特色ある教育活動

サイエンス イマージョン プログラム(対象1年次生全員)

 

英語による科学実験

 

 サイエンス イマージョン プログラムは英語とサイエンスという2つのキーを通して国際的コミュニケーション能力の育成を図ることを第一の目的とします。またサイエンスの第一線で活躍する若き海外の研究者たちの研究報告、体験談さらにディスカッションを通じて目標と夢を育てます。将来の研究発表、学会発表や共同研究になくてはならない英語運用能力を育てます。

 

講義と基礎実験・プレゼンテーション

 生徒はクラスごとに下記のトピックについて研究者から英語で説明を受け、それに関わる実験や作業を行います。3日目にはグループごとにプレゼンテーションを行います。

 1. 天文

    

 

 2. コンピューターサイエンス

    

 

 3. 振り子

    

 

 4. DNA

    

 

 5. pH

    

 

 6. 倫理

    

 

 表彰式

 プレゼンテーションを研究者の方々に審査していただき、優秀グループは閉会式にて発表し、表彰されます。

    

 

  

サイエンス イマ-ジョン プログラム Ⅱ (対象:2年次生希望者)

 

マレーシア海外研修に向けた英語ポスター発表研修

  

 サイエンス イマージョン プログラムⅡは、1年次で実施するサイエンスイマージョンプログラムⅠに続く2年次を対象とした英語集中研修プログラムです。10月に2年次全員が行くマレーシア海外研修での英語ポスター発表に向けて、英語ポスターの表記や発表原稿のブラッシュアップと、現地でのポスター発表における英語プレゼンテーション能力の向上を目的としています。

 令和元年度は9月23日(振休)に実施し、マレーシア海外研修時にプトラ大学で研究発表を行うことになっている代表生徒を中心とした20名の生徒が参加しました。

 

午前:英語ポスター、発表原稿のブラッシュアップ

 当日は東京大、東京工業大、横浜国立大学等の大学院で理数分野の研究を行っている外国人大学院生7名が講師として来校し、講師、生徒の自己紹介とアイスブレイキングから研修が始まりました。その後、講師1名に対して生徒2~3名という少人数グループに分かれ、午前中は事前に作成してきた英語ポスターや発表原稿について指導していただきました。

   

 

午後:プレゼンテーション練習、全体発表会

 午後は3名の大学院生に、それぞれの専門分野をトピックとしたモデルプレゼンテーションを行っていただきました。生徒たちはそれを参考にして、英語ポスター発表の練習を行いました。講師の先生からは各生徒の発表練習が終わるたびに、声の大きさや、ジェスチャー、アイコンタクト、英語表現などについて丁寧にアドバイスをしてもらい、最後にグループ合同で最終発表を行いました。すべてのプログラムが終了してから、生徒へ今日の感想を聞いたところ、海外で英語による研究発表をすることに自信がもてるようになったと全員が回答していました。