【きょうの献立】麦ごはん すまし汁 肉そぼろ 卵そぼろ 牛乳

 《 卵 》卵にはみなさんの体が成長するために必要なたんぱく質をはじめ、血を作るもとになるはたらきのある鉄など、私たちの体に必要な栄養素が含まれています。

 卵は昔は高価で、病気のときにしか食べることができないほど、貴重な食品でした。今日は、わりほぐした卵に砂糖を入れて、釜で炒って卵そぼろにしました。(「ぱくぱくだより」より)

 「いただきます」をして、ごはんと肉そぼろ・卵そぼろをまぜてそぼろごはんにしてから、スプーンで一口食べると、甘からい味が口いっぱいに広がりました。そぼろごはんは、子どもたちの大好物です。甘からくなった口に、すまし汁の汁がじんわりしみこみます。すまし汁の具は歯ごたえがあって、口の中がすっきりします。ごはんも肉そぼろも 卵そぼろも子どもたちは次々におかわりをしてどの食かんもすっからかんのからっぽになりました。

 肉のそぼろも卵のそぼろもぱらぱらにほぐれています。家庭で小さいフライパンでぱらぱらの卵そぼろを作るのは、かなり難しいです。学校ではたくさんの量を作るのですが、どんな工夫をしているのでしょうか。調理員さんに聞くと、菜ばしは使わず、あわたてきを使って手早く卵を炒りつけるのだそうです。こがさないように弱火から中火で力を入れて炒ります。ぱらぱらの卵そぼろは、調理員さんたちの工夫と努力があって出来上がるのです。調理員さんに感謝です。