矢向小学校では、令和2年度より、主体的に学ぶ子の育成を目指し、生活科・総合的な学習の時間の研究を行っています。

 

学校で研究?と思われるかもしれませんが、年間を通して重点的に取り組む内容を決め、学校全体で取り組んでいます。

 

研究会で合言葉になっているのが三本(本気、本物、本音)の矢です。以下のことを意識して職員は日々子どもの学びを見取っています。

 

第一の矢 本気

・課題設定が適切であるか検証する。

・課題が自分事として落とし込まれているか。・切実感のある問題であるか。

第二の矢 本物

・単元のきっかけや立ち上げ、問題をもつ場面、情報を収集する場面など本物と関わってい

るか検証する。

・〇〇のプロ、商店街やまちの問題、まちの人の声(インタビュー)、自分達で直接体験することで得られる情報など本物との出会いのタイミングを吟味する。

第三の矢 本音

自分の思いや考えをもち、課題に向かっているか検証する。

・矛盾点に気付く場面、自分達の思いと相手の思いの相違から考える場面の設定。

・「でもさ…」「じつは…」「ちょっと待って」という発言を言えるクラスの雰囲気づくり。

 

生活科や総合的な学習時間では、地域に出て実社会とかかわりながら学ばせていただいています。地域や保護者の皆様には、ご協力いただきありがとうございます。

今後も、保護者、地域、学校が協力し、子どもたちが安心して成長できるように、職員も本気で取り組んでいきます。