本校職員による日記形式のブログで、本校の活動の様子を写真付きで紹介していきます。

更新状況は新着情報に表示されますので、ぜひご覧ください。

 

 令和5年度 マスフォーラム

127日(土)、本校が主催する数学研究発表会「マスフォーラム」を開催しました。

 マスフォーラムは、数学に関する研究発表を通して、数学の興味・関心をさらに高め、次世代の数学研究者のネットワークを広げ、将来の数学研究に寄与することを目的とした数学研究発表会で、平成24年度から実施しています。また、1年次生を対象としたサタデーサイエンスを兼ねているため、午前中のプログラムには1年次生全員が参加しました。

 今年度もオンラインでの研究発表を基本に開催し、昨年度と同様に全国の多くの学校から参加がありました。今回の参加校(聴講のみ、教員のみを含む)は

学校法人市川学園市川高等学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校、千葉市立千葉高等学校、筑波大学附属駒場高等学校、東京都立小石川中等教育学校、東京工業大学附属科学技術高等学校、名古屋国際中学校・高等学校、宮城県仙台第三高等学校、三重県立桑名高等学校、横浜市立戸塚高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

でした。

 プログラムZoomによる研究発表)では、次の9組のエントリーがありました。

 

(1) 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

           「余り(mod)の拡張とコラッツ予想」

 

(2) 東京都立小石川中等教育学校①

           「投手成績からチームの失点を考察する」

 

(3) 東京都立小石川中等教育学校②

           「次世代の食育とは?~培養肉の「受容性」を見据えて~」

 

(4) 名古屋国際高等学校

           tan90°は存在する?~球面上の三角形で~」

 

(5) 名古屋国際高等学校

           「解法式から問題を創る」

 

(6) 学校法人市川学園 市川中学校・市川高等学校

           「平面グラフのn角彩色」

 

(7) 学校法人市川学園 市川中学校・市川高等学校

           「ポンスレ束の一般化と射影変換」

 

(8) 筑波大学附属駒場高等学校①

           「正多角形と三角関数」

 

(9) 筑波大学附属駒場高等学校②

           cos(xnπ)の積が有理数となる有理数 x について」

 

 プログラムⅡでは、昨年度に引き続き、東京大学工学系研究科システム創成学専攻准教授の島田 尚先生と、JSTさきがけ専任研究員(兼任)大阪大学数理・データ科学教育研究センター特任助教の小串 典子先生からご講演をいただきました。

 プログラムⅢでは、バーチャル空間oViceを用いたポスター発表を行いました。今年度も各学校から多くの生徒が参加し、約80点のポスター発表が行われました。どれも中学生、高校生らしい個性あふれる発表でした。

 今回のマスフォーラムを通して、研究を発表した生徒も聴講していた生徒も、お互いに刺激を受けあう大変有意義な時間になっていました。このマスフォーラムをきっかけに、また今後の研究活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。

 

カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとのオンライン研修(今年度最終回)

 6月と9月に続き1月21日(日)に、カナダの姉妹校David Thompson Secondary School(以下、DT)とのオンライン研修を行い、附属中学生と高校生が参加しました。この研修は、前半が文化交流部門、後半が科学部門という二部構成で行いました。

 それぞれの部門の最初に、DTの副校長であるMr. Albert Mannと、本校の藤本校長が挨拶をかわし、姉妹校としての強い絆を確認しました。

  文化交流部門では、生徒たちが今年の抱負について話し合いました。また、異なる文化や生活様式についても情報を交換しながら、会話を楽しみました。

 科学部門は、DT生徒の研究発表、探究活動、フリートークの3本立てで行いました。

研究発表では、「A Novel Visually Impairment Aid Tool Utilizing Automatic Postural and Ocular Responses and Artificial Intelligence」というテーマで、視覚障害を持つ人々を補助する装置についてのプレゼンテーションを聞きました。本校の生徒から質問も出て、さらに理解が深まりました。

探究活動ではDT生徒と本校生徒で共同研究チームを作り、「A3サイズの紙を使ったタワー作り」についてディスカッションと実習を行いました。1kgの重りに耐えるタワーをできる限り高く、しかも少ない枚数の紙で作るという課題は難問でしたが、高校と中学校の垣根を越え、そしてカナダと日本の国境も越えて、みんな一丸となってがんばりました。





 1年間続いた、カナダの姉妹校DTとのオンライン研修も、今年度は今回が最終回となりました。本校生徒へのアンケート結果では、「将来、海外で共同研究をしたい。」という生徒が大半を占めました。是非、この体験を活かして世界で活躍する研究者となってくれることを願っています。

 

  

 

令和5年度 3学期始業式

 1月9日(火)に令和5年度3学期の始業式がオンライン形式で行われました。式の前に各種表彰がホールで行われ、全校生徒は各ホームルーム教室のモニターにて活躍した生徒たちを称える形となりました。 

その後、藤本貴也校長先生より講話がありました。冒頭では令和6年能登半島地震へのお見舞いと復旧の願いについてお話をされました。次に「新しいアイデアに出会うには」というテーマを取り上げて、自分のテリトリーから出てたくさんの人やアイデアと出会うことや、そこでの自分との「違い」を受け入れつつ自分で判断していくことの重要性についてお話をされ、粘り強く挑戦する1年にしてほしいと語りかけました。最後に附属中を含めて6学年それぞれの生徒たちへ向けたメッセージを送り、始業式の挨拶を締めくくりました。

 

令和5年度 2学期終業式

 12月22日(金)に令和5年度2学期の終業式が行われました。式の前には各種表彰が行われ、部活動、校外での活動も含め、活躍した生徒たちが紹介され、表彰を受けました。

 終業式では藤本貴也校長より講話がありました。冒頭では今年一年を振り返り、2年が経つロシアのウクライナ侵攻、イスラエル、パレスチナ問題をうけて、平和への願いをお話しになりました。

 次にラグビーワールドカップでの日本代表選手たちから得た感動と勇気、気づきについてお話がありました。具体的な気づきとして、ラグビーの試合中に求められる「相手の考えていることを想像し、推察する力」の大切さを取り上げて、その力は円滑な人間関係を構築する上でも重要な要素であり、新たな挑戦にともなって起きることへの対応力にもつながるとし、生徒たちへ身につけてほしい習慣として紹介がありました。
 その後、2学期の各行事の取り組みについて振り返るとともに、高校3年次の生徒に対する進路実現に向けた励ましを含め、各学年、年次の生徒への言葉が送られました。
 最後には冬休み中の感染症対策など、健康に留意して過ごしてほしいというお話で締めくくられました。
*講話をされる藤本校長先生と各種表彰の様子
 

FLL 2023-2024 東京大会

 本校ロボット探究部が12/17()FLL 2023-2024東京大会に出場し、ロボットゲーム及びプレゼンテーションを行った結果

チーム「TwiLight Side Robotics」 イノベーションプロジェクト賞

チーム「Light Side Robotics」    モチベーション賞

を受賞しました。TwiLight Side Robotics2/12()に東京大学で行われる全国大会への出場いたします。(6年連続6回目)

 全国大会でも頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。

    

  「TwiLight Side Robotics」             「Light Side Robotics」

理化学研究所・横浜市立大学一般公開

 10月21日(土)理化学研究所横浜事業所・横浜市立大学鶴見キャンパスの一般公開が4年ぶりに対面形式で行われました。本校の中学1年生~高校1年次生の約50名がボランティアとして参加し、各ブースのお手伝いをしました。大学院生や研究者の方に教えてもらいながら、一般公開に訪れた方々を誘導したり、説明を行ったりしました。他のブースや講演を見に行く時間もあり、様々な施設や研究について学ぶこともできました。

 

YCU理科自由研究動画大賞

 10月21日(土)横浜市立大学鶴見キャンパス・理化学研究所横浜事業所の一般公開の中で、「YCU理科自由研究動画大賞」の授賞式が行われました。

本校からは3件の受賞(最優秀作品賞と2件の優秀作品賞)がありました。
 
【最優秀作品賞】
「なぜマメ科植物は就眠運動をするのか」
附属中3年  松本 駿さん 沢 友紀乃さん 豊島 彩瑛さん 長谷川 大翔さん
 
【優秀作品賞】
「色字共感覚者はどのような法則で漢字に色をみるか」
附属中3年  佐藤 ことはさん 佐藤 壮真さん 芝田 那由香さん 富田 悠花さん
 
【優秀作品賞】
「踊る線虫~線虫が立つ理由を探る~」
高校1年次  山崎 葵さん
 

向井千秋先生(本校スーパーアドバイザー)の特別講演が本校で行われました。

 1118日(土)に元宇宙飛行士で、本校スーパーアドバイザーの向井千秋先生による特別講演を実施しました。向井千秋先生は、アジア人初の女性宇宙飛行士として1994年(コロンビア号)と1998年(ディスカバリー号)の2回、スペースシャトルに搭乗し、生命科学、宇宙医学、材料科学等に関する宇宙実験を実施しました。現在はJAXA 特別参与、東京理科大学特任副学長の他、2022年度より本校のスーパーアドバイザーに就任していただいています。

