今週、5年生の子どもたちと『種ウォッチング』の授業をしました。Ⓐハマヒルガオ・Ⓑヒマワリ・Ⓒインゲンマメ・Ⓓアサガオの4種類の名前を伏せて提示すると、「あっ、これはヒマワリだ。これは…。」と興味津々。何種類か推理してみると、ⒷとⒸは分かったものの、ⒶとⒹは色や形が似ていて判別が難しく、3種類か4種類のいずれかで意見が分かれました。見て比べるだけでは?を!にすることができず、どうしたらよいか意見を出し合いました。「育ててみればいい。」「重さを量ってみればいいかも。」「切って中の様子を観察すれば分かるかな。」等、どのクラスでも多くの考えが出されました。今日できることは何か話し合い、水に入れてみることに。Ⓐは浮き、Ⓓは沈む様子に驚いた様子。Ⓓはアサガオであることを伝えると、「Ⓐはヒルガオだ。」との声。そこで、Ⓐの写真を見せると「砂浜だ。海も写っている。ウミヒルガオかな。」と続きます。最終的には、ハマヒルガオという名前にたどり着きました。しかし、なぜハマヒルガオの種は水に浮くのかという新たな?が出てきたのです。グループの友達と話し合い、水流散布であることを突き止めることができました。「風で運ばれるタンポポは知っていたけど、まさか波に乗って種が運ばれ、子孫を残す方法があるとは知らなかった。すごい。」と、?が!に変わった瞬間でした。