてほしいと語りかけました。最後に附属中を含めて6学年それぞれの生徒たちへ向けたメッセージを送り、始業式の挨拶を締めくくりました。

 

令和5年度 2学期終業式

 12月22日(金)に令和5年度2学期の終業式が行われました。式の前には各種表彰が行われ、部活動、校外での活動も含め、活躍した生徒たちが紹介され、表彰を受けました。

 終業式では藤本貴也校長より講話がありました。冒頭では今年一年を振り返り、2年が経つロシアのウクライナ侵攻、イスラエル、パレスチナ問題をうけて、平和への願いをお話しになりました。

 次にラグビーワールドカップでの日本代表選手たちから得た感動と勇気、気づきについてお話がありました。具体的な気づきとして、ラグビーの試合中に求められる「相手の考えていることを想像し、推察する力」の大切さを取り上げて、その力は円滑な人間関係を構築する上でも重要な要素であり、新たな挑戦にともなって起きることへの対応力にもつながるとし、生徒たちへ身につけてほしい習慣として紹介がありました。
 その後、2学期の各行事の取り組みについて振り返るとともに、高校3年次の生徒に対する進路実現に向けた励ましを含め、各学年、年次の生徒への言葉が送られました。
 最後には冬休み中の感染症対策など、健康に留意して過ごしてほしいというお話で締めくくられました。
*講話をされる藤本校長先生と各種表彰の様子
 

FLL 2023-2024 東京大会

 本校ロボット探究部が12/17()FLL 2023-2024東京大会に出場し、ロボットゲーム及びプレゼンテーションを行った結果

チーム「TwiLight Side Robotics」 イノベーションプロジェクト賞

チーム「Light Side Robotics」    モチベーション賞

を受賞しました。TwiLight Side Robotics2/12()に東京大学で行われる全国大会への出場いたします。(6年連続6回目)

 全国大会でも頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。

    

  「TwiLight Side Robotics」             「Light Side Robotics」

理化学研究所・横浜市立大学一般公開

 10月21日(土)理化学研究所横浜事業所・横浜市立大学鶴見キャンパスの一般公開が4年ぶりに対面形式で行われました。本校の中学1年生~高校1年次生の約50名がボランティアとして参加し、各ブースのお手伝いをしました。大学院生や研究者の方に教えてもらいながら、一般公開に訪れた方々を誘導したり、説明を行ったりしました。他のブースや講演を見に行く時間もあり、様々な施設や研究について学ぶこともできました。

 

YCU理科自由研究動画大賞

 10月21日(土)横浜市立大学鶴見キャンパス・理化学研究所横浜事業所の一般公開の中で、「YCU理科自由研究動画大賞」の授賞式が行われました。

本校からは3件の受賞(最優秀作品賞と2件の優秀作品賞)がありました。
 
【最優秀作品賞】
「なぜマメ科植物は就眠運動をするのか」
附属中3年  松本 駿さん 沢 友紀乃さん 豊島 彩瑛さん 長谷川 大翔さん
 
【優秀作品賞】
「色字共感覚者はどのような法則で漢字に色をみるか」
附属中3年  佐藤 ことはさん 佐藤 壮真さん 芝田 那由香さん 富田 悠花さん
 
【優秀作品賞】
「踊る線虫~線虫が立つ理由を探る~」
高校1年次  山崎 葵さん
 

向井千秋先生(本校スーパーアドバイザー)の特別講演が本校で行われました。

 1118日(土)に元宇宙飛行士で、本校スーパーアドバイザーの向井千秋先生による特別講演を実施しました。向井千秋先生は、アジア人初の女性宇宙飛行士として1994年(コロンビア号)と1998年(ディスカバリー号)の2回、スペースシャトルに搭乗し、生命科学、宇宙医学、材料科学等に関する宇宙実験を実施しました。現在はJAXA 特別参与、東京理科大学特任副学長の他、2022年度より本校のスーパーアドバイザーに就任していただいています。

今回の特別講演は、附属中1年生から高校3年次生までの全校生徒が参加しました。講演では、医学博士であり心臓外科医療に従事していた向井先生が、宇宙飛行士を目指そうと思ったきっかけや、微小重力下で水が沸騰する様子、宇宙での環境がメダカやイモリなど生物に与える影響などの実験の様子、そして今後の宇宙開発の可能性などをお話いただき、生徒たちは熱心に聞いていました。また講演で語られた「自分と違う意見の人からしか新しい事は学べない」「女性や日本人であることを、自分ができないことの言い訳にしない」「教育が夢を実現させる」「どの分野でも詳しくなれば他の分野にも通用する」「選択した中で最善をつくす」などのメッセージにも生徒たちは感銘を受けていました。

講演後の感想アンケートでは、「現場のリアルな空気・雰囲気が伝わってきました。」「2時間があっという間に感じられる、非常に興味深いお話でした。」といった感想の他、「今後も積極的に違う意見の人と関わろうと思う。」「自分で自分に壁を作らない。」「サイエンスフロンティア高校でしか得られないような経験を大切にしながら日々を過ごしていきたい。」「大学受験で進路決定することで自分の人生を決めるとは考えすぎずに柔軟な思考を持ちたい。」などの声もあり、生徒たちのこれからの生き方にも影響を与えた講演となりました。

 

11月15日(水)科学技術顧問会議が開催されました

 本校では、先端科学各分野の研究所や大学、企業の研究者等の方々に科学技術顧問に就任していただき、サイエンスリテラシーやサタデーサイエンスなどでのご講演や研究指導・実験指導など、さまざまな形でご支援いただいています。科学技術顧問会議とは、科学技術顧問の方々に年1回集まっていただき、学校について理解を深めていただくとともに、教育活動等についてご意見をいただく場です。今年度はスーパーアドバイザーの向井千秋先生をはじめ、24名の皆様にご参加いただき、活発な意見交換をすることができました。会議終了後、科学技術顧問の皆様にSLⅡで活動する生徒の様子などをご覧いただきました。

 

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AIG高校生外交官プログラム 横浜市政策局 表敬訪問

 11月10日(金)に高校2年次生の富松日南子さんが政策局シティプロモーション推進室長に表敬訪問をしました。夏休みに富松さんが参加したAIG高校生外交官プログラムの活動の成果を報告しました。このプログラムを通じて自分が安心できる場所を飛び出し、自分の可能性を信じていろいろなことにチャレンジすることの大切さを学んだと富松さんは語っていました。推進室長は、今回の経験をぜひ今後に生かしてほしいとおっしゃっていました。とても和やかな雰囲気での表敬訪問でした

 

BANGKOK CHRISTIAN COLLEGEの皆さんが来校されました

 1016日(月曜日)タイにあるBANGKOK CHRISTIAN COLLEGEの皆さんが23名、視察で来校されました。本校の校舎や授業を見学し、お昼はカフェテリアで本校職員と昼食をとりました。お互いの学校を紹介しあい、英語で活発に意見交換を行うなど、国際色豊かな時間となりました。両国の文化を知る素晴らしい時間になりました。

集合写真挨拶