今回の特別講演は、附属中1年生から高校3年次生までの全校生徒が参加しました。講演では、医学博士であり心臓外科医療に従事していた向井先生が、宇宙飛行士を目指そうと思ったきっかけや、微小重力下で水が沸騰する様子、宇宙での環境がメダカやイモリなど生物に与える影響などの実験の様子、そして今後の宇宙開発の可能性などをお話いただき、生徒たちは熱心に聞いていました。また講演で語られた「自分と違う意見の人からしか新しい事は学べない」「女性や日本人であることを、自分ができないことの言い訳にしない」「教育が夢を実現させる」「どの分野でも詳しくなれば他の分野にも通用する」「選択した中で最善をつくす」などのメッセージにも生徒たちは感銘を受けていました。

講演後の感想アンケートでは、「現場のリアルな空気・雰囲気が伝わってきました。」「2時間があっという間に感じられる、非常に興味深いお話でした。」といった感想の他、「今後も積極的に違う意見の人と関わろうと思う。」「自分で自分に壁を作らない。」「サイエンスフロンティア高校でしか得られないような経験を大切にしながら日々を過ごしていきたい。」「大学受験で進路決定することで自分の人生を決めるとは考えすぎずに柔軟な思考を持ちたい。」などの声もあり、生徒たちのこれからの生き方にも影響を与えた講演となりました。

 

11月15日(水)科学技術顧問会議が開催されました

 本校では、先端科学各分野の研究所や大学、企業の研究者等の方々に科学技術顧問に就任していただき、サイエンスリテラシーやサタデーサイエンスなどでのご講演や研究指導・実験指導など、さまざまな形でご支援いただいています。科学技術顧問会議とは、科学技術顧問の方々に年1回集まっていただき、学校について理解を深めていただくとともに、教育活動等についてご意見をいただく場です。今年度はスーパーアドバイザーの向井千秋先生をはじめ、24名の皆様にご参加いただき、活発な意見交換をすることができました。会議終了後、科学技術顧問の皆様にSLⅡで活動する生徒の様子などをご覧いただきました。

 

表示会議2

 

AIG高校生外交官プログラム 横浜市政策局 表敬訪問

 11月10日(金)に高校2年次生の富松日南子さんが政策局シティプロモーション推進室長に表敬訪問をしました。夏休みに富松さんが参加したAIG高校生外交官プログラムの活動の成果を報告しました。このプログラムを通じて自分が安心できる場所を飛び出し、自分の可能性を信じていろいろなことにチャレンジすることの大切さを学んだと富松さんは語っていました。推進室長は、今回の経験をぜひ今後に生かしてほしいとおっしゃっていました。とても和やかな雰囲気での表敬訪問でした

 

サイエンスイマージョンⅡ

 923日(土)に、高校2年次対象の「サイエンス・イマージョン」を実施しました。

このイベントは、10月に予定している沖縄研修旅行中に、沖縄科学技術大学院大学(OIST)で行う、英語での個人研究成果発表に向けた研修です。希望者、および高校2年次の課題研究(SLⅡ)中間発表の分野代表生徒が参加しました。

 

 日本の大学や大学院で学ぶ理系の外国人留学生を、講師としてお迎えし、生徒3~4名に講師1名という小グループで研修を進めました。午前中は、留学生からのアドバイスを受けながら研究発表用ポスターを作成しました。午後は、自分の研究成果を英語でわかりやすく伝えるためのトレーニングを行い、最後に合同グループ内で研究発表を行いました。最初は、英語での研究発表に対する不安や緊張が見られましたが、講師のサポートと生徒たちの熱心な取組により、研修最後のプレゼンテーションでは明らかな成長が見られました。

 研修終了後には、多くの生徒が自分の研究に自信と誇りを持ち、10月の沖縄研修旅行でのポスター発表本番を楽しみにしているようでした。このプログラムで新たな経験とスキルを身につけ、沖縄での発表を成功させるとともに、将来の国際的な舞台での研究発表につなげてくれることを期待しています。

 

 

BANGKOK CHRISTIAN COLLEGEの皆さんが来校されました

 1016日(月曜日)タイにあるBANGKOK CHRISTIAN COLLEGEの皆さんが23名、視察で来校されました。本校の校舎や授業を見学し、お昼はカフェテリアで本校職員と昼食をとりました。お互いの学校を紹介しあい、英語で活発に意見交換を行うなど、国際色豊かな時間となりました。両国の文化を知る素晴らしい時間になりました。

集合写真挨拶

 

 カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとのオンライン研修(2回目)

 今年の6月に続き924日(日)に、カナダの姉妹校David Thompson Secondary Schoolとのオンライン研修を行い、附属中学生と高校生が参加しました。この研修は、前半が文化交流部門、後半が科学部門という二部構成で行いました。

  文化交流部門では、英語で互いの夏休みについて話し合いました。生徒たちは異なる文化や生活様式について情報を交換し、国際的な視野を広げていました。 

 科学部門では、探究活動とフリートークを行いました。探究活動では、「A3サイズの紙1枚を使った高強度の橋の設計」についてディスカッションと実習を行いました。英語コミュニケーション力を駆使し、姉妹校の生徒と共に、物理的な知識を生かした創造的なアイデアを結集させました。附属中学生もこの研修に熱心に参加し、高校生たちに負けず劣らずの活躍を見せました。

 デビットトンプソンの先生方からは、「横浜サイエンスフロンティアの生徒が積極的に、楽しみながら発表を行っていた。前回の研修に比べて、探究活動がスムーズに進行し、互いに成果を上げることができている。」との感想をいただきました。この研修プログラムは、年間3回の開催を予定しています。次回の1月には、生徒たちのさらなる成長と発展を期待しています。

  

 

 

宮古島研修

 

令和5913日(水)~916日(土)の3泊4日で科学に対する興味・関心を触発していくことを目的として、宮古島でフィールドワークおよび調査を行いました。宮古島の生態系と学校周辺の生態系と比較することで生物多様性について深めることができた研修でした。

詳細はこちらをご覧ください。

 

913日(水) 地下ダム資料館、友利のあま井(ガー)、インギャーマリンガーデンでの調査

    

地下ダムの仕組みとダムの水の観察   友利のあま井(ガー)の様子と観察できたヤシガニ  様々な植物がいたインギャーマリンガーデン

 

914日(木) 高野海岸、入江湾近辺の浜、サニツ浜での調査

   

 高野漁港付近の海岸におけるマイクロプラスチックの調査    春川様によるマングルーブについての説明と付近の土の採取

 

915日(金) 池間島海洋生物、宮古島市熱帯植物園での調査

   

 

   八重干瀬で確認できたサンゴ礁群とカクレクマノミ      ガイドの岡様による植物の説明と研究に生かすためのサンプル採取

 

916日(土) 雪塩ミュージアム、東平安名崎、来間島(タコ公園周辺)での調査

   

 雪塩の作り方ついての説明  ガイドの佐々木様による植物の説明  来間島(タコ公園周辺)での植生調査の様子と自生していたサクララン

 

令和5年度 第15回蒼煌祭 一文字スローガン「燐」 

99日(土)・10(日)に、本校の文化祭である第15回「蒼煌祭」を開催いたしました。昨年度は感染症対策として来校者を在校生の家族のみに制限しておりましたが、今年度は一般のお客様にもご参加いただくことができました。おかげさまで1日目は3495人、2日目は3512人、合計7007人の方々にご来校いただきました。

 さて、今年度の一文字スローガンである「燐」は原子番号15の「リン」のことです。赤リン、黄リン、白リン、紫リンなど様々な同素体をもち、マッチや半導体、DNAの構成成分など我々の生活から絶対に切り離せない元素です。各々の個性を生かし、自分の興味を突き詰めて進む。燃え上がる情熱。凛とした姿勢。私たちが目指すもの、私たちを表すものとして「燐」が選ばれました。

 クラスや部活動、委員会などの団体を通して生徒達は、燐の名に恥じない科学要素を取り入れた様々な企画を催しました。加えて、高校はSLⅡ中間発表優秀者による発表、附属中はSSの発表によって、日々の学習活動の成果を披露しました。また、コロナ禍を乗り越え、今年度は食品販売を再開することもできました。食品販売には生徒のみならずPTAの皆様にもご参加いただき、例年のオリジナルグッズの販売と併せて蒼煌祭をさらに盛り上げていただきました。

 そして、本校の蒼煌祭の特徴である科学技術顧問の企業・研究機関による企画には普段目にすることができない機器が並び、直接見て、触れることができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

日本生物学オリンピック2023本選

817日~19日に静岡大学で生物学オリンピック2023本選が行われました。7月に3200人余りが参加した予選を突破した80名が本選に参加しました。本校からは深津友輔さん(3年次)、武藤唯歌さん(2年次)、中尾晴南さん(1年次)、松井大輝さん(1年次)の4名が参加しました。

 3日間にわたる選考の結果、武藤さんが銀賞、松井さんが銅賞、深津さんと中尾さんが敢闘賞を受賞しました。

 武藤さん、松井さんは、20247月にカザフスタン共和国で開催される国際生物学オリンピックの日本代表候補者にも選出されました。3月に実施される代表選抜試験に向けて準備を進めてまいります。

 

モデルロケット甲子園2023「優勝」・「ロッキード マーティン賞」受賞

8月5日(土)、小山市小山総合公園で開催された「ロケット甲子園2023」において、本校のチーム「sky flowers 02」が優勝しました。メンバーは、高校1年次:北山 夏光さん、岸田 悠希さん、中尾 晴南さん、附属中3年:鍋田 真穗さん、附属中2年:柿本 侑里さん、榎本 百桜さん、石津 瑠奈さん、小川 璃安さん、鈴木 ひなたさん、附属中1年:坂本 美優さんら10名。

また、女子だけで構成されるチームの最高位に贈られる「ロッキード マーティン賞」も受賞しました。

写真左:表彰式にて様々な授与 写真右:YSF保護者の応援団

R3年度に発足し、モデルロケットへの挑戦を始めたチーム「sky flowers」の当初の目標が、第41回 モデルロケット全国大会で受賞した「ロッキード マーティン賞」でした。

 

TEAM名の由来は、愛校心と誇りを込めて「S」と「F」を用いて、「sky flowers」・・・空を舞台に咲く花

 

本校はこれまで全国大会に4度出場し、延べ14名の高校生と29名の附属中学生がつくばの空の下で奮闘してきました。この経験と実績を糧に、次のステージであるロケット甲子園を目指しました。

 

 ロケット甲子園で優勝したチームには、世界大会であるIRC国際大会(International Rocketry Challenge)に出場する権利が与えられます。次の舞台(空)はイギリスです。

 

 

 

横浜市立大学 研究室訪問+キャンパスツアー

8月25日(金)にサタデーサイエンス特別編「横浜市立大学 研究室訪問+キャンパスツアー」を実施しました。当日は、本校の卒業生(横浜市立大学理学部4年生1名、生命ナノシステム科学研究科博士前期課程2年生3名)が研究室やキャンパス内を案内しながら、自分たちが経験した大学生活や研究についての話もしてくれました。

  訪問した研究室は、篠崎研究室(無機光化学)、本多研究室(物性物理化学)、内山研究室(再生発生学)、沓名研究室(植物ゲノム生理学)、守研究室(微生物生態学)です。各研究室に所属する先生方、大学生・大学院生から研究内容を教えていただき、生徒たちからの質問にも丁寧に答えていただきました。今回の参加者は22名で、中学1年生から高校2年次生までと様々でしたが、それぞれの知識や関心に合った説明をしていただいたことで、横浜市立大学の研究について理解を深めることができました。イベント終了後の生徒アンケートには、「研究する先輩の姿が見られて、自分が大学に行った時のイメージがしやすくなった」「色々な研究室で、研究に関する話を聞けたのが興味深かった」などの意見が多く寄せられ、この先の進路や将来やりたい研究の決定につながる貴重な時間となりました。

  

  

 

全国物理コンテスト『物理チャレンジ2023』本選

 8月19日~22日に岡山国際交流センターで物理チャレンジ2023本選が行われました。第1チャレンジに参加した約1000名から選抜された約100名が第2チャレンジに参加しました。本校からは楊弘毅さん(3年次)、池田裕貴さん(2年次)、佐藤耀大さん(1年次)の3名が参加しました。

 4日間にわたる選考の結果、佐藤さんが銀賞、楊さんが銅賞、池田さんが奨励賞を受賞しました。

 佐藤さんは2024年に行われるアジア物理オリンピック、国際物理オリンピックの日本代表候補者にも選出されました。3月に開催される代表選抜試験に向けて準備を進めていきます。

 

令和5年度SSH生徒研究発表会で最高賞「文部科学大臣表彰」を2年連続受賞!!

 8月9日・10日に、神戸国際展示場で令和5年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会が行われ、本校代表として3年次の帰山凛咲さんが、「水に吸着することで撥水するオオサンショウモの不思議な仕組み」に関する研究発表を行いました。

SSH生徒研究発表会は、全国のSSH指定校等の生徒が、日頃の課題研究等の探究活動の成果を発表する大会で、今年度は全国から221校が参加しました。

 

初日のポスター発表で、全6分野の中の生物B(植物・農学系)分野で代表校に選出され、翌日の全体会で口頭発表を行いました。その結果、各分野の代表校6校の中で、最も優秀な研究を行った学校として、「文部科学大臣表彰」を受賞しました。平成16年度より開催されているSSH生徒研究発表会で、同一の高校が文部科学大臣表彰を2年連続で受賞するのは初めてのことです。

令YSFH・YSFJH サイエンスカフェ

 8月24日に横浜市役所アトリウムでYSFHYSFJHサイエンスカフェを行いました。本校で行われている研究活動の紹介と、特別非常勤講師の中川先生によるサイエンス教室を行いました。附属中学校の研究紹介では、SSで取り組んでいる「乳酸菌に関する研究」(3年生)、「カラスノエンドウの鞘がねじれる現象」(2年生)が発表を行ってくれました。高校の研究紹介は、サイエンスラボとして自主的に研究に取り組んでいる1年次生が「ハナミズキの花弁がくっついている仕組み」、「センチュウが立ち上がって踊る現象」について発表してくれました。また、中高生が一緒になって取り組んでいるモデルロケットについて、普段の取り組みや大会での様子を発表しました。

 中川先生のサイエンス教室は、「身近にある不思議から研究テーマを見つける視点の養い方」について、参加していただいた方々にも考えてもらいながら進められました。カエルやちょっと変わった植物など、実物を見ながら熱心に聞き入る様子がうかがえました。

 

市役所アトリウムという開かれた場で実施した初めての試みでしたが、多くの方に見聞きしていただけました。参加していただいた方々、ありがとうございました。

 

令和5年度2学期始業式および各種表彰 

8月28日(月)に2学期の始業式が行われました。夏休みを終えて、あらたな気持ちで附属中生および高校生が登校し、ホールから各ホームルーム教室への中継による始業式に臨みました。

また始業式の前には、各種表彰が行われ、夏休み中に開催された「令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」において最高賞の文部科学大臣賞を受賞した高校3年次生の帰山凜咲さんが壇上にて表彰を受けました。同賞については、本校にとって2年連続での受賞となり、快挙であることも藤本校長先生から紹介がありました。

 

理研よこはまサイエンスカフェ  ~「くすり」を創る科学 AIとシミュレーションによる未来~ 

85日(土)本校交流センターで理研よこはまサイエンスカフェを実施しました。理化学研究所横浜事業所生命機能科学研究センターの本間光貴チームリーダーより、創薬におけるシミュレーションやAIの活用、未来への展望についてお話をいただきました。

本校生徒だけでなく、一般の方も40名ほど参加しました。分子構造や量子力学の計算など難しい内容でしたが、予定時間を過ぎても質問が絶えませんでした。暑い中、それに負けないくらいの熱い時間でした。

 

 

 

浅島先生・小島先生と卒業生との懇談会が実施されました

 8月1日(火曜日)浅島先生・小島先生と卒業生との懇談会が実施されました。昨年度に引き続き、3回目になります。2・5・8期の卒業生7名(うち1名はオンライン参加)と浅島先生・小島先生・藤本校長がYSFについて真剣に語り合いました「YSFで学んできたことが現在、どのように役立っているのか」「10年後YSFがどのような学校になってほしいか」などについて、卒業生たちの率直な思いを語ってもらいました。これからのYSFについて語り合う素晴らしい時間になりました。

 

令和5年度 1学期終業式

  721日(金)に令和5年度1学期の終業式が行われました。式の前に行われた各種表彰も含めて、ホールからの中継を教室につないだ形で実施しました。

 終業式では藤本貴也校長より講話がありました。人や世の中との関わりの大切さについて、始業式や入学式でお話をされた内容に触れ、1学期を人との関係性から振り返るようお話がありました。気遣いや思いやりを表現する上で「挨拶」の大切さについて、社会との関わりの具体的なものとして通学時、公共の場でのマナーの在り方をあげて、自ら身につけた力を自己満足で終わらせず、還元するべき「他者」や「社会」の存在に目を向けるよう、お話がありました。

 2つ目として5月に行われた体育祭、9月に行われる文化祭を取り上げ、自らの役割に責任をもって取り組むことの大切さとともに、それらの活動をとおして仲間とともに積極的な学校生活への関わりを求められました。

 最後に、将来を見据えた目標設定を定めているか、その目標達成にむけて挑戦ができたか、一日一日を大切に過ごせたか、などを問いかけられ、積極的にチャレンジする夏休みにしてほしいと締めくくられました。

*講話をされる藤本校長先生

WRO Robo Sports 東日本大会

 7/17(月)WRO Robo Sports 東日本大会が行われ、本校ロボット探究部が出場しました。

チーム「チーム」        準優勝(全国大会出場)

チーム「土曜出勤@SPIKE 信者」審査員特別賞

という成績を収め、「チーム」は8/27(日)の全国大会への出場が決まりました。「土曜出勤@SPIKE 信者」も準々決勝でサイエンス同士での同士討ちとなり、惜しくも全国大会への出場が逃しましたが、ベスト8と健闘しました。今後とも応援よろしくお願いします。

            

                                            準優勝 チーム

             

  審査員特別賞 土曜出勤@SPIKE 信者        大会の様子

 

東京大学理学部の伝統を引き込んだ知識と知恵の泉

 本年度も1年次の生徒を対象に、本校の常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生が「サイエンスに対する真摯な向き合い方」や「学ぶ意義」について生徒と活発な意見交換をしてくださいました。浅島先生の長年の経験からくる様々なお話に生徒たちは刺激を受け、今後の高校生活における目標を立てたり、横浜サイエンスフロンティア高校でのこれからの過ごし方について考える貴重な時間となりました。

 

 各クラスを2分割して20人程度の少人数で実施することにより、密度の濃い時間を過ごすことができました。浅島先生は4月から7月にかけての全12回のサロンで、1年次生全員と交流されました。

 

サタデーサイエンス ユーグレナ 鈴木健吾先生特別講演

今回ご講演をしてくださったのは、ミドリムシ博士として知られている株式会社ユーグレナ執行役員CTOの鈴木健吾先生です。講演のテーマは「ミドリムシ研究による国際的な社会問題解決の可能性」でした。 

鈴木先生が学生の頃から研究をされているユーグレナ(和名:ミドリムシ)について、睡眠の質の改善やインフルエンザ感染症状抑制の効果をもつパラミロンを含んだ食品としての利用可能性や、ユーグレナ由来の培養土、バイオ燃料としての利用可能性等のお話をしていただきました。また、鈴木先生の大学時代の経験やユーグレナ社の設立、フレームワークを用いた海外展開も含む今後の展望など多くのことをお話ししてくださり、生徒はとても集中し関心を持って聴いていました。

さらに、ユーグレナ100%ハンバーグやDHAを多量に含む微細藻類オーランチオキトリウムを使用した寿司の開発、目的形質をもつミドリムシを選択して作出するスーパーミドリムシ等、鈴木先生が取り組んでいる様々な挑戦について、生徒が笑顔で楽しそうに話を聴いている様子が印象的でした。

講演の最後には鈴木先生に生徒からの質問を受けていただき、ミドリムシによる免疫力の向上や、宇宙でミドリムシに起こる変化についてなど、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。

また、鈴木先生の著書を購入した生徒が講演後にサインをいただく姿も見られました。

 

ご自身の研究分野を生かし、会社を立ち上げ、地球規模の問題の解決に貢献している鈴木先生のお話を聴くことができ、生徒にとって非常に貴重な経験となりました。

 

64日(日)カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとオンライン研修

 64日(日)に、カナダの姉妹校であるデビットトンプソンとオンライン研修を行いました。この研修は、前半:文化交流部門、後半:科学部門という二部構成でした。

 文化交流部門では、主に自国の文化や習慣について英語で話しました。

 科学部門では、探究活動、プレゼンテーション発表、フリートークを行いました。また、今回初めて導入された英語での探究活動では、滞空時間の長い紙飛行機の作り方について姉妹校の生徒と一緒に考えました。

 英語でのコミュニケーションは緊張や困難もありましたが、生徒は互いに理解し合いながら、文化的にも科学的にも新しい視点を得ることができました。

 更に、この研修に附属中学校の生徒も参加してくれました。その結果、中高と日加融合をめざした研修となりました。

 

 この研修は、通年で行われるため、1年後の生徒の成長が楽しみです。

  

FLL Morocco Open International 2023

5/18()から5/21()までFLL Morocco Open International2023がモロッコのマラケシュで行われ、ロボット探究部のチーム「Light Side Robotics」が

チャンピオン賞 第3

ロボットパフォーマンス賞 第2

コーチ·メンター賞

の3冠受賞となりました。

  3度目となるFLL世界大会ですが総合で3位というのは初の快挙です。

FLLは自律型ロボットで230秒の間にミッションの攻略を目指す『ロボットゲーム』と「イノベーションプロジェクト」「ロボットデザイン」「コアバリュー」の3分野の『プレゼンテーション』で構成され4分野の総合成績でチャンピオン賞が決まります。

今シーズンのテーマは「SUPER POWERED」エネルギーに関するアイデアについての研究としてイノベーションプロジェクトではLight Side Roboticsは牛のゲップから出るメタンに着目し、温室効果ガスの回収及びエネルギー問題の解決ということで牛のゲップを回収するマスクの開発を行いました。

ロボットゲームでは415点満点中405点を獲得し、ロボットパフォーマンス賞第2位の受賞となりました。

 

ロボット探究部の企業スポンサーのコンチネンタル·オートモーティブさんをはじめ、牛のマスク開発にご協力いただいた東京農工大学さん、交流会を通じてアドバイスをいただいた東京大学RoboTechさん、その他数多くの専門家の皆さん。後輩たちにアドバイスしに来てくれた3期、7期、9期、10期、12期のOBOGの皆さん、保護者の皆さん、準備から当日の運営まで行ってくれた大会スタッフやボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。互いに刺激しあい高め合ってきた世界中のFLLチームの皆さん、また来シーズンお会いしましょう。

     チャンピオン賞 第3位

 

   ロボットパフォーマンス賞 第2位

 

     プレゼンテーションの様子

 

サタデーサイエンス 中川先生

 

513日、第2回目のサタデーサイエンスが行われました。今回ご講演くださったのは、サイエンスリテラシーでもご指導いただいている、特別非常勤講師の中川知己先生です。

長年に渡って中川先生が研究をされているマメ科植物と根粒菌の相利共生のお話をはじめとして、植物と微生物の関係性から「他者とどのように付き合えば良いのか?」という人生の問いにまで発展するお話をしていただき、生徒たちは非常に興味を持って聴いていました。

また、講演の最中に中川先生から生徒への発問があり、それに対して生徒から活発な意見や多くの質問が出ていました。中川先生は生徒のそれらひとつひとつに対して丁寧に回答や助言をしてくださり、生徒たちにとって大変充実した講演会となりました。

 

今回も質疑応答では時間の制約によって途中で打ち切らなければならないほど生徒から質問が出ており、生徒たちの熱心な様子が見られました。講演終了後には生徒が中川先生のもとに伺って、講演時間内に聞くことが出来なかった質問をしていました。今回の講演や先日のサイエンスリテラシーでお話しいただいた内容をきっかけに、これから始まる研究に向けて意欲的に取り組んでほしいと思います。

 

 

 

 

開校記念講話

 

5/2()5時間目の授業終了後に、校長先生並びに本校の特別科学技術顧問でいらっしゃいます小島謙一先生より、開校記念講話をしていただきました。

校長先生からは、本校のネーミングに至るまでの経緯について紹介をしていただきました。「横浜サイエンスフロンティア高等学校」に校名が決定するまでには紆余曲折があり、様々な苦労や多くの方々が関係していることを知ることができ、大変興味深く貴重なお話を伺うことができました。

 

小島謙一先生からは、開校までの経緯や、特に開校に際し多大なる貢献をしていただきました和田昭允先生について、ご紹介をいただきました。和田先生は、ご高齢にもかかわらず、現在も本校のスーパーアドバイザーを務めていらっしゃいますが、当時、本校の理念・コンセプトから、具体的な構想の検討まで、幅広くご尽力いただいたことを伺いました。そのようなお話をお聞きするのは初めてでしたが、改めて本校の開校に携わっていただいた先生方・関係者の皆様方に感謝をする貴重な機会となりました。

 

サタデーサイエンス 藤嶋昭先生 特別講演

 

 415日、第1回目のサタデーサイエンスが行われました。このイベントは、1年次生を対象に、大学や企業の方が様々なテーマでサイエンスについて講演をしてくださるものです。

 今回は本校スーパーアドバイザー藤嶋昭先生(東京大学特別栄誉教授、東京理科大学栄誉教授)で、テーマは「科学を楽しく」でした。藤嶋先生は、光触媒の第一人者で、ご自身の研究が認められるまでの苦労や光触媒が身近で使われている例をお話してくださいました。新幹線の喫煙室の消臭・除菌、劇場のガラスや建物の外壁・看板、駅の屋根部分にあるテントなど、私たちが生活する中で目にする多くのところで光触媒は活用されています。また、光触媒がコロナウイルスにも効果的であることや、水をきれいにする研究など現在も研究をされているとのお話もあり、生徒は非常に興味をもって聴いていました。

 今回も質疑応答の時間内では足りないくらい生徒からの質問が出ていました。藤嶋先生もその一つ一つに丁寧にご返答くださいました。藤嶋先生のご講演でいただいた刺激を、これからの高校生活に生かしてほしいと思います。

 

離任式・対面式

 
 4月12日(火)に離任式および対面式が行われました。
 この春に離任された12名の教職員に来校していただき、最後の生徒へのメッセージをいただきました。最後には生徒より花束の贈呈もあり、温かい雰囲気で新天地に臨むみなさんを送り出すことができました。
 午前中には生徒会事務局を中心とした生徒たちの運営による対面式も行われました。代表の先輩たちによる激励の言葉や新入生代表の挨拶、体育祭に向けた色決めセレモニーなども盛り込まれ、歓迎ムードの中で実施されました。
 また、対面式の中で生徒会事務局より今年度のYSFの一文字スローガンである、「燐(りん)」の文字が発表されると、どよめきが起こりました。このスローガンはノミネートされた5文字の中から生徒総会での集計結果で決定しました。リンは15番目の元素で、白リン、赤リン、紫リン、黒リンなど、様々な同素体を持っており、マッチにも使われています。このリンのように、個人の個性を発揮し、YSFも15年目を迎える2023年度を活気づけていく、という意味が込められています。 

<対面式の様子>

 

 

第15回入学式

 
 「令和5年度 第15回入学式」が4月11日(月)に挙行されました。新入生は引き締まった表情と堂々とした姿で式に臨みました。
 藤本貴也校長からは「より高い目標へ向かう気概と他者を尊重した思いやりの気持ちを持った高校生活を」というメッセージが新入生に送られ、常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生からは「時代の先頭に立つためには、感謝と思いやり、仲間を大切にすること」とお話をいただき、ともに他者との関わりに触れた訓示を述べられました。新入生代表の根本快さんも、3年前の休校が続いた中学入学当初を振り返り、お互いの豊かな表情を通したコミュニケーションをとれるようになってきた喜びを冒頭にあげたことも印象的でした。新入生たちはこの入学式をとおして「仲間とともに歩むこと」を胸にとめ、決意新たにした日となったことと思います。

<式辞を述べる藤本校長先生>      <誓いの言葉を述べる新入生代表 根本快さん>   

令和5年度着任式・始業式

 約2週間の春季休業を終えて、4月7日(金)に令和5年度の始業式が行われました。昨年度と同様にホールからの中継を教室につないだ形で式を実施し、新年度のスタートをきりました。

 各年次のクラス替え発表を終えた後に行われた着任式では、高校・附属中に着任した教職員・事務員16名の紹介と、年次・学年担当職員の発表がありました。

 始業式では今年度より着任された藤本貴也校長より講話がありました。はじめにWBC決勝戦での野球日本代表チームの例をもとに、恐れず目標に向かって行く姿勢、最後まで自分を信じて挑戦し続ける姿勢の大切さについてお話をいただきました。2つ目として、新型コロナウイルス感染症への対策に関連して、マスクの着用に関する取扱いについてあらためて確認がなされました。3つ目は、来週から入学してくる新入生に対して、アドバイスや支援、何気ない気遣いや心遣いで支える先輩であってほしいという言葉をいただきました。最後に自分の目標に果敢に挑戦していってほしいという励ましとそれを教職員がサポートしていく約束をされて、力強く講話を締めくくられました。

 

<講話をされる藤本校長先生>           <新クラス発表の様子>

 

令和4年度修了式

324日(金)、先に各種表彰式を行い、令和4年度修了式が行われました。まずはじめに、科学技術顧問、()三共製作所上席フェローの島添様から3Dプリンターコンテストの表彰をしていただきました。続いて、SLⅡ分野別優秀者の表彰、そして部活動、教科、校外活動と多くの生徒の活躍が披露されました。

修了式の校長挨拶では、校長先生が好きな校歌の一節を披露し、「未来のために活躍する皆さんのこれからに期待する。そしていつも応援している。」と令和4年度を締めくくりました。

 

<校歌の一節>                         

この横浜で ともに培い

世界の扉 拓いていく

友よ 磨き高めよう

涯なき未来を 輝かせるために  

                                                                      <表彰された生徒たち>   

3Dプリンターコンテスト表彰式

 3月24日(金)に、3Dプリンターコンテストの最優秀賞の発表と表彰を行いました。このコンテストは、創立100周年を迎えた株式会社京三製作所様より2017年に3Dプリンターを寄贈していただいたことからスタートしたものです。5回目を迎えた令和4年度は、「横浜駅の待ち合わせオブジェ」をテーマに作品の募集を行いました。

 本校教員による一次審査の後、最終審査は京三製作所の本社で行われ、厳正な審査の結果、最優秀作品が決定しました。 

本校科学技術顧問である島添敏之上席フェローと担当していただいた京三製作所の中村紗和子様に来校していただき、島添上席フェローより、トロフィーと賞状、副賞の図書券を直接授与していただきました。

 

スポーツ大会

320日(月)、生徒会主催のスポーツ大会が行われ、久しぶりのスポーツ行事を楽しみました

白熱した試合や声と拍手の応援で、クラスが一つになってたくさんの笑顔が見られました。スムーズに試合が進むように、運営側の生徒も張り切って活動していました。みんなキラキラしていました。

   

   

実験生物慰霊式

3月17日(金)に、本校の中庭に設置されている慰霊碑の前で実験生物慰霊式を行いました。本校の課題研究授業「サイエンスリテラシー」や理数系の部活動などでは、植物や微生物などをテーマとした研究や実験も行われます。実験生物慰霊式は、本校が関わるすべての生命に目を向け、生徒の研究者としての意識、倫理観の醸成を図ることを目的としています。

 

当日の式は、サイエンス委員の司会で進められ、生徒会副事務局長の開会あいさつの後、小島謙一特別科学技術顧問より、慰霊碑が設置された経緯や、研究者として動植物や微生物など全ての生命に感謝と哀悼の意を表すことの大切さについてお話がありました。式の最後には自然科学部の生徒による献花と、参列した生徒・教職員による黙とうが行われました。

  

 横浜版SGH事業「ysf-SDGs

317日(金)、ysf-SDGsを開催しました。

ysf-SDGsは、SDGsに関する課題について、実際に取り組んでいる方々からお話を聴き、課題に対する理解を深めたり、ディスカッションを通して自分にできることについて考えたりするイベントです。

全体会では、保健環境委員会の代表6名が、「一人ひとりの防災力を高めよう」というテーマで1年間取り組んできたことを発表しました。また、東北フィールドワーク(11月実施)参加者の代表4名が、「東日本大震災から学ぶ」とのテーマで発表し、全校で学びを共有しました。

次に、SDGsに関するテーマを掲げた26の分科会を開催し、生徒は事前に希望した2つの分科会に参加しました。新型コロナ感染症拡大の影響により、校外活動が制限されてきたため、社会で実際に課題に取り組んでいる方々にお話を聴く貴重な機会となりました。

この日の学びをもとに、これから自分ができることについて考えを深めたり、一歩踏み出したりしてほしいと願っています。

<分科会一覧>

 

テーマ

講師

1

SDGs成立の歴史と横浜におけるフードバンク活動の実情

特定非営利活動法人フードバンク横浜

2

食品ロスの削減

横浜市資源循環局

3

WFPによる飢餓問題への取組み

国連世界食糧計画(WFP

4

SDGs×保健科学

~医療と健康の未来を創る~

株式会社 保健科学研究所

5

途上国の子どもの教育支援について

神奈川県ユニセフ協会

6

多様性が尊重される社会の実現を目指して

特定非営利活動法人SHIP

7

もしもトイレがなかったら

特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン

8

SDGsと再生可能エネルギー問題

JFEエンジニアリング株式会社

9

児童労働と子どもの教育

特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

10

多様なバックグラウンドの人たちとのコミュニケーション

NTTサービスイノベーション総合研究所

11

森永のチョコレートとSDGsの取組

森永製菓株式会社

12

避難所訓練ゲーム(HUG

横浜市鶴見区総務課防災担当

13

横浜市のプラスチック対策

横浜市資源循環局

14

気候変動問題

~北極ボードゲーム『The Arctic』を通して~

国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC

15

観測衛星による地球上のCO2排出量の研究

Universities Space Research AssociationUSRA

16

観測機器を通した正しい知見と洞察の提供および地球環境の保護・海洋の謎の解明の貢献

株式会社鶴見精機

17

環境移送による人と自然の共生

株式会社 イノカ

18

海洋資源の保全

株式会社 海洋リサーチ

19

FAOによる栄養改善や農業生産向上の取組について

国連食糧農業機関(FAO

20

熱帯木材の生産・輸出入と日本の私たちとのつながり

国際熱帯木材機関(ITTO

21

世界の難民問題

国連UNHCR協会

22

国際協力におけるテクノロジーの活用

国際平和協力本部事務局(PKO)

23

アフリカで学んだこと

独立行政法人国際協力機構(JICA)海外協力隊:タンザニア

24

ウクライナ避難民支援

横浜市国際交流協会(YOKE

25

多文化共生のための国際交流ラウンジの現場から

横浜市国際交流協会(YOKE

26

日本語教室を通して多文化共生を考える

横浜市国際交流協会(YOKE

 

(敬称略)

  

  

サタデーサイエンス特別編「プトラ大学Hidayah先生特別講義」

サタデーサイエンス特別編は、土曜日に1年次生全員を対象に実施する「サタデーサイエンス」に加えて、希望者を対象に平日の放課後に実施する特別講座です。

今回はマレーシアのプトラ大学からDr. Hidayah Ariffinをお招きして実施しました。プトラ大学はマレーシア有数の国立大学で、コロナ禍以前は、本校の課題研究サイエンスリテラシ―Ⅱの分野代表生徒が毎年訪問し、英語発表を行っていました。Hidayah先生はBiotechnology and Biomolecular Science(バイオテクノロジー・生物分子科学)学部副学部長で、セルロースナノファイバー(CNF)の研究をされています。当日は附属中2年生から高校2年次生までの希望者25名が参加しました。

特別講義は実習を含む3部構成で2時間半にわたって行われました。最初に「Seminar on Nanoscale Lignocellulosic Biomass(ナノスケールのリグノセルロース系バイオマスに関するセミナー)」というテーマで、セルロースナノファイバー(CNF)の基礎知識について1時間ほど講義を行っていただいた後、生徒たちは2つの実習に取り組みました。

1つ目の実習テーマは「Nano cellulose as suspending agent / stabilizer(懸濁剤/安定剤としてのナノセルロース)で、ココアパウダーを水で溶かした2つのビーカーの一方にCNFを入れ、その後の経過を観察しました。CNFを入れていない方のビーカーでは、時間とともにココアパウダーが下に沈殿していくのに対して、もう一方のビーカーではCNFが懸濁剤(安定剤)として働き、ココアパウダーが水と分離して下に沈殿するのを防ぐ効果があることを確認しました。2つ目の実習テーマは「Nanocellulose as rheology modifier(流動性調整剤としてのナノセルロース)で、化粧水にCNF混ぜることで、香りなどに影響することなく流動性(粘性)を調整できることを確認しました。

本校は今年度からSSH基礎枠に加え重点枠の指定を受け、プトラ大学等の学生との国際共同課題研究の実践と普及に取り組んでいます。今回の特別講座により、生徒たちはプトラ大学での共同研究テーマについてイメージを明確にすることができました。またプトラ大学の副学部長に本校の研究施設や実際の生徒の様子について理解してもらうことができ、来年度以降のさらなる連携につなげることができました。

   

 

3月13日・14日  KYSオーケストラとのジョイントコンサート

 3月14日にマレーシアにあるKYSKolej Yayasan Saad)校のオーケストラが本校音楽部とジョイントコンサートを行いました。

 準備は秋ごろからはじまり、曲目や担当楽器の調整を行いました。両校とも熱心に練習に取り組み、演奏会の成功のために努力しました。前日の13日に高校生16名と先生方4名が来校され本校国際交流委員、高校1年次国内研修係との文化交流会を開催し、お互いの学校生活について情報交換を行い、クイズを出し合って理解を深めました。その後、音楽部と合同練習を行い、互いの練習の成果を讃えあいました。

 コンサートはホールに180名余りのお客様をお迎えし、盛大に行うことができました。言葉や文化は違いますが、共に音楽を愛する仲間として、同じ目標に向かって努力することができ、国際交流の楽しさを確かめ合った、とても貴重な時間になりました。

 

 

3月11日(土曜日) サタデーサイエンス 浅島先生特別講演

 浅島先生の研究への熱意や情熱があふれるご講演でした。

 浅島先生のご専門は生物の根源に関わる分野であり、生物とは何かについて突き詰めて考えていくことが求められます。受精卵からさまざまな臓器が作られていく際に、何かの物質が関わっていくことは、もはや現代科学では常識です。浅島先生はその物質の存在を確認した際のエピソードについて熱く語っておられました。「物質はあるが、特定することは不可能で、その研究をするなら、一生をかけてやるくらいの覚悟がないと」と言われたエピソードはとても生徒にも印象的だったようです。

 さらに、浅島先生のお話は最先端科学にも及びました。最近、先生が関心を寄せていらっしゃることについてお話頂きました。先制医療や最先端医薬にも言及しておられ、今後、科学と倫理の分野においてより深い研究や考察が必要であることを熱弁しておられました。

 

 最後に、質疑応答にも応じてくださり、高校1年次生からさまざまな質問が寄せられました。「DNAはなぜ核酸の種類が4つしかないのか」など生物学の根幹に関わる質問も寄せられ、全ての質問に誠実にご対応くださいました。

  

 

12回 卒業証書授与式

 33日(金)、卒業証書授与式が厳かに挙行されました。

「この道より 我を生かす道なし この道を行く」 武者小路実篤

校長が12期生に送った言葉です。

自分を生かすことのできる道は自分で見つけるしかない。自分で見つけ、自分で決めた道だからこそ自らを生かすことができるとも言えます。その道は決して平坦ではなく、見通しの良い真っすぐな道であることも稀、分かれ道で迷うこともあるでしょう。それでも自らを信じて一歩一歩進んでいきましょう。

 FIRST Lego League 2022-2023 全国大会

 令和5年2月19日(日)FIRST Lego League 2022-2023 全国大会が東京大学本郷キャンパスで開催され、ロボット探究部の2チームが出場しました。今シーズンのテーマは「SUPER POWERED」エネルギーに関する革新的なアイデアについての研究の成果の発表及びロボットゲームを行いました。

チーム「Light Side Robotics」はチャンピオン賞第2位を受賞し、令和5年5月にモロッコで行われる世界大会への出場を決めました。

チーム「Light Side Robotics snake」も研究部門第1位となるイノベーションプロジェクト賞を受賞しました。

今後も世界大会に向け頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

 

チーム「Light Side Robotics」       チャンピオン賞第2位

チーム「Light Side Robotics snake  イノベーションプロジェクト賞

  

SLⅡ最終発表 優秀者が決定しました。

 1月21日に実施したSLⅡ最終発表において、各コースで選考の結果、優秀者が決定しました。今年度の優秀者の発表タイトルは以下の通りです。


 

サタデーサイエンス特別編「脳波×AI」

1月31日(火)、東京農工大学特任助教の福森航輔氏をお招きして、サタデーサイエン

特別編脳波×AI」を実施しました。「脳波とは何か」、「AIとはどのようなものか」を中心にお話しいただきました。

これまでは理科・数学の分野についての講演が多かった中で、サタデーサイエンスとしては初の試みであった情報分野の講義でした。研究の、私たちに見えている面だけでなく、私たちの目につきにくい大変でシビアな面についてもお話しいただきました。

 

高校生だけでなく附属中生も多く参加し、講演者の話にうなずいたり、驚いたり、笑ったりと、楽しく学んでいる様子が見られました。質問の時間を2度に分けて設けていただき、生徒は積極的に質問を投げかけており、主体的に講義に臨む姿が印象的でした。

 

生徒にとって、イメージしていたものとは少し異なった脳波とAIの世界。物事をよく理解することと、自分のやりたいことは何なのかを今一度考えさせられる講義となりました。今回の講義を通じて、さらに自分の興味・関心を深め、誠実に向き合っていってくれることを期待します。

 

 

 

SLⅡ最終発表

1月21日(土)に高校2年次サイエンスリテラシーⅡの最終発表を実施しました。当日は、横浜市立大学、東京学芸大学、横浜国立大学、慶応義塾大学、東京都市大学、理化学研究所、キリンビール、コスモプラネタリウム渋谷、日産自動車などから、研究発表に対する指導助言者として25名の方々に来校していただきました。

課題研究授業「サイエンスリテラシーⅡ(高校2年次必修科目)」は、理科・数学・情報・社会科学系など合計6分野24コースに分かれ、それぞれが設定したテーマについて1年間、個人研究に取り組みます。生徒たちは、9月の中間発表、10月の沖縄OIST(科学技術大学院大学)での英語ポスター発表の後、追加実験を行うなど、研究を継続し今日の最終発表に臨みました。どのテーマも個性的で魅力的なものばかりで、研究内容も中間発表の時から確実にレベルアップしていました。

 今後は1年間の研究成果をレポートにまとめて提出する他、各コースから1名ずつ選出される優秀生徒が、本校主催の研究発表会「YSF-FIRST」をはじめ、県内外の発表会や学会で研究成果を発表します。

 

 

SSH重点枠「マレーシア研修」

1月4日(水)から、約3年ぶりの海外研修となる「マレーシア研修」を実施し、7日(土)に無事帰国しました。本研修は、今年度から文部科学省の指定を受けた「SSH重点枠」の取組で、海外の生徒との共同課題研究を目的としています。本校が目指すのは、単に自分の課題研究について英語で発表するのではなく、海外の生徒との定期的なオンラインミーティングと現地での協働的な活動を組み合わせた、定常的な国際共同課題研究です。

今回の研修には、校内での選考を経て、海外の学生との共同課題研究に取り組む高校生と附属中生の8チーム、計19名の生徒が参加しました。

    

1月5日「連携校KYSでの共同研究活動」

KYSKolej Yayasan Saad)は、コロナ禍前まで、毎年10月に高校2年次生全員が訪れ、英語で課題研究発表を行っていた連携校です。現地では、歓迎式典と学校紹介プレゼンテーションの後、これまでオンラインでしか話したことのなかった共同研究パートナーの生徒と初めて対面し、これまでの活動内容や今後の研究計画について確認し合いました。

午後は、これまでの共同課題研究の進捗状況や、今後の共同研究に向けてのテーマの提案など、全グループがステージで口頭発表と質疑応答を行いました。発表後のティータイムでは、食品に使われる着色料についての研究をしているチームが持ち寄ったお菓子を試食するなど、楽しい時間も過ごしました。

   

   

1月6日「プトラ大学での共同研究活動」

プトラ大学(Universiti Putra Malaysia)はマレーシア有数の国立大学で、コロナ禍前の2年次マレーシア研修では、本校の課題研究SLⅡで分野代表に選ばれた生徒が研究発表を行っていた大学です。同大学とは共同課題研究を進めた上で、その研究成果を同大学の入学に生かす推薦入試制度の導入を見据えた連携活動を行っています。

現地ではBiomath Technology Laboratoryを訪れ、今回の共同課題研究の連携主体となっているBiotechnology and Biomolecular Science学部のDr. Muhaiminから、大学施設や各学部の研究内容等について説明を受けました。その後、同学部の学生が本校の各グループに加わり、これまでの研究内容や、それぞれが関心を持っている研究テーマ、これからの研究計画等についてディスカッションを行い、その内容を発表スライドにまとめていきました。

午後は、バスで広大なキャンパスを視察した後、KYSでの活動と同様、これまでの共同課題研究の進捗状況や、今後の共同研究に向けてのテーマの提案など、全グループが口頭発表と質疑応答を行いました。また当日のディスカッションの様子を、Zoomを使ってリアルタイムで学校のスクリーンに映すことも試行し、研修の様子を多くの生徒と共有するための準備を整えました。

   

   

 

 FLL Challenge2022-2023 東京大会 

令和4年1218日(日)FLLFirst Lego LeagueChallenge2022-2023 東京大会が3年ぶりのオンサイトで開催されました。今シーズンのテーマは「SUPER POWERED」。エネルギーに関する革新的なアイデアについての研究の成果の発表及びロボットゲームを行いました。チーム「Light Side Robotics」は4部門中、コアバリュー賞・ロボットデザイン賞の2冠を達成し総合第2位でチーム「Light Side Robotics snake」と共に令和5219日に東京大学で行われる全国大会への出場を決めました。

企業スポンサーのコンチネンタル・オートモーティブ様を始め、研究にご協力いただいた皆様ありがとうございました。

今後も全国大会に向け頑張っていきますので応援よろしくお願いします

 

チーム「Light Side Robotics」       全国大会出場(5年連続5回目)

                             総合第2位

                                    コアバリュー賞

                            ロボットデザイン賞

                                            ロボットゲーム2位

 

チーム「Light Side Robotics snake  全国大会出場(5年連続5回目)

  

 

サタデーサイエンス マスフォーラム

1217日(土)、本校が主催する数学研究発表会「マスフォーラム」を開催しました。

マスフォーラムは、数学に関する研究発表を通して、数学の興味・関心をさらに高め、次世代の数学研究者のネットワークを広げ、将来の数学研究に寄与することを目的とした数学研究発表会で、平成24年度から実施しています。また、1年次生を対象としたサタデーサイエンスを兼ねているため、午前中のプログラムには1年次生全員が参加しました。

今年度もオンラインでの研究発表を基本に開催し、昨年度と同様に全国の多くの学校から参加がありました。今回の参加校(聴講のみ、教員のみを含む)は

学校法人市川学園市川高等学校、大阪府立天王寺高等学校、鹿児島県立大島高等学校、千葉市立千葉高等学校、筑波大学附属駒場高等学校、東京都立小石川中等教育学校、東京工業大学附属科学技術高等学校、栃木県立栃木高等学校、名古屋国際中学校・高等学校、名古屋市立向陽高等学校、早稲田大学本庄高等学院、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校でした。 

 プログラムⅠ(Zoomによる研究発表)では、午前の部と午後の部で合わせて以下の10組の発表が行われました。

(1) 学校法人市川学園市川高等学校 2年生

 「中線定理および角の二等分線定理のn等分の拡張」

(2) 東京都立小石川中等教育学校 5年生

 「飛び地を考慮した4色問題の考察」

(3) 東京工業大学附属科学技術高等学校 3年生 1年生

 「感染症の数理モデル(SIRモデル)に関する考察」

(4) 名古屋市立向陽高等学校 2年生

 「グリコの最適戦略」

(5) 栃木県立栃木高等学校 2年生

 「三山崩しとそのアレンジの必勝法」

(6) 筑波大学附属駒場高等学校 2年生

 「冪乗和の最大公約数について」

(7) 大阪府立天王寺高等学校 2年生

 「冪級数関数の性質とその収束」

(8) 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 2年生

 「スゴロクの確率分布に現れる「峠」~母関数となかよく~」

(9) 名古屋市立向陽高等学校 2年生

 「図形的観点から三次方程式を解く」

(10) 栃木県立栃木高等学校 2年生

 「x^k + y^l =1が表す曲線の概形について」

どの発表も個性に富んだ素晴らしい発表でした。

プログラムⅡでは、今回東京大学准教授の島田 尚先生と、JSTさきがけ専任研究員で大阪大学特任助教の小串 典子先生からご講演をいただきました。島田先生からは「複雑な世界と向き合ってゆくみなさんへ:2021年度ノーベル物理学賞からのヒント」をテーマに、気候モデルとスピングラスの理論研究についての紹介と、これからを生きる生徒たちへのエールをいただきました。また、小串先生からは「Wikipedia “生態系をデータから読み解こう」をテーマとして、Wikipediaに関わる研究を例に、数学と物理、データ解析の関わりについてのお話や、生徒たちのこれからに向けたアドバイスをいただきました。生徒たちは皆非常に関心をもって聴いており、質疑応答も活発に行われていました。

プログラムⅢでは、バーチャル空間oViceを用いたポスター発表を行いました。今年度も各学校から多くの生徒が参加し、約70点のポスター発表が行われました。どれも中学生、高校生らしい個性あふれる発表でした。

今回のマスフォーラムを通して、研究を発表した生徒も聴講していた生徒も、お互いに刺激を受けあう大変有意義な時間になっていました。このマスフォーラムをきっかけに、また今後の研究活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。

 

 

 

サタデーサイエンス特別編「流体力学実習by日産自動車」

129日(金)、今年度も講師に日産自動車の方4名をお迎えし、サタデーサイエンス特別編「流体力学実習」講義&実習の授業を実施しました。流体の基礎知識を講義で学び、2人1チームで風による抵抗力が最も少ない自動車の模型を作成し、測定します。

 

例年人気のある講座で今年度も定員を上回る応募がありました。決められたルールの中で空気抵抗の少ないデザインを競う。多くのチームが、風があたる面積を減らすことを考える中、あるチームはあえて面積を増やして車に羽根をつけるというアイディアで勝負。その結果には、他チームだけでなく日産の方も驚いていました。自由な発想の中、仲間と話し合ってより良い模型の作成に目を輝かせていました。高校のカリキュラムでは学ばない「流体」の不思議に悩み、発見に感動する生徒の表情が印象的でした。

   

 

 

オープンスクールについて

 1126日(土)にオープンスクールを附属中学校と合同で開催しました。事前申込みによる人数制限をさせていただきましたが、多くの方のご来校がありました。

 高校では午前中は在校生が受講している土曜講習の授業見学、午後は中学校3年生が参加できる体験講座や部活動見学を実施しました。そのほかにも個別相談やカフェテリアの利用、校舎見学などで本校の特色や日常を理解していただく機会となりました。

 参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。

11月16日(水)科学技術顧問会議が開催されました

本校では、先端科学技術における各分野の研究所や大学、企業の研究者等の方々に科学技術顧問にご就任していただき、サイエンスリテラシーやサタデーサイエンスなどでのご講演や研究指導・実験指導など、さまざまな形でご支援をいただいています。科学技術顧問会議とは、科学技術顧問の方々に年1回集まっていただき、学校について理解を深めていただくとともに、教育活動等についてご意見をいただく場です。今年度はスーパーアドバイザーの藤嶋昭先生、向井千秋先生をはじめ、24名の皆様にご参加いただき、活発な意見交換をすることができました。

 

会議終了後、科学技術顧問の皆様にSLⅡで活動する生徒の様子などもご覧いただきました。

科学技術顧問会議

 

藤原ナチュラルヒストリー振興財団 第12回高校生ポスター研究発表 優秀賞

 1113日(日)にオンラインで開催された「藤原ナチュラルヒストリー振興財団 第12回高校生ポスター研究発表」において、2年次2組の安藤嶺さんが優秀賞を受賞しました。

発表には全国から14校の参加があり、最優秀賞1校、優秀賞2校が表彰されました。

 

発表タイトル:「形態観察によるカマキリのカマの進化の考察」

 

10回オレンジページ ジュニア料理選手権

  全国16,721作品の中から、高校生の部で3年次生の志田花帆さんが

 準グランプリを受賞しました。

  作品名:「きゅんです! 栄養満点ビーツのキッシュタルト」

       *作品の詳細はオレンジページのサイトをご覧ください。

 

サタデーサイエンス特別編「ブラウン大学廣井孝弘先生特別講義」

サタデーサイエンス特別編は、土曜日に1年次生全員を対象に実施する「サタデーサイエンス」に加えて、希望者を対象に平日の放課後に実施する特別講座です。

今回は米国ブラウン大学の上席研究科学者で、隕石や小惑星の鉱物分光学の第一人者である廣井孝弘先生を本校のホールにお招きして実施しました。廣井先生は東京大学大学院卒業後に渡米し、米国科学アカデミー研究員としてNASAジョンソン宇宙センターに3年間滞在し、小惑星と隕石に関する新たな研究をスタートさせました。また、「はやぶさ」「かぐや」「はやぶさ2」の共同研究者として日本の惑星探査ミッションに参加されています。その廣井先生から直接お話を聞ける機会とあって、高校・附属中合わせて約180名の生徒が参加しました。

当日は「はやぶさ・はやぶさ2と隕石からわかる太陽系生成の神秘」というテーマで講演をしていただきました。世界で初めてS型およびC型小惑星から試料を回収することに成功したはやぶさ・はやぶさ2の快挙とその研究成果を専門分野の観点からお話しいただいた他、月と地球の関係や、南極について等、生徒の知的好奇心を次々と刺激するお話が続き、講演時間の80分があっという間に過ぎていきました。講演後の質疑応答でも、時間に収まりきれないほど多くの手が挙がり、解散後も、講義に感銘を受けたり、時間の関係で質問できなかったりした生徒たちが、廣井先生のサインを求めて長い列を作っていました。

    

秋の学校説明会

  1029日(土)、秋の学校説明会を、夏の学校説明会同様3部制でおこないました。

常任スーパーアドバイザーの浅島誠先生の挨拶から始まり、本校の特色あるカリキュラムや活動を精一杯説明させていただきました。熱心に聞いてくださった参加者の皆さん、ご清聴ありがとうございました。

 

2年次 沖縄研修旅行

1018日(火)~21日(金)、2年次生は沖縄研修旅行に行ってきました。

 以前は「マレーシア海外研修」として、2年次生全員がマレーシアに行き、現地校で英語での研究発表を行っていました。コロナ禍で海外での実施が困難になりましたが、国内の大学にご協力をいただき、沖縄で有意義な研修を行うことができました。

1日目は、飛行機で那覇に移動し、さっそく、昼食に沖縄料理をいただきました。

その後、沖縄平和祈念資料館を訪れました。沖縄戦の悲惨さを伝える展示には、思わず目を背けたくなるような資料もありましたが、生徒たちは真剣に向き合い平和について学びを深めることができました。

次に、沖縄ワールドで、鍾乳洞を歩き、機織り体験やヘビのショーなどを通して、沖縄の自然と文化を体感し、また、識名園では、あいにくの雨でしたが、琉球王朝の建築や庭園を知ることができました。

2日目は、アメリカンビレッジでの観光と研究発表を実施しました。

 アメリカンビレッジは、米軍基地の跡地を利用した観光地で、本当にアメリカにいるような雰囲気が味わえる建物が立ち並んでおり、生徒たちは写真を撮りながら楽しんでいました。

 もう半日のプログラムが、「研修旅行」たるゆえんの、沖縄科学技術大学院大学(OIST)での研究発表です。OISTは、教員と学生の半数以上を海外から採用している大学院大学で、授業と研究はすべて英語で行われています。この素晴らしい環境で、OISTと琉球大学のご協力のもと、外国人大学院生と、英語で研究している日本人大学院生に来ていただき、生徒たちは、サイエンスリテラシーでの個人研究の成果を英語でポスター発表しました。大学院生の方々から、英語でハイレベルな質問が投げかけられましたが、生徒たちは緊張しながらも一生懸命に答えていました。上手くいった生徒も、悔しさの残る生徒も、得がたい体験ができたと思います。

 また、本校の卒業生が現在OISTに在籍しており、研究歴をスピーチしてくれました。先輩のお話から、生徒たちは将来の進路についても大きな刺激を受けたようでした。

 3日目は、各自選んだコースに分かれて活動しました。

 マリン体験では、晴天に恵まれ、沖縄の美しいビーチで、ビーチフラッグやシュノーケリング、ドラゴンボートを満喫しました。

同じ海の活動でも、本校らしく自然観察に重点を置いたのが、イノー体験です。イノーとは沖縄の方言で、サンゴ礁に囲まれた浅い海、礁池(しょうち)のことを言うそうです。現地では、琉球大学の大学院生の指導のもと、ヒトデやナマコなどの様子を観察しました。生きたナマコに直接手で触れたり、沖縄の海洋生態系の最先端の研究についても伺ったり、貴重な体験をすることができました。

 カヤック体験では、2人乗りカヤックに乗って、慶佐次川(げさしがわ)を全員元気よく進み、周囲に生い茂るマングローブの風景も楽しむことができました。

 文化体験では、シーサー作り、琉球ガラス絵付け、紅型(びんがた。琉球染物)体験、三線体験に分かれ、それぞれ約2時間の体験時間があっという間に過ぎるほど、集中して作品作りや楽器の練習に取り組みました。

 午後は、年次全体が美ら海水族館に集まり、迫力満点の展示を見学しました。

 夜には、任意参加のレクレーションも行われ、アクティブな一日を終えました。

 最終日は、国際通りで最後の観光を楽しみ、飛行機で羽田空港に帰着し、解散しました。

 マレーシア海外研修の代替として、試行錯誤しながら進めた行事ではありましたが、生徒たちの頑張りもあり、単なる修学旅行ではない「研修」をしっかり行いつつ、現地の自然や文化も楽しんで体験することができたのではないかと思います。

 ご協力いただいた現地の皆様並びに保護者等の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

    

    

    

 

 

サイエンス・イマージョンⅠ

 10/1910/21の3日間、高校1年次は毎年恒例の「サイエンス・イマージョンⅠ」に取り組みました。外国人留学生を講師としてお招きして、理科の授業を英語で行う取り組みです。

 事前に授業内容に関連する単語や現象について英文で読み書きする課題に取り組み、ある程度の学習は進んでいたものの、1日目は講師の先生方の質問を理解するので精一杯で、一生懸命に聞いて理解しようとしていた姿が印象的でした。しかし、2日目になると少しずつ英語にも慣れてきて、講師の先生方のジョークにも反応できるようになってきました。3日目には1・2日目に学習したことや、そこから発展して自分たちが考えたことをチームでスライドを作成し「オールイングリッシュ」でプレゼンテーションすることができました。

 3日間、サンモール・インターナショナルスクールの生徒7名も合流し、一緒にこの行事に取り組みました。一緒に課題に取り組むことで、サンモール生との交流も一層深まりました。

 

YCU理科自由研究動画大賞2022

YCU理科自由研究動画大賞2022の授与式が横浜市立大学鶴見キャンパスで20221022日に行われました。高校生は出品しませんでしたが、附属中学生が参加し、3件が入賞しました。

授与式後の座談会の様子が理化学研究所・横浜市立大学一般公開の一部としてYouTubeで配信されました。審査員の先生方にいただいたアドバイスを今後の研究に活かし、さらに研究を進めていってほしいと思います。

 

【最優秀作品賞】

「ガマの種子はパラシュートをどう開く?」

 杉駿太、江口隼平、町田日向、仲住祐紀

【優秀作品賞】

「モデルロケットの滞空時間と定点着地のバランスをとる」

中尾晴南、岡本理那、岸田悠希、酒井風花

【優秀作品賞】

「生活感情を利用して判断力を向上させる~ヨガの姿勢と呼吸に着目する~」

 

 和田華音、八尾こころ、安田悠花、川口さくら

 

    

 41回モデルロケット全国大会にて「ロッキード マーティン賞」受賞

1015日(土)、JAXA筑波宇宙センターで開催された「第41回モデルロケット全国大会」において、附属中3年生の酒井 風花さん、北山 夏光さん、冨田 蓮さん、附属中2年生の鍋田 真穗さんが出場し、「ロッキード マーティン賞」を受賞しました。中高生の女子で構成された最も成績優秀なチームに授与される賞です。

 

モデルロケットへの挑戦を始めたチーム「sky flowers」の当初の目標が、今回受賞した賞でした。これまで3度の全国大会に出場し、延べ6名の高校生と、21名の附属中学生がつくばの空を目指してきました。

 

        

受賞後、日本モデルロケット協会山田会長と             打ち上げのセッティング

打ち上げ風